昨日に引き続き,ただいまから会議を開きます。 ――――****――――
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本日の議事日程を報告いたします。本日の議事日程は,お手元に印刷配付してあります議事日程第3号のとおりであります。 ――――****――――
これより日程に従い,本日の議事を進めます。 ――――****――――
〔飯塚双葉登壇,拍手〕
私は日本共産党を代表して,1995年第6回川崎市議会定例会に提案された諸議案並びに市政一般について質問いたします。 初めに,基地県神奈川と密接な関係にある沖縄の問題についてであります。沖縄での米兵による少女暴行事件は,沖縄県民だけでなく日本国民の怒りとして広がっています。沖縄県民は,太平洋戦争と沖縄戦争で一般住民を含む20万人余りのとうとい命と,かけがえのない文化遺産を失い,戦後は米軍の直接統治下に置かれ,銃剣とブルドーザーによる土地の強奪と基地建設が進められ,そこから派生するさまざまな苦難を押しつけられています。そして今沖縄は,この怒りを基地撤去と日米安保条約を問い直す問題として全国民の良心を揺さぶり,日本を揺るがしています。10月21日の沖縄県民総決起大会は8万5,000人が集まり,米軍犯罪の根絶,被害者への完全補償,日米地位協定の改定,弁軍基地の整理縮小の4項目が決められました。 そして11月4日の大田知事と村山首相の会談では,大田知事は日米地位協定の改定の10項目の要求と基地返還のアクションプログラムを示しました。この要求は沖縄県民だけでなく,第2の基地県である神奈川県民の要求でもあります。川崎市内でも,沖縄の怒りは私たちの怒りと10月31日には市民集会が開かれるなど,市民的な運動も広がっています。基地,安保問題でも,日米合同世論調査によれば,米軍は撤退すべきが44%に対し,すべきではないが31%でした。今,国民世論は米軍撤退,安保解消に向かい,大きく動き出しています。核兵器廃絶平和都市宣言を全国に先駆けて発信した川崎市の市長として,この沖縄県民の怒りと要求,女性と子供の人権と尊厳を,命と暮らしを守る大田知事の決意と行動に連帯し,支持することが大切なことと思います。市長の思いと決意を伺っておきます。 不況対策と予算編成方針についてです。長期化する深刻な不況のもとで,市民も中小業者も悲鳴を上げています。地方自治体の不況,景気対策としては,地元業者の仕事を創出し,そのことによる波及効果を顕在化させることが重要と思いますが,市内中小業者への発注状況の現状と評価,今後の対策について伺います。 WTO政府調達協定が来年1月1日に発効することになりますが,調達区分ごとの基準額以上については,外国企業の参入だけでなく国内の大企業の参入も否めず,川崎市がとってきたこれまでの市内中小企業への優先発注の原則の堅持が危うくなります。こうした事態を市長はどのように受けとめ対処されるか伺います。こうした事態であるからこそ,来年度の予算をどのように編成するかか問われています。公共料金の引き上げなど受益者負担強化で市民の懐を直撃し,消費購買力をこれ以上低下させないようにすべきですが,伺います。市民生活に密着した事業こそ地元中小業者を潤すという立場で,7万人サッカースタジアムを含めたイベント事業やFAZ事業など大規模事業を大胆に見直すことが求められていると考えますが,市長の見解を伺います。 来年度予算編成方針では,原則として新たな土地購入は凍結するとしながら,NKKの社有地や新鶴見操車場跡地の用地買収に膨大な予算を集中しています。当面急ぐ必要のないものは凍結し,北部市民病院や特別養護老人ホーム,市民館・図書館分館など市民が熱望してやまない施設用地の取得を積極的に進めるべきと思いますが,伺います。また経常的経費については,前年度当初予算額のマイナス10%としていますが,一律にカットすべきではなく,今年度大問題となった老人クラブの補助金などは対象外とすべきです。伺っておきます。 市民生活と学習を支援する施設の整備についてです。今回出された行財政システム改革の推進に向けた基本方針の中では,施設建設は慎重に対応すると書かれています。市民にとって不要不急なものについては,慎重に対応することは当然なことです。しかし市民生活に密着し,要望の強い施設建設をおくらせることは絶対行うべきではありません。しかも建設を約束し,市民が期待している施設については,おくれを生じさせることは許されることではありません。そこで,市民が歩いて行ける身近なところに文化学習活動,地域コミュニティーの拠点となる市民館・図書館分館の建設を進めることについてです。もう既に建設の条件が整い,予算がつけばスタートできる上平間地区市民館・図書館分館の建設についてです。何としても来年度建設に着手すべきと思いますが,決意を伺っておきます。幸区の日吉地区からも,建設の強い要望が出ています。宮前区野川,有馬地域への建設も求められています。他のブランクエリアについても,用地を確保して建設を進めるべきです。市民館・図書館分館の建設は重点課題として促進すべきと思いますが,伺っておきます。 女性センター建設についてです。女性センターの建設が言われて久しくなりますが,一向に具体的な動きが見られないことで,予定どおり建つのだろうかという心配の声まで上がっています。中期計画の中で言われている宮前区の用地解決のめどは今年度中に立つ見込みがあるのか,伺います。97年度着工ということにしても,建設に向けての特別な推進体制をとらなければ,具体的に進まないのではないでしょうか,伺います。いずれにせよ女性センター建設については全庁挙げて取り組むべきと思いますが,もう1つ熱意が伝わってきません。建設に向けての決意を局長に伺います。 地区スポーツセンター建設促進についてであります。7行政区全部に地区スポーツセンターを早くという市民の強い願いにこたえる計画には,いささかの変更もないと考えますが,市長と教育長の見解を,まず伺っておきます。未設置の宮前区と多摩区についてですが,第1次中期計画では94年から97年に,宮前区は造成基本設計,多摩区は用地選定となっていますが,これでは市民の強い願いにこたえるものではありません。両区も用地はそれぞれ確定しているわけですから,中期計画のローリングで促進が図られるのか伺います。 北部市民病院建設についてです。北部市民病院建設計画の1つの隘路となっている神奈川県保健医療計画の見直しについて,さきの議会で,県の基本方針として,川崎市を2つの医療圏に分けて,川崎北部については病床不足医療圏として増床可能な地域とすることに内部決定したとの情報があったことを指摘し,川崎市としても県の意向を至急確かめることを要請しておきましたが,その後の取り組みと状況を伺います。もう1つの課題である用地確保についてですが,取り組みと到達点,今後の見通しとスケジュールを示してください。 次に,市立病院の受付改善についてです。市立川崎病院の改築に向けて工事が進められております。市民の健康に対する関心も高まり,川崎病院の改築が急がれておりますが,現在の老朽化した施設のもとでも外来診療には患者が早朝から殺到し,受付の改善,待ち時間の短縮を求める声が強くあります。厳しい寒さの中で早朝5時ごろからの受付待ちは早急に解決しなければなりません。9月議会で外来診療予約制度の導入を提案してきました。待ち時間解消の院内検討委員会での検討内容,緩和策について伺います。最も患者数の多い内科外来での改善はどう進められますか。井田病院での自動再来受付機の導入による効果について伺います。川崎病院改築後の待ち時間対策についても伺っておきます。 市民の健康被害と大気汚染についてであります。川崎市医師会が調査をした93年度の気管支ぜんそく患者の実態調査では,総患者数は1万5,000人を超え,人口1,000人中の患者数は川崎区で14.2人,幸区が9.2人,多摩区では9.1人に上り,急増しております。年齢別患者数では,5歳から9歳までが3,049人と急増し,25歳から35歳の若い世代も今回は増加をし1,225人,55歳から65歳で1,425人と過去最悪の事態となっています。このような健康被害の実態を深刻に受けとめるべきと思いますが,伺います。なぜ川崎市民の健康が破壊されるのか,原因の追求や患者救済は緊急に求められていると思いますが,見解を伺います。市内いずれの地域においても5歳から9歳までの患者が多いのは,幼児期から学童期に移行する時期で,通学などで自動車排ガスの被害を受ける機会が多いためと言われ,安心して登下校もできません。川崎北部地区にも患者が急増していることは,自動車公害が広がっていると考えられます。このことについてどのようにお考えでしょうか,伺います。 1988年2月末日で国は,公害は終わったとして地域指定を解除して,患者認定を打ち切りました。その後もぜんそく患者がふえ続けている実態とともに,二酸化窒素の高い大都市では,ぜんそく発作や肺機能にも病状が重い傾向にあると,環境庁の調査でも示されております。市民の健康を守り,医療の保障を確立するために,国に向けて公害健康被害補償制度の再認定を求め,市独自のぜんそく患者医療費の助成制度の抜本的改善を行うべきと思いますが,市民の健康を守る決意を伺っておきます。 川崎南部における高濃度大気汚染の原因は,固定発生源をベースに加えて産業用大型ディーゼル車の集中にあり,これも産業公害であります。市環境政策審議会の答申も,ディーゼル車対策を最重点に具体化すべきと示していますが,伺っておきます。昨年の8月とことしの8月に田島測定所で16年ぶりに,二酸化硫黄が,短期的評価ではあるが,環境基準を超えました。企業側がこれまで,公害はなくなったと宣伝してきた二酸化硫黄の悪化は重大であります。どのような条件や背景で発生したのか原因の調査追求をすべきですが,どう対応されましたか伺います。今後基準値を超えることのないように措置すべきですが,伺っておきます。 次に,防災,震災対策についてであります。地震は防げなくとも震災は防ぐことができるという視点で,市民の命と安全を守り,震災に強い町をつくることが急がれています。とりわけ今,南関東地震など大地震がいつ起きても不思議ではないというのが常識となっています。その点で実態に合った緊急な消防予算は,その性質の上からも,5ヵ年,10ヵ年など先送りして執行されるものではありません。しかし今年度の補正予算を含む防災関連予算やその執行状況を見てみますと,直接消防強化にかかわる関連予算は8億3,000万円となっており,極めて低い水準にとどまりました。災害対策の上で最大のおくれとなっているのは,消防力整備にかかわる分野です。これは消防の国の補助金の枠内での事業にとどまっていることであり,災害時に本当に必要とされる消防力の整備にならないことを意味しています。この点で見解を伺います。 防災関連予算のうち,市内の各学校を地域防災避難所として具体的に整備が進むことは評価できます。問題は耐震防火水槽です。市みずからが認定している消火困難地域61地域への耐震防火水槽の設置は,最も緊急を要する課題です。一気に整備すべきですが伺います。あわせて,川崎市が必要とされる消防職員の増員を初め消防力を拡充整備すべきです。予算措置を含め抜本的な対応が必要と思いますが,市長の決意を伺います。 震災対策における救援の進め方についてです。阪神・淡路大震災が起きて10ヵ月がたちました。地元住民の願いのもとに,私たちも一日も早い復興を願うものです。神戸では産業基盤の復旧はいち早く進められていますが,多くの被災者は住みなれた地域からはるか遠くて狭い仮設住宅で,買い物,通院,通勤,通学など,ままならない不便な生活を強いられています。さらに全国一高い失業率と日ごとにふえ続ける無収入失業者,営業再開の見通しが全くたたない中小零細業者,申請してもなかなか認められない生活保護,生活環境の激変と貧困な福祉の狭間で1,000人とも言われる震災関連死亡,さらにはだれにもみとられることのない悲惨な孤独死,前途に絶望した自殺者,下請労働者の災害死亡,交通事故などが続発しているとのことです。 全国からの義援金,見舞金合わせてわずか数10万円,それに復興基金のわずかな利子補給しかなく,これでは被災者の自立生活再建は不可能とのことです。こうした被災住民の悲惨な事態を川崎市としても他山の石とし教訓的に学び取り,対策を講ずる必要があります。震災後は市民に直接接する区役所の民生,衛生,建築にかかわる部署に仕事が集中して対応仕切れず,パニックになっているとのことであります。万一震災が発生した場合,本市は実際どのような体制で対応できるのか伺います。とりわけ市民生活に直結し,その中心的役割を果たすべき民生局の対応は独自に調査研究すべきと思いますが,伺います。その上で救援活動の基本に市民生活の保護,援助を原点に据え,そのあり方を急ぎ検討しマニュアル化すべきと思いますが,伺います。 次に,ごみ問題についてです。生ごみの毎日無料収集は,市民多数の切実な要求です。このことは毎年の市民意識調査で,現在の生ごみ毎日無料収集を6割以上の市民が評価していることにも示されています。総務局の住宅統計結果では,市内の共同住宅率は7割で,東京に並んで全国第1位,1住宅当たりの広さは13大都市の中で一番狭い状況です。住宅内にごみ保管スペースがないことから,衛生上も切実な住民の要求になっていると言えます。生ごみ収集日を週1回削減する資源物収集の日のモデル実施を6地域,約2万4,000世帯を対象に準備していますが,これに必要な人員,車両台数,収集した資源物の保管場所,収集処理経費,再資源化の見通しを伺います。またモデル実施に際しては,その地域住民との合意が前提であると思いますが,対応を伺います。 資源リサイクル社会の構築についてです。他都市に見るように,分別収集が行われても,集めた資源物を埋立処分するのでは,資源循環型社会とは言えません。リサイクルシステムの構築と市民の不断の努力による分別収集の促進を同時に並行的に推進してこそ,本当のリサイクル社会であり,単に分別収集の回数や,燃える,燃えないなどの分別方法などで資源リサイクルの進み方を図るべきではないと考えます。その点,回収した資源ごみの再資源化率で他政令市と比較した場合,本市は市当局と市民の努力もあって,むしろ先進的側面があるのではと考えますが伺っておきます。本市で再資源化,再生化できるリサイクルシステムを全市的に確立する上で解決しなければならない課題は何か伺います。 事業系一般廃棄物の減量対策についてです。90年以降,市民の一般ごみが減量を続けている一方,大手事業所の廃棄物は増量傾向が続いています。この大手事業所への減量対策こそ最優先で具体化強化すべきと考えますが,伺います。また事業系対策として,日量排出10キログラム以下の中小商店や零細業者からの手数料徴収を導入することは,減量対策の真の課題のすりかえであり,進めるべきではありません。見解を伺います。 臨海部イベント事業計画の見直しについてであります。2000年に開催予定の臨海部イベント事業は,その中核施設として7万人サッカー場の建設が計画されておりますが,バブル経済が崩壊した今日,東京都に学んでイベント事業を見直し,その資金を市民要望の強い福祉や教育,防災対策に使うべきと思いますが,伺います。先日行われたヴェルディ川崎の後期優勝決定戦でも,定員2万5,000人の等々力競技場に1万6,000人余りの観客でした。なのになぜ今7万人サッカー場なのかとの疑問の声が大きくなっています。この施設の建設計画と必要な資金について,年度別にお答えください。計画場所への交通アクセスの不備がネックになっておりますが,観客の輸送計画を具体的に伺います。あわせて,大規模サッカー場でなく地域の子供たちが身近な場所で自由に使えるサッカー場をたくさんつくることが今必要だと思います。大規模サッカー場の必要性について,市民アンケートを行うなど市民本位に計画を見直すべきと思いますが,伺っておきます。 川崎FAZ計画についてであります。我が党はこれまで一貫して,この事業は地方自治法の第2条で規定している基礎自治体が行うべき仕事から逸脱し,市民の暮らしに大きな不安と影響を与える事業であること,またこのような事業に市民の税金を使うべきでないと,凍結,見直しを主張してきました。市はどんどん計画を推進し,市民の不安がますます大きくなってきておりますが,この事業が赤字になった場合,そのリスクはどこが責任を持つのか伺います。第1期計画では食糧品を年間40万トン扱う計画とされております。これは南北中央卸売市場で取り扱う1.7倍となりますが,どんな影響が出ると考えているのか。また市場関係者に説明会が行われたとのことですが,どんな意見,要望が出され,どのように対応するか伺います。 市内商店会の年間小売業の2.5倍に当たるFAZ事業は,既存の業者の営業を脅かす上に,新規参入の大型スーパーを支援するものであります。商店会の売り上げにどのような影響を与えると考えているか伺います。先日,食糧棟のテナント募集が行われましたが,応募者の業務内容,取扱量,特徴について伺います。また商店会や町場の建設業者の皆さんへの説明会をどのように計画しているか伺います。あわせて,助役を先頭に世界各国をポートセールスに回っておられるようですが,どこへ行って,どんな成果があったのか伺います。輸入食品の検査規定が,食品衛生法の改悪によって,現在の安全基準を国際基準に統一する規制緩和が行われていますが,川崎FAZが輸入する食品の安全はどのように保障されるか,伺っておきます。 次に,川崎市中高層建築物の建築に係る紛争の予防及び調整に関する条例の制定についてです。市民生活の平穏を維持する上で,今日まで慣行としている工事公害等の防止を趣旨とする事業者と関係住民との協定の締結は,従来どおり行政として積極的に推奨し,助力すべきと思いますが,伺います。さらに,条例案が規定している近隣住民,周辺住民以外の関係住民の生活の平穏を維持するための方策をどのように考えているか伺います。またテレビ電波受信障害対策として,共同受信設備の設置の規定がありますが,設備のメンテナンスの保障を将来にわたって確保すべきと思いますが,伺います。第10条については,市長に建築主が報告した内容を関係住民に開示してコンセンサスを得られるようすべきですが,伺います。市長が,あっせんのため紛争当事者双方の出席を求めるとき並びに調停委員会小委員会が調停のため紛争当事者に小委員会に出席を求める場合は,近隣住民,周辺住民が出席しやすい時間帯の設定をすべきですが,伺います。 次に,都市計画法の改正による川崎市の新用途地域についてです。同案については市民の間で強い関心を集めていますが,中でも新案による第1種,第2種低層住宅専用地域における敷地面積の最低限度設定については,将来の敷地利用や相続での敷地分割等さまざまな不安が広がっています。また戸建て住宅を望む市民にとって,今の高い宅地はとても手が出ないなど,125平方メートルでも川崎の市民,勤労者の感覚からは,決して狭くはないと言わざるを得ないのが実情です。都市計画で一律に決めなくても,現行法規の運用で十分住環境を維持,改善する手法はあるわけですから,行政が画一的に市民の権利制限にもつながる基準設定はすべきではありません。敷地の最低限度設定については撤回すべきと思いますが,伺います。答弁は結構です。 最後に,川崎市生活文化会館条例についてです。運営委員会が設置されていますが,その構成と人員について伺います。生活文化会館は以前より技能会館として期待があったものですが,技能職団体への配慮はどのようにされるでしょうか。技連協研修室及び技連協交流室の利用については無料と思いますが,利用基準について伺います。有料施設を利用する場合,申込日及び使用料についての配慮を伺います。夜間の利用時間について10時までとなっていますが,その理由について伺っておきます。答弁は結構です。 以上で質問を終わります。(拍手)
市長。 〔市長 髙橋 清登壇〕
それでは私から,ただいまの共産党を代表されました飯塚議員のご質問にお答え申し上げます。 最初に,沖縄県で起きた事件についてのお尋ねでございます。去る9月の初めに沖縄県で起きた米兵による少女暴行事件は,人間の尊厳を踏みにじる許せない行為であり,深い憤りを覚えるものでございます。戦後50年の今,冷戦後の安保体制をめぐって新たな合意と健全な信頼関係の確立に向け,我が国は毅然たる姿勢で臨むことが重要であると考えております。この事件をきっかけとして,国内各地で基地がもたらす被害に対して,自治体や市民の抗議の声も大きくなってきております。数多くの米軍基地を抱える神奈川にあっても,軍用機の離着陸訓練による騒音や生活不安など周辺住民にもたらす影響も大きく,沖縄の問題は決して人ごとではございません。本土復帰から23年もたった今なお,基地のある暮らしを余儀なくされている沖縄県民の皆様の心情を思い,一日も早い地位協定の見直しや米軍基地の整理縮小の実現に向けて強く訴えてまいりたいと存じます。 次に,WTO政府調達協定についてのお尋ねでございますが,この協定は世界貿易の健全な発展を図るための国際協定として締結されたものであり,加盟各国間の内国民待遇及び無差別原則が最大の目的であると認識しております。本市といたしましても,この取り扱いにつきましては適正に対応し,新たな国際競争の時代に備えてまいりたいと考えております。なお,協定の実施に関しましては,できる限り市内業者への配慮をしてまいりたいと考えております。 次に,大規模事業の見直しについてのお尋ねでございますけれども,経済の低成長時代が到来し,財政構造が変化する大変厳しい環境下にございますので,こうした時代状況にふさわしい施設のあり方や事業の優先順位などを考えていかなければならないと思います。こうした視点を含めまして,現在平成8年度予算編成と並行して第1次中期計画のローリングを行っているところでございますので,その中で十分検討してまいりたいと思います。 次に,消防力の拡充整備についてのお尋ねでございますけれども,地震対策など大規模災害に備えた行政対応力の強化につきましては,地方行政全体の問題として取り組んでおりますが,ご承知のような大変厳しい財政事情のもとで,より効率的な整備目標を立てまして,優先すべきものあるいは段階的に整備せざるを得ないものなど,総合的な見地から努力を重ねているところでございます。特に防災対応の根幹を成す消防力につきましても,さきの大震災における貴重な教訓をもとに消防水利の確保や機動力の強化等を重点に,整備のテンポを早めるべきものと考えております。したがいまして,当面は現有職員の発動能力を存分に発揮できるような体制づくりに全力を挙げるなど常備消防の総合力を一層強化しながら,さらには消防団や自主防災組織など市民団体による組織的な活動体制の育成拡充にも力点を注ぎまして,地域一体的な総合力をもって対処することが最も重要なことであろうと考えております。以上です。
教育長。 〔教育長 小机 實登壇〕
教育委員会関係のご質問にお答え申し上げます。 初めに,市民館・図書館分館の建設についてのご質問でございますが,中原区の分館建設につきましては,関係局とも協議しながら建設に向けて努力してきたところでございますが,昨今の厳しい財政状況の中では教育委員会といたしましては,分館整備計画はもちろんのこと,学校教育施設などを含めまして,教育施設計画の全体的な見直しをせざるを得ない状況にございます。分館計画につきましては,地域に密着した施設として,これまで重点施策の1つとして取り組んでまいりましたので,今後学校施設の有効活用を含めまして全市的な観点からコミュニティ施設のあり方についての調査を改めて行い,2010プラン中期計画の中で施設整備計画を策定してまいりたいと考えているところでございます。 次に,地区スポーツセンターについてのご質問でございますが,地区スポーツセンターにつきましては,川崎新時代2010プラン第1次中期計画に基づき,生涯スポーツの拠点として地域のスポーツ活動や健康体力づくりを推進するため,各区に1館の建設計画を進めているところでございます。地区スポーツセンターは市民館・図書館と並んで各区における基本的な社会教育施設の1つとして考えておりますので,今後とも各区1館の建設計画実現に向け努力してまいりたいと存じます。また未設置の宮前区と多摩区につきましても,できる限り早い時期に建設できるよう鋭意努力してまいりたいと考えております。以上でございます。
企画財政局長。 〔企画財政局長 小川澄夫登壇〕
企画財政局関係のご質問にお答え申し上げます。 初めに,市内中小企業者への発注状況に関するご質問でございますが,市が発注する工事等につきましては,従来から市内中小企業者に優先的に発注することを基本的施策としており,このために可能な限りの分離分割発注を推進するなど,地元業者の発注機会の拡大に努めております。平成6年度の発注状況につきましては,件数の87.4%,金額の52.1%が市内中小企業者へ発注されております。なお工事につきましては,発注件数の87.2%,金額の55%が市内中小企業者への発注となっております。今後につきましては,WTO政府調達協定の発効及び景気の回復が不透明な状況にありますが,市内中小企業者の受注機会の一層の拡大に努めてまいります。 次に,施設用地の取得についてのご質問でございますが,予算編成方針では,まず未利用市有地の活用や先行取得済みの用地を優先し,原則として新規の土地購入を凍結することとしております。しかしながら,現在継続している事業を推進するための用地や時宜,目的にかなったものにつきましては,財源の捻出や将来負担など財政状況全体の中で判断してまいりたいと考えているところでございます。ご指摘の施設用地の取得につきましても,その必要性等を十分検討し,対応してまいりたいと存じます。 次に,補助助成金についてのご質問でございますが,平成8年度の予算編成に当たりましては,一段と深刻さを増しております本市の財政状況から,引き続き経常的経費の節減を行うこととしております。補助助成金につきましても,制度発足以降の状況変化等を踏まえ,その目的,内容,効果等の再検討を行うなど一定の見直しも必要と考えております。ご指摘の点も含めまして,予算編成の中で十分検討してまいりたいと存じます。 次に,臨海部イベント事業についての幾つかのご質問でございますが,初めにイベント事業の見直しについてでございますが,当事業につきましては,浮島町地先埋立地をスポーツ文化の創造発信拠点として,また市民が楽しみ憩える親水拠点,市民に開かれた空間として整備するものでございまして,市のイメージアップに貢献し,多くの市民の期待にこたえるものと考えております。 次に,サッカースタジアムの建設計画と必要な資金についてでございますが,サッカースタジアムなどの建設につきましては,本市が中心となって設立する第三セクターが行う予定でおりまして,その建設費や第三セクターの資本金及び各種借入金等によって賄うような計画となっております。また建設計画と必要な資金につきましては,現在鋭意検討中でございますので,いましばらくのお時間をいただきたいと存じます。 次に,観客の輸送計画についてございますが,浮島地区の大規模サッカー場への輸送計画につきましては,一般国道409号及び首都高速湾岸線並びに現在事業を進めております東京湾横断道路及び高速川崎縦貫線を利用したシャトルバス,貸し切りバス,自家用車等による道路系と鉄軌道系を利用した輸送を計画しております。 最後に,市民本位に計画を見直すべきとのご指摘でございますが,臨海部イベント事業につきましては,市民代表の方々も参加して策定した川崎臨海部イベント基本構想に基づき計画を進めているものでございます。また平成5年9月の市議会におきまして,約6万7,000名の署名によるサッカースタジアム建設の早期実現に関する請願が全会一致で採択されるなど,基本的なご理解をいただいているものと考えております。 いずれにいたしましても,本事業の推進に当たりましては,あらゆる機会をとらえまして市民の方々のご理解とご協力を得ながら進めてまいりたいと考えております。以上でございます。
市民局長。 〔市民局長 森山定雄登壇〕
市民局関係のご質問にお答え申し上げます。 仮称女性センターの宮前区内の用地取得の見通しと建設に向けた推進体制についてのご質問でございますが,用地取得の見通しでございますが,建設候補地の各地権者を訪問し,ご協力が得られるよう鋭意折衝を進めてまいりましたが,現状では極めて困難な状況でございます。早期設置の強い要望もございますので,既存施設や民間ビルの利用も含めて検討し,計画どおりの推進に向け努力してまいりたいと思います。なお,川崎の男女共同参画社会の形成に向けての諸事業,男女平等にかかわる自主的な活動の拠点となる女性センターの設立の必要性は私ども十分認識しているところでございまして,引き続き努力をしてまいる所存でございます。 次に,生活文化会館についての幾つかのご質問でございます。初めに,運営委員会の構成と人数につきましては,川崎市技能職団体連絡協議会,学識経験者,市民代表及び市職員による11名程度を考えているところでございます。 次に,技能職団体の利用につきましては,技連協研修室,技連協交流室を設置し,技能職団体が優先して利用できるよう配慮しております。なお,その利用方法につきましては,川崎市技能職団体連絡協で検討していただくよう考えているところでございます。また技連協及び技連協各団体が有料施設を利用する場合につきましては,一般利用とは別に,申込日,使用料に関する一定の基準を設けまして,優遇措置を検討してまいりたいと存じます。以上でございます。
経済局長。 〔経済局長 玉井 環登壇〕
経済局関係のご質問にお答え申し上げます。 FAZ事業の説明会についてのご質問でございますが,去る10月19日に中央卸売市場南部市場で市場関係者に港湾局,かわさきファズ株式会社,経済局の関係職員が出席し,FAZ事業及びかわさきファズ株式会社の概要についてご説明をしたところでございます。説明会では,FAZ事業と南部市場とのかかわり,FAZ事業の情報を提供することなどについて質疑応答がございましたが,説明事項につきましてはご理解いただけたものと認識しております。なお,経済局所管にかかわる部分につきましては,12月の早い時期に再度説明会を予定しているところでございます。以上でございます。
環境保全局長。 〔環境保全局長 米塚正治登壇〕
環境保全局関係のご質問にお答え申し上げます。 初めに,ディーゼル車からの排出ガス対策についてのご質問でございますが,ディーゼル車の排出ガス対策といたしましては,車1台1台からの排出ガスを少なくすることが重要でありますので,中央公害対策審議会の答申に基づく長期規制の早期実施について,大都市と連携して国へ強く要請しているところでございます。また都市部の交通環境対策といたしましては,物流合理化を推進して走行量の抑制を図ることや交差点改良,走行状況に応じた信号制御の高度化による交通渋滞の解消などをきめ細かく進めることが重要であると考えております。今後ともこのような施策の充実に向けて一層の努力をしてまいりたいと存じます。 次に,二酸化硫黄濃度が短期的評価で基準を超過したことについてのご質問でございますが,工場,事業所等における二酸化硫黄の排出量につきましては,大幅な削減がなされ,環境濃度も低濃度を維持しており,長期的評価では環境基準をクリアしております。しかしながら田島測定所におきまして,平成6年8月17日午前10時に,1時間値の濃度が0.115ppmを記録し,また7年の8月4日の午前10時に0.139ppm,11時に0.184ppmの濃度がそれぞれ記録されましたので,直ちに周辺工場における二酸化硫黄の排出状況について立入調査を行いました。その結果,各工場とも通常の排出状況であり,また各工場内の装置等についても特に異常は認められませんでした。したがいまして田島測定所における高濃度の原因の特定には至っておりませんが,今後とも原因究明に努めてまいります。以上でございます。
衛生局長。 〔衛生局長 齋藤良夫登壇〕
衛生局関係のご質問にお答え申し上げます。 北部地域医療施設についてのご質問でございますが,まず医療圏の分割に対するその後の県への取り組みと状況についてでございますが,神奈川県保健医療計画における二次医療圏の見直しは,現在神奈川県保健医療計画推進会議におきまして審議が継続中であり,種々議論が交わされている段階でございまして,正式な結論には至っておらない状況でございます。 次に,用地についてでございますが,設置場所,運営形態等につきまして,平成9年度中に予定されている北部地域医療施設整備構想策定委員会からの最終答申をいただいた後に調査検討してまいりますので,ご理解を賜りたいと存じます。 次に,川崎病院における待ち時間解消の検討内容,緩和策についてのご質問でございますが,川崎病院では本年7月から外来時間予約制検討委員会を設けまして,内科部長を中心に検討しているところでございます。具体的な検討内容といたしましては,予約時間帯における患者人数の設定をどうするか,予約外患者をどのように取り込むか,カルテの抽出,搬送方法等の問題について協議してまいりました。また待ち時間短縮の緩和策の1つといたしまして,内科外来において本年10月より,診療室を4室から5室にふやし,特に外来患者の多い月曜日と金曜日は再来患者診察医師を従来の4名から5名の体制としたことにより,待ち時間の緩和に役立っているところでございます。さらに来年4月を目途に,長い待ち時間の実態を大幅に解消するため,およそ30分単位の時間予約制をとりあえず努力目標に据えまして,その状況を見て円滑に運営できれば,本格実施につなげてまいりたいと考えております。 次に,井田病院での自動再来受付機の導入効果についてのご質問でございますが,井田病院では本年10月から自動再来受付機を導入いたしましたが,これによりまして受付票に順番が表示され,自分の診察の順番とおおむねの受診時間がわかるシステムとなりました。それによりまして待ち時間中のいら立ちの解消が図られ,患者さんには大変好評を得ているところでございます。また外来受診に必要な診療表が自動打ち出しとなるためカルテの準備がスムーズに行われるなど,導入による効果があらわれております。 次に,川崎病院改築後の待ち時間対策についてのご質問でございますが,改築後の患者サービス向上の一環といたしまして,待ち時間対策を掲げておりますが,1つ目は,原則的にすべての診療科で時間予約制を採用することとしております。これにより,早い診察順番をとるために早朝から来院されることは解消されるものと考えております。2つ目といたしましては,オーダリングシステムの導入により,外来診察中に医師みずからが処方や検査,レントゲン等のオーダーをコンピュータに入力するため,オーダーを受けた部門はその時点から業務を進めることができるようになります。この結果,例えば薬剤科では患者さんが薬渡しの窓口に来られたときには既に薬はでき上がっているなど,待ち時間短縮に大きな効果を発揮するものと考えております。 次に,気管支ぜんそく患者実態調査についての幾つかのご質問でございますが,この調査は昭和44年以来継続的に川崎市医師会に委託しているもので,このたびの結果は平成5年10月,川崎市医師会に所属する317医療機関に受療した気管支ぜんそくの患者数を区別,年齢階層別,人口1,000人対比などに取りまとめたものでございます。気管支ぜんそくの発症や発作のメカニズムについての調査研究によりますと,誘因につきましては,一般に工場や自動車などによる大気汚染物質を初めハウスダストやダニなどの住環境や食物に対するアレルギー,ストレス,さらには呼吸器感染など多種にわたっていると言われております。 このため本市におきましては,平成4年度から3ヵ年間にわたって実施してまいりました道路沿道における健康影響調査を本年度から取りまとめております。また住環境に関する指導,食物アレルギーに関するアンケート調査なども実施しております。また現在,国が実施しております健康影響調査及び環境保健サーベイランスシステムなど,健康状態と大気汚染の関係ついての調査研究を推進するよう働きかけてまいります。ぜんそく患者に対する救済といたしましては,川崎市小児ぜん息患者医療費支給条例及びぜん息等四疾病患者医療費助成要綱に基づく医療費の助成並びに水泳教室,アレルギー相談事業,ぜんそく予防の講演会などを実施するとともに,新たに地域的に健康相談や健康診査を行い,環境保健事業の充実に努めてまいります。 次に,公害健康被害の補償等に関する法律に基づく地域の指定を国に要望すべきとのご質問でございますが,昭和63年3月,第1種地域の指定地域の解除は,昭和61年10月の中央公害対策審議会の答申に基づいておりますが,この答申では二酸化窒素や浮遊粒子状物質を含めた総体としての昭和50年代後半以降の大気汚染は,ぜんそく等の主たる原因とは言えないし,指定地域をすべて解除することが相当としております。国は現在も,この答申の考え方及びこれを踏まえた地域指定解除の判断は妥当なものと考えており,また最近の大気汚染の状況は答申に述べられた状況と基本的に変わりなく,道路沿道も含め再指定の必要はないと考えております。しかしながら,本市では国に対して公害補償地域連絡協議会などを通じまして調査研究の推進と合わせた各種調査を実施し,その結果を踏まえ,必要に応じて適切な措置を講じるよう要望しております。 最後に,市独自のぜん息患者医療費助成制度についてのご質問でございますが,本市では国が地域指定を解除した昭和63年2月末時点において,市独自の救済施策として,ぜんそく患者に対し3ヵ年間の時限的制度として医療費の一部の助成を行い,健康の回復及び福祉の増進を図るとともに,ぜん息等四疾病対策の調査研究を実施しているところでございます。こうした中で,昨年制度の更新を図ってきたところでございます。この事業の申請や受診状況,患者数の推移,さらには病状及び診療内容等を勘案し,ぜん息等四疾病調査研究委員会などの意見を踏まえながら制度の運営に努めてまいります。以上でございます。
生活環境局長。 〔生活環境局長 中西正義登壇〕
生活環境局関係のご質問にお答え申し上げます。 初めに,資源物収集の日のモデル実施に必要な車両,人員等についてのご質問でございますが,資源物収集の日のモデル地区は各生活環境事業所ごとに設定いたしますが,全市で必要な車両,人員でございますが,車両につきましては当該地区の普通ごみを収集しておりますごみ収集車12車,これらの車両は空き缶及び雑金属類を収集いたします。それと空き瓶収集車6車の合計18車と,それに伴います人員54人を予定しております。 次に,資源物の保管場所についてでございますが,大師,田島,川崎,中原の各生活環境事業所は,空き缶は堤根空き缶処理施設で保管し,空き瓶につきましては,当面市内業者のカレットセンターへ搬入いたします。また宮前及び多摩生活環境事業所につきましては,空き缶,空き瓶とも王禅寺処理施設に搬入し,保管する計画でございます。なお,雑金属類につきましては,現行2ヵ所の粗大ごみ処理施設で対応する計画でございます。 次に,収集処理経費でございますが,モデル実施は現有の施設,機材等を活用して実施いたしますので,経費増は見込んでおりません。 次に,資源化の見通しでございますが,収集しました資源物につきましては,選別,圧縮等の処理を行い,川崎市資源リサイクル協同組合やカレットセンターを通じ再資源化を図ってまいります。 次に,モデル実施時の地域住民との合意についてのご質問でございますが,モデル実施に際しましては,該当する町内会,自治会に十分趣旨をご説明し,理解を求めるとともに,地域住民の方々に直接ご説明するなど,きめ細かく対応してまいりたいと考えております。 次に,回収した資源ごみの再資源化率の比較等についてのご質問でございますが,分別収集につきましては,各都市ともそれぞれの状況に応じ取り組みを進めているところでございますが,本市では埋立地の確保が困難なことから,焼却に適さない廃棄物として,まず空き缶から取り組みを開始し,その後乾電池や空き瓶へと拡大を図ってまいりました。分別収集したものにつきましては,すべて資源化を図っているところでございますが,分別収集を一層徹底するためには,収集体制の整備とともにリサイクルセンターなど資源化施設の整備を図る必要がございますので,今後も努力してまいります。 次に,リサイクルシステムを全市的に確立する上で解決すべき課題についてのご質問でございますが,ただいまご答弁申し上げましたが,分別収集いたしました資源物を処理するリサイクルセンターなどの資源化施設の整備が重要な課題であると考えております。このほど容器包装リサイクル法が制定されたこともございますので,この点からも施設の整備が必要と考えております。あわせまして,市民や事業者の方々の分別排出に対する一層のご理解,ご協力も必要でございますので,広報活動も重要な課題と考えております。 次に,事業系一般廃棄物の減量対策についてのご質問でございますが,事業系一般廃棄物の全体量につきましては依然として増加の傾向にございますので,排出日量100キログラム以上の多量排出事業者につきまして,現在大手事業所も含めまして407事業所がございますが,廃棄物の減量等計画書の提出と廃棄物管理責任者の選任を義務づけ,廃棄物の減量化,資源化に対する積極的な取り組みと責任体制の明確化を図るとともに,資源化物の再利用,再生利用の観点から立入調査,指導を実施しているところでございます。さらに排出日量50キログラム以上の準多量排出事業者に対しましても,多量排出事業者に準じた立入調査を実施しております。また自己搬入業者に対しまして,搬入の際再資源化可能な内容物をチェックするなど減量化,再資源化等の指導を強化しております。今後も引き続き事業者処理責任の徹底を図るとともに,減量化,リサイクルの促進に向けたきめ細かな指導に努めてまいりたいと考えております。 最後に,零細事業者等からのごみ手数料徴収についてのご質問でございますが,事業系ごみの手数料につきましては事業者処理責任の徹底,公平性の確保,さらにはごみの排出抑制,再利用,再資源化等を促進する減量化施策の1つの手法として,見直しが必要であるとの提案が廃棄物対策審議会からなされたところでございます。現在の手数料は改定後既に3年を経過しておりますので,見直しの時期にあろうかと考えておりますが,今後近隣都市の状況等も勘案しながら,廃棄物対策審議会に改めて諮問することも含め慎重に検討してまいりたいと考えてございます。以上でございます。
民生局長。 〔民生局長 齊木敏雄登壇〕
民生局関係のご質問にお答え申し上げます。 震災時における民生局の対応等についてのご質問でございますが,震災の発生後,被災された方々を速やかに保護し,援護を実施していくことは,大変重要な課題でございます。現在,本市におきましては,阪神・淡路大震災の教訓を踏まえて,激甚災害に対応する地域防災計画を策定中で,先日第1次素案をまとめ,さらに実効性の高い計画を検討していくことになっております。民生局におきましても,直下型地震対策検討委員会を設置いたしまして,第1次素案の中でも触れておりますように,災害の発生に備え,行政と地域が一体となった避難救助活動を基本として,心身に障害を有する方々や体力的に衰えのある高齢者など,いわゆる被災時に社会的に弱い立場にある方々が速やかに安全な場所に避難できるよう福祉施設の活用やボランティアの受け入れ,また町内会や自治会など自主防災組織との連携あるいは備蓄用品や必要物資の確保など,被災弱者を対象とした対策の確立につきまして調査検討をしているところでございます。ご質問の市民生活に直結した援護活動といたしましては,本市の災害対策本部との連携はもとより,救護物資の配送や生活福祉資金の交付,また義援金の配分,罹災証明の発行,さらには被災者の生活相談などさまざまなことが考えられます。こうした活動を実施していく上で,被災された方々の自立支援に向けて,いち早く的確な対応が図れるよう,その手段や方法について関係部局との調整を行い,ご指摘の市民生活の保護に重点を置いた救助活動についてのマニュアル作成を含め,地域防災計画に反映してまいりたいと存じます。以上でございます。
土木局長。 〔土木局長 渡瀬正則登壇〕
土木局関係のご質問にお答えをいたします。 震災発生時における職員の体制についてのご質問でございますが,さきの阪神・淡路大震災を教訓といたしまして,現在直近動員を中心とした職員の動員体制の確立を進めているところでございます。この動員体制は,市内在住職員を直近の市立小学校,中学校,高等学校の避難所へ参集させるとともに,各区役所及び防災活動の中心となる事業所へも重点的に職員を配置するもので,住民等への対応に支障を及ぼさないように配慮しております。以上でございます。
建築局長。 〔建築局長 石渡隆太郎登壇〕
建築局関係のご質問にお答えいたします。 川崎市中高層建築物の建築に係る紛争の予防及び調整に関する条例についての幾つかのご質問でございますが,初めに関係住民との協定の締結についてでございますが,本条例におきましては建築主に対しまして第9条で,中高層建築物の建築に係る計画及び工事の概要等の近隣関係住民への説明を義務づけておりまして,規則の中で,工事の安全対策についての説明を行うことを定めてまいることとしております。さらに第5条の建築主等の責務といたしまして,建築主等は,紛争を未然に防止するため,中高層建築物の計画及び工事の実施に当たっては,近隣関係住民の日常生活に及ぼす影響に十分配慮するとともに,良好な近隣関係を損なわないよう努めなければならないことを義務づけております。したがいまして建築主と近隣関係住民との間で協定の締結の気運が生まれれば,協定の内容等について相談に応じてまいりたいと考えております。 次に,住民の生活の平穏の維持についてでございますが,本条例では敷地の全部または一部が当該中高層建築物の敷地境界線から水平距離で当該中高層建築物の高さの2倍の範囲内を周辺住民の範囲としておりまして,具体的には建築物の高さが20メートルの場合,敷地境界線から四方に40メートルの広い範囲が周辺住民の範囲となります。したがいまして日照,通風,採光の阻害,工事騒音及び振動等の影響につきましては,この範囲内で十分対応できるものと考えております。 次に,テレビ電波受信障害対策による共同受信設備のメンテナンスについてでございますが,費用負担のあり方につきましては,基本的には受信障害発生の原因となっている建築物の建築主の責任と負担で維持管理を行うことが考えられますが,共同受信設備を設置した場合,受信者は家庭用アンテナの更改費等テレビ放送の受信に通常必要とする経費の支出を要しないこととなるため,この経費に相当する額は受信者が負担することが適当であるとの通達が郵政省から出されております。 次に,報告書の内容の開示についてでございますが,この条例で扱われる報告書等につきましては,個人のプライバシー等の関係もございますので,川崎市情報公開条例及び川崎市個人情報保護条例にのっとって対応してまいりたいと考えております。 次に,あっせんや調停の時間帯についてでございますが,原則的には勤務時間内に対応することで考えておりますが,今後の運用の中で検討してまいりたいと存じます。以上でございます。
港湾局長。 〔港湾局長 池田陽介登壇〕
港湾局関係のご質問にお答え申し上げます。 初めに,FAZ計画でリスクを負った場合の責任の所在についてのご質問でございますが,川崎市といたしましては,本市の行政施策をより一層効率的に運用するため,かわさきファズ株式会社に出資したものでございます。こうしたことから,同社がリスクを負った場合には,本市が出資した範囲内で責任を負うことになります。しかしながら,かわさきファズ株式会社がそのような事態にならぬよう,筆頭株主の責務として同社の経営を指導監督してまいります。 次に,輸入食品取扱量の影響についてのご質問でございますが,かわさきファズ物流センターは,外国製品の輸入拡大を円滑に行うことのできる物流基地として整備するもので,国際貢献並びに地域経済の活性化を果たす役割を担っております。そこでの取扱品目につきましては,一部南北中央卸売市場と競合する部分も考えられますが,新たに市場と取引関係が生ずるものもあるかと存じます。したがいまして,基本的には共存共栄の関係が築かれるものと考えております。 次に,FAZ計画が既存の業者及び商店街に与える影響についてのご質問でございますが,既存の業者になどに与える影響につきましては,ここに入居を予定する各テナントは,自社の小売店舗などに配送するため東扇島に自社の物流センターを再構築することにより企業内物流を確立するものでございます。したがいまして市内の卸売業者及び小売店に対する影響は少ないものと予測されます。 次に,テナントの募集状況などについてのご質問でございますが,まずテナントの募集状況につきましては,この9月26日より10月27日のおおむね1ヵ月間にわたり公募いたしましたところ19社の応募があり,募集面積12万4,000平方メートルに対しまして11万8,470平方メートル,率にいたしまして95.5%です。残りの部分につきましては,引き続き募集活動を続けるとのことでございます。 次に,応募テナントの業種及び特徴などでございますが,食品小売業が3社,食品加工業が5社,食品卸業が7社,外国企業が1社,その他3社でございます。これらテナントが企業内物流の確立を図ることを目的に応募したものと考えられますが,取扱量につきましては,現在テナント選考中であり,未定とのことでございます。 次に,市内各業界に対する説明会についてのご質問でございますが,今後とも関係局,関係各社と協議の上,市内各業界に対する説明会を必要に応じて開催してまいります。 次に,海外ポートセールス事業についてのご質問でございますが,この事業は,川崎港に貨物及び船舶の誘致を図るため官民一体となって海外の港湾管理者,船会社及び荷主を訪問し,川崎港の紹介のためのセミナーを行ったものでございます。訪問国といたしましては,1月に大韓民国,台湾,8月にオーストラリア,ニュージーランド,さらにこのたび10月には中華人民共和国,香港を訪問いたしました。成果といたしましては,コンテナ貨物の航路開設について複数の船会社からよい感触を得たところでございます。今後も引き続き川崎港の利用促進と定期航路の開設に向けて努力してまいる所存でございます。 最後に,輸入食品の安全性の確保についてのご質問でございますが,輸入食品の安全性につきましては,国民の関心も非常に高いものがございますことから,所管省庁に対しまして安全検査体制の強化を要請してまいりたいと存じます。以上でございます。
消防局長。 〔消防局長 石馬 武登壇〕
消防局関係のご質問にお答え申し上げます。 消防力の強化等についてのご質問でございますが,初めに消防力の整備に要する予算が低い水準にあるとのご指摘でございますが,確かに国の補助枠の事業範囲ではありますが,本年度は国におきましても補助枠の大幅拡大を図りましたので,本市でもご承知のように2度にわたる補正予算をお願いし,現下の厳しい財政事情の中で特定財源の有効活用を図るなど最大限の努力をした結果でございますので,ご理解を賜りたいと存じます。なお,再三ご心配をいただいております消防力の早期拡充の点,私どもも重々認識を深めまして,今後とも関係方面の理解を得ながら精いっぱいの予算努力を続けてまいりたいと存じます。 次に,耐震性貯水層の整備についてでございますが,本年度は補正予算で計9基の整備をお願いし,さらに来年度以降もご指摘の地域を重点に整備拡充のテンポを早めてまいりたいと考えておりますが,一挙に整備することにつきましては,設置場所の確保など大変困難な実情もございますので,当面は本年度導入予定の海水利用型消防水利システムの有効活用とあわせまして,河川や雨水貯留管の活用など関係局とも協議をしながら消防水利の多面的確保に努めまして,被害の局限防止に最大限の努力をしてまいりたいと考えております。以上でございます。
飯塚議員。
それでは,まず最初に要望を何点かさせていただきます。 市民局長ですが,女性センターについてです。答弁ですと,既に既存施設や民間ビルでの検討が始まっているようですが,川崎の地形から見て,利用しやすい南武線沿線の駅近くで,建設時期は絶対におくれないように強く要望しておきます。内容を含めて,建設を推進するために,建設に向けての特別な人の配置を含めて,女性センター準備室体制をつくるべきと思います。このことも強く要望しておきます。 衛生局長ですが,毎年ぜんそく患者がふえ続けている川崎の状況です。大気汚染から市民の命と健康を守るためにも,ぜん息等四疾病の救済制度の抜本的見直しを早急に行うよう強く要望しておきます。 生活環境局長です。13大都市の分別収集の取り組み状況を見ますと,委託を含めて空き缶,空き瓶の混合で100%実施している都市は幾つかありますが,直営で空き缶100%,空き瓶30%を別々に収集しているのは川崎市だけです。広島市では,昨年度分別収集をした約4万5,000トンの資源物のうち3割近くが焼却,埋立処分をされました。収集した資源物を100%再資源化している川崎市は,市民による分別排出の協力度とリサイクル,再資源化率という点では先進都市と言えます。これは生ごみ毎日無料収集を続けてほしいと願う市民の熱意と職員の努力のあらわれであります。生ごみ毎日無料収集を守ることを何よりも大切にし,資源物収集の促進は独自の体制を確保して進めることを基本とすべきです。生ごみ収集を減らさず,資源物収集の日については市民合意が大前提であります。事前に市民アンケートやきめ細かい市民説明会の実施など,十分な市民討議を重ねた上で再検討されることを強く要望しておきます。 それでは,市長に再質問をさせていただきます。沖縄の米軍基地をめぐり,大田知事は代理署名の拒否,地位協定の見直し,沖縄基地の整備縮小などの要求を掲げ,県民の先頭に立って闘っております。市長は大田知事のとっている立場を支持されるか,再度伺います。 次も市長ですが,震災対策についてです。消防職員の中でも最も重要なレスキュー隊の増員がかなめになるべきです。市長の対応を伺います。消防困難地域は耐震防火水槽を緊急に設置すべきと消防局長も答えておりますが,市長が明確に予算措置を図り,計画を持つべきだと思います。改めて伺っておきます。 教育長に,市民館・図書館分館の建設についてです。上平間市民館・図書館分館の建設については,数年来関係局と協議が行われて,あとは予算がつくだけの段階にきていました。ここまで到達するには,周辺の学校教育施設の合築を含め検討され,結果的に交通局上平間営業所用地がよいということになったと思います。今まで議会で答弁されてきたことに,どう責任を持つのか。地元住民に教育委員会みずからが約束をしてきたことは一体何だったのか。もう少しで建設されますよという期待を大きく膨らませておいて,財政事情が厳しいので方向転換をしましたで済むのでしょうか。住民にどう説明されるのでしょうか。市民館・図書館分館が市民の利用率の悪い施設であれば話は別ですが,住民から歓迎され,社会教育上大きな役割を果たしている施設です。上平間分館については,長い間の経過を踏まえ,どんなことがあっても早急に建設を進めるべきと思いますが,伺っておきます。 次は企画財政局長に伺います。WTO政府調達協定についてですが,協定の実施に関しては,できる限り市内業者への配慮をしてまいりたいとのことですが,これまでの市内中小企業への優先発注の原則は堅持できるのか伺います。また基準額の円換算が来年1月から改定され,建設サービスの基準額は24億円が20億円になる見通しであり,SDRの基準額自体も今後の政府間交渉でさらに引き下げられることもあり得ます。市内中小企業の営業と日本の経済主権を守るためにも,国に対して基準額の引き下げをすべきでないことを強力に申し入れるべきと思いますが伺います。 市内中小業者への発注状況ですが,1990年度から94年度までの5年間で,工事関係では94年度が最低の契約金額になっています。経済的にも波及効果の大きい地元業者への仕事を確保すること,そのことが市民の身近で気軽に利用できる施設建設にもつながるということからも,中小業者の受注機会の拡大をどのように図られるのか,具体的にお答えください。 施設用地の取得についてですが,市民が熱望してやまない北部市民病院や特別養護老人ホーム,図書館分館などの用地については,取得凍結の対象としないと理解してよいか伺います。また補助助成金についても,老人クラブの補助金などは一律カットの対象にしないと理解してよいか伺います。 次も企画財政局長です。大規模サッカー場の建設計画についてですが,市民が要望する身近な施設は次々に見直しをすると言いながら,この施設だけは計画どおり進められると答弁されております。バブル経済が崩壊し,状況が大きく変化した現在,市民の意識も変化していると考えますので,もう1度市民の声をアンケート等によって聞くべきと思いますが,伺います。 次は経済局長です。輸入食品取扱量が年間40万トンと予想され,これは中央卸売市場や市内小売業者に大きな打撃になるのではとの質問に対し,港湾局長は,南北中央卸売市場と共存共栄関係が築かれると答弁されました。またFAZ事業が大型スーパーの進出を支える物流センターを再構築するものと言いながら,市内卸売業者及び小売店に対する影響は少ないものと予想するという認識でおられるわけですが,消費購買力が大幅に飛躍しない限り理解できません。再度お答えください。 次は港湾局長です。ポートセールスに各国を回っておられるとの答弁ですが,助役や局長の本来の仕事は,不況で苦しむ市民や中小業者を助けることではないでしょうか。こともあろうに,中小業者をさらに苦しめるポートセールス等の行動は厳に慎むべきであることを強く指摘しておきます。 輸入食品の安全性についてですが,海外に行かないのにコレラにかかったり,検査基準の緩和によってミネラルウオーターに遺物が混入している事実を見てみますと,幾ら所管省庁に安全検査体制の強化を要請すると言われても,検査基準そのものが緩和されてしまうわけですから,川崎FAZが危険な食品を市内に普及する窓口になってしまうのではないかと危惧するわけです。再度伺います。 衛生局長です。北部市民病院の用地確保についてです。答弁では,97年の構想策定委員会の本答申をまって用地確保の作業にとりかかるとのことですが,これでは市民の強い要望にこたえられないと思います。少なくとも中間答申が出た段階で用地確保の作業にとりかかるべきと思いますが,再度伺います。 環境保全局長に伺います。自動車排ガス対策については,物流の合理化を推進して走行量を抑えることに努力していくということですが,川崎南部地区は,臨海部イベント事業やかわさきFAZコンテナヤード等の整備が進められ,大規模小売店が大駐車場を整備して出店計画です。ますます自動車の交通量がふえ,環境破壊に拍車がかかります。これ以上の大気汚染は許されません。どのように対応されますか,環境保全局長に伺います。以上です。
市長。
2点の再質問にお答えいたします。 最初は大田沖縄県知事を支持するかというお尋ねでございますが,ご承知のとおり,現在大田沖縄県知事は県民を代表いたしまして,強い決意のもとで日米地位協定の見直しあるいは基地縮小を求める行動をとっておられまして,これに対しまして市民生活の安全と福祉を願う私といたしましても,深い経緯と支持をあらわしたいと思います。また米軍用地の強制使用手続の代理署名の問題につきまして,沖縄県知事の立場と信条を十分理解しておりますけれども,我が国の大きな課題でもございますんで,このほど設置されました政府と沖縄県との協議機関の推移を見守ってまいりたいと考えているところでございます。 次に,消防救助体制等についてのお尋ねでございます。本市の救助隊員は,現状で既に基準数を上回る人員を擁しておりますけれども,災害現場におきましては,救助隊員に限らず一般消防隊員も同様に人命救助最優先の活動を行っておりまして,ご指摘のように大変重要なことでございますので,新規救助隊員の要請につきましても,年次計画を立てましてさらに増強を図ってまいりたいと存じます。また大地震等の大規模災害時につきましては,さきの阪神・淡路大震災の例に見られますとおり,1都市の対応では限界がございますので,このたび国におきましても全国規模の緊急消防援助体制を確立し,最新装備を備えた1万7,000人規模の消防隊員が即座に終結できる体制を整えまして,きのうときょうの2日間にわたり合同訓練が東京で行われているという状態でございまして,本市からも2個部隊が参加しておるところございます。 次に,耐震性貯水層の整備についてでございますが,ご指摘の地域につきましては,その整備を急がなければならないと認識しております。しかし先ほど消防局長がご答弁申し上げましたように,公園等公共用地の設置条件にかなう適地が少ない実情もございますので,あらゆる角度から総合的に検討いたしまして,努めて早い時期に整備できるように努力をしてまいりたいと考えております。以上です。
教育長。
市民館・図書館分館建設についてのご質問でございますが,市民館・図書館の分館につきましては,ご指摘のとおり地域に密着した社会教育施設として位置づけ,計画を進めてまいりました。教育委員会といたしましても,玉川,上平間地区は分館が必要な地域と考えておりますので,今後とも同地域を含めた従来の9館構想を踏まえまして,早い時期に全市的観点から,先ほどご答弁申し上げましたコミュニティ施設のあり方に関する調査を実施しまして,今後の整備計画を策定してまいりたいと考えております。以上でございます。
企画財政局長。
初めに,WTO政府調達協定についてのご質問でございますが,工事,物品,その他の調達のうち一部のものは,この協定の取り扱いの対象になるものでございますが,市の基本的な方針であります市内中小企業者への優先発注は,従来と同様に行ってまいりたいと考えております。また基準額につきましては,当面円換算の関係で改定されることが予想されますが,ご質問のSDRの基準額は各国が協定の署名に際して合意されました額でありますので,今後の国際協議で論議されるものと考えております。しかしながら,他の自治体においても地元企業への影響を予想していることから,今後の推移を見ながら,自治体レベルで協議してまいりたいと考えております。 次に,市内中小企業者への受注機会の拡大に関するご質問でございますが,先ほどご答弁申し上げましたとおり,本市は従来から工事等につきまして市内中小企業者へ優先的に発注しているところでございます。現在も景気の先行きが不透明な情勢であり,本市の経済の活性化を図る観点から,先日各局に対して市内中小企業者の一層の受注機会の拡大について要請をし,また今年度の発注につきましても計画的な事業の執行を図りつつ,可能なものについては前倒しで発注されるよう各局にお願いしたところでございます。 次に,施設用地の取得についての再度のご質問でございますが,本市の財政状況が極めて厳しい状況にございますことから,先ほどもご答弁申し上げましたとおり,財源や将来負担など財政状況全体の中で施設整備の優先度や緊急性など,その必要性等につきまして今後十分検討してまいりたいと考えております。 次に,補助助成金についての再度のご質問でございますが,補助助成金につきましては,先ほどご答弁申し上げましたとおり,制度発足以降の状況変化もあろうかと存じますので,今後の予算編成の中でそれぞれの趣旨に沿って個別に,その目的,内容,効果等について十分検討してまいりたいと考えております。 次に,大規模サッカー場について再度市民の声を聞くべきとのご質問でございますが,この計画につきましては,川崎新時代2010プランに位置づけられた計画事業でありまして,その第1次中期計画の重点事業となっているものでございますので,着実な計画の推進が求められているものと考えております。いずれにいたしましても,本事業の推進に当たりましては広く市民の方々などのご意見を伺うこととしておりますので,ご理解をいただきたいと存じます。以上でございます。
経済局長。
FAZ事業の南北中央卸売市場,市内の卸売業者及び小売業者への影響についてのご質問でございますが,FAZ事業の推進につきましては,輸入食品の取り扱いの機会が拡大することにより市場にとりましては新たな取引機会が可能となるほか,国内食品とのミキシングも考えられ,共存共栄の関係も築かれるものと思われます。したがいまして基本的には南北中央卸売市場,市内の卸売業者及び小売業者に対する影響は少ないものと考えております。以上でございます。
環境保全局長。
臨海部の交通量対策についてのご質問でございますが,臨海部におけるイベント事業やかわさきファズ物流センターに伴って,予想される交通量の増加につきましては,この地域の幹線道路の環境改善及び交通流の円滑化対策を行うとともに,川崎市環境基本計画に基づく大気汚染防止の対策を行うことや当該施設内外の物流及び人の流れにかかわる車両につきましては,より低公害な車を導入するなど環境に配慮した総合的な対策を図るよう,関係機関等に要請しているところでございます。以上でございます。
衛生局長。
北部地域医療施設の用地についての再度のご質問でございますが,北部地域医療施設につきましての市民の要望の強さは十分認識しているところでございますが,患者を中心とした市民の流入,流出の状況,地域の医療機関の分布状況,交通アクセスを含めた市民の利便性などの諸条件を勘案いたしまして,平成9年度に北部地域医療施設整備構想策定委員会から設置場所を含めた最終答申をいただく予定となっておりまして,その答申を尊重いたしまして検討してまいりたいと考えておりますので,ご理解を賜りたいと存じます。以上でございます。
港湾局長。
輸入食品の安全性についてのご質問でございますが,輸入食品の安全性につきましては,さきにご答弁申し上げましたとおり,国民の関心も非常に高いものがございますので,厚生省,農林水産省などの所管省庁に対しまして,十分な安全管理体制をとられるよう要請してまいります。また関係局とも十分協議してまいりたいと存じます。以上でございます。
飯塚議員。
答弁をいただきましたが,もう1度質問をさせていただきます。 その前に市長に要望です。レスキュー隊の基準数を満たしているとはいえ,それは当該市町村の消防署の数を基準に割り出した隊員数となっております。市長によって,人命救助を要する事態の発生状況,人口,地域特性を考慮して配置数を抜本的にふやすことは可能です。現職員枠内から当面の手当てだけでなく総枠の人員をふやし,レスキュー隊員もふやしていくことが求められます。消火困難地域への耐震防火水槽を来年度一気に予算化していただくよう要望しておきます。 市長に伺います。川崎南部地域における自動車による大気汚染ですが,現状でも自動車の交通量は多く,全国ワーストワンの汚名を受けた池上交差点は1日に10万台,首都高速横羽線は9万3,000台,その他409号線や132号線などは1日に4,5万台ということで,主要幹線だけでも1日に22,23万台が走っているという状況です。これに臨海部イベント会場へのアクセス,さらにFAZ事業など,あわせて大手物流センター,食品物流センター,また大規模小売店,これらが相当数の駐車場の計画をされております。大規模ジャンクションが完成すると19万台が予想されるということになり,約43万台ぐらいがこの川崎区を中心に交通量が急増するという状況で,交通渋滞も免れません。したがってNOχや粉じん等による市民の健康破壊,環境破壊は大変深刻になると思います。市民の命と健康を守り,公害をなくすることは行政の責任です。市長はどう対応されるか伺います。 教育長に伺います。市民館・図書館分館についてですが,教育委員会としては,上平間分館については,この場所で建設したいという意向は持っているんだということで理解してよろしいか,また学校施設の活用はそれぞれとして進めながら,あくまで従来の9館構想は具体化していくと理解してよいか伺います。 経済局長です。私どもは,FAZ事業は南北中央卸売市場と市内の卸売業者及び小売業者に打撃的な影響を与えると主張してきましたが,港湾局長,経済局長も異口同音に,共存共栄の関係が築かれ影響は少ないと答えられましたが,本当にそのように考えてよいのか,もう1度伺います。以上です。
市長。
環境対策についてのご質問でございますけれども,これは環境保全局長の方から答弁もいたしましたんですが,やっぱり一番大事なのは,自動車公害の問題でございますから,車1台1台からの排気ガスを規制するということが本当に大事な問題だと思っております。また本市は特別なお話ございましたように,通過交通量の多い地域でございますので,先般開催されました七都県市の首脳会議でも,川崎市だけではこれはどうしようもないわけですから,広域対策として低公害車の指定制度というのをぜひ取り組んでもらいたいということを提案,確認をしたわけでございます。今後とも21世紀の川崎の町づくりを展望した,人と環境が共生する都市・かわさきということを目標にしておりますので,この実現に向けまして本市の環境対策の実績を踏まえ,さらに着実に環境行政を前進させるための諸施策を行ってまいりたい,このように考えております。以上です。
教育長。
市民館・図書館分館の建設についてのご質問でございますが,玉川,上平間地区につきましては,中原区の分館としましてこれまで検討を重ねてまいりました経過がございますので,その基本線に沿って努力をしてまいりたいと存じます。また市民館・図書館分館9館構想につきましては,コミュニティ施設のあり方の調査の中で最優先課題として取り組んでまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。
経済局長。
FAZ事業と南北中央卸売市場との関係についてのご質問でございますが,共存共栄の関係も築かれ,基本的には影響は少ないものと考えております。以上でございます。
飯塚議員。
それでは,市長にもう1度お伺いをしたいと思います。市民館・図書館分館についてですが,社会教育施設として非常に利用度の高い施設であることは市長も認識されていると思います。川崎市は市民文化の創造を打ち出し,盛んに生涯学習を強調しています。苦労しながら具体化を進めてきているものについてまでふたをかけてしまうやり方は納得できません。学校施設の活用を否定しているものではありません。上平間分館については学校施設の活用を含めて検討した結果,やはりここにしかないという結論で進めてきたところです。上平間分館について,教育委員会の答弁どおり,この場所で早急に建設を進めてほしいと思いますが,伺っておきます。
市長。
市民館・図書館分館の建設でございますが,これは教育長がお答え申し上げましたとおり,現在市民館・図書館の建設は5館ございまして,岡上,菅生,橘,田島,大師の5館が建設をされましたが,今後の整備計画につきましては,教育長もたびたび申し上げまして,学校の余裕教室の有効利用も含めるんだということでございますので,私たちといたしましてもコミュニティ施設のあり方ということを全般的に検討する必要がございますので,その中で中原区の計画も含めまして全市的な観点から施設整備を考えてまいりたいと,このように思っております。以上でございます。
飯塚議員。
先ほど企画財政局長は,サッカー場は2010プランの中期計画の重点事業で進めたいんだと答弁されましたが,市民館・図書館分館の建設は2001プラン以来進めてきた事業です。会館は市民が毎日使う施設ですので――教育委員会で長い間検討してきた経過もあるわけですので,早く建設をしてほしい。市民の強い要望であります。こういうところにふたをかけるようなことにならないよう,住民の期待を裏切らないよう,市長みずから,教育出身の市長として恥ずかしくないようにぜひやっていただきたい。このように思いますが,もう1度お答えをお願いしたいと思います。
市長。
ただいま答弁申し上げたとおり,十分検討いたしますというお答えを申し上げたとおりでございます。
飯塚議員。
それでは,中原の市民館・図書館分館は建設を進めていけるものと理解をしておりますので,その実現に向けてぜひご努力をしていただきたい。その要望をしまして質問を終わります。
58番,近藤正美議員。 〔近藤正美登壇,拍手〕
私は新進党川崎市議団を代表いたしまして,平成7年第6回川崎市議会定例会に提案されました諸議案並びに市政一般につきまして質問をいたしますが,重複は極力避けますが,多少の重複がありますのでご承知をお願いしたいと思います。 初めに,戦後50年という節目の年を迎え,改めて平和に対する認識を深めつつも,激動,激変の時代の流れの中にあって,だれしもが予想できなかった阪神・淡路大震災を初めとしてオウム騒動や9月末で37兆3,900億円に及ぶ不良債券の発生,さらに1ドル80円台の円高など目まぐるしい激動であり,あわせて長期化する不況,加えて産業の空洞化が進み,工都川崎として発展をしてきた本市にとって,事は重大であります。国,地方を問わず経済対策を進めているが,先行き不安を抱きつつ市民は景気の回復を願うも一向に回復せず不透明な状況で,その不安は募る一方であります。そこで,本市の経済の状況と今後の見通し,あわせて市税収入に及ぼす影響等について伺っておきます。 次に,注目されていたアジア・太平洋経済協力会議,APEC大阪会議は,このほど行われ,さまざまな課題に対する意見があり,大阪宣言,行動指針が発表され,閉幕をいたしました。批判では賛否両論があるも,明らかに自由化への道筋が示され,行動の方向に入った感があります。そこで,これらをどう受けとめているか,本市のご意見と自治体としての本市の対処をこの際伺う予定でしたが,他会派の質問で答えておりますので,答弁は結構でございます。 次に,WTO政府調達協定について伺います。昭和61年以降,ウルグアイ・ラウンドにおいて地方政府,都道府県及び政令指定都市への適用対象範囲拡大及び建設サービス,工事の発注を含むサービス,調達全般を対象とする適用分野拡大を内容とするWTO政府調達協定が妥結をして,平成8年1月1日より発足されると第1委員会で報告がされました。そこで何点か伺います。1つとして,この協定の導入に当たり国から地方自治体――本市に対してどのような意向の打診があったか。さらに,この協定のメリット,デメリットについてお示しください。第2に,この協定が市内業者に与える影響について伺っておきます。また,その対策についてもお答えください。第3に,協定の発効に伴う業務の繁雑化が想定されますが,市当局の体制について伺っておきます。 次に,さきに行われた第34回七都県市首都圏サミットについてでありますが,前回に引き続きさまざまな行政課題について意見交換が行われたようでございました。特に今回は国会等の移転問題が主要課題として議論され,アピールが発表されたとのことですが,その内容について伺っておきます。 次に,東京湾横断道路事業は平成9年度の完成を目指して進められておりますが,この完成に伴って現在川崎,木更津間を昭和40年から運航している株式会社マリンエキスプレス,1日22便のこのフェリーの運航はどうなるのか,また九州日向行きのフェリーの運航についてもあわせてお伺いをいたします。 次に,臨海部の再編整備に欠かすことのできない課題で,急がねば成らぬ交通機関の整備であります。このほど東海道貨物支線の浜松町から臨海部を通り,横浜,茅ヶ崎へと行き,新川崎を通って品川へと,約300人を乗車をさせて初めて運行したとのことでありますが,臨海部の鉄道整備客車化に向かって一歩前進したと思いますが,どのようなご感想であったか,また客車化の可能性についても伺っておきます。さらに,浮島地区の大型サッカー場を初めとした諸施策の展開をするのに,当地区への交通機関の整備なくしては開発はあり得ません。そこで新交通システムの導入等を含めて検討をしていると思いますが,伺っておきます。 次に,計画を進めている京急大師線の立体化についてでありますが,平成5年に都市計画が決定し,用地の測量等進められたかと思いますが,現在の進捗状況を伺う予定でありましたが,前会派の質問と同趣旨でありますので答弁は結構ですが,再質問はさせていただきます。あわせて,京急川崎駅北口地区第3街区の再開発については,平成4年に地権者と市側との話し合いが持たれ,検討を重ねており,準備組合が発足し,西街区は市街地再開発事業による整備基本方針がまとまり,必要な手続を進めていると思いますが,伺っておきます。 次に,富士見周辺地区再整備基本計画・素案についてでありますが,多くの市民の意見をもとに素案が報告されましたが,今後この素案を中心にして公共施設を含めた基本計画が進められると思いますが,決定はいつごろを目標に考えているのか,あわせてどのような方法で進めるのか伺う予定でしたが,他会派の質問と同趣旨でありますので,ご答弁は結構でございます。また,この素案によりますと,川崎球場の廃止が示されておりますが,川崎球場にかわる施設はどう考えているかお答えください。さらに,競輪場再整備については当地区内とほかとの2案が示されていますが,仮に移転をするとしたらどのような候補地が考えられるか,あわせて多目的スポーツ施設として整合を図っておりますが,お考えをお示しください。さらに,現在ある教育文化会館と川崎体育館は合築整備の案でありますが,それぞれの持つ利用目的が違うことから,どのようなイメージが浮かび上がってくるのかも伺っておきます。 次に,地域防災計画第1次素案の説明がありましたが,引き続き2次,3次と進められると思いますが,どのような区分を考えているのか伺う予定でしたが,他会派の質問で明らかになっておりますので,答弁は結構でございます。さらに,この素案をどのようにして本市の地域防災計画に進めていくのか伺う予定でしたが,重複をしておりますので,答弁はこれも結構ございます。あわせて,多くの市民に対する浸透をどのように図っていくのか伺っておきます。 次に,さきに在日朝鮮総連神奈川本部から,朝鮮民主主義人民共和国で長期間に集中豪雨による洪水などで農業,畜産及び住宅や教育,医療施設,鉄道等の大被害を受け,人道的立場で緊急支援の要請が本市にあったと伺っておりますが,その内容についてお示しください。また,どのような対応を考えておられるか,さらに他都市においての状況がわかればお答えください。 次に,議案第131号について伺います。現中高層建築物の建築指導要綱を改正をいたし条例に定めるものでありますが,対象建築物で住居系と非住居系に分けられた理由,さらに隣接住民の同意書は不必要になっていますが,伺っておきます。さらに紛争調整における調停委員会委員の構成と常任委員会との審査とのかかわりについて伺っておきます。 次に議案第136号,新川崎地区用地の取得についてでありますが,当用地は拠点総合整備事業用地として市民施設の活用を図るようですが,どのような施設を考えているのか。あわせて,事業の着手はいつごろ予定しているのか伺っておきます。 次に議案第137号,平成7年度川崎市一般会計補正予算,歳出の民生費で野宿生活者対策事業費として5,859万円が計上されているが,内容を明らかにお示しください。あわせて,年末年始における市の対応が報道されておりますが,話し合いの経過とその対応について,さらに人道的立場で,野宿生活者に対して市として今まで対応してきた内容についても伺っておきます。 以上で私の質問は終わります。(拍手)
近藤議員に申し上げます。理事者の答弁は休憩後にいたしたいと思いますので,ご了承をお願いいたします。 お諮りいたします。暫時休憩いたしたいと思いますが,ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
ご異議ないものと認めます。暫時休憩いたします。再開は午後1時といたします。 午前11時54分休憩 ――――****――――
午後1時2分再開 〔局長「ただいまの出席議員議長とも51名」と報告〕
休憩前に引き続き,ただいまから会議を開きます。 近藤議員の質問に対する答弁を願います。企画財政局長。 〔企画財政局長 小川澄夫登壇〕
新進党を代表されました近藤議員のご質問にお答え申し上げます。初めに,企画財政局関係のご質問にお答え申し上げます。 まず,経済の市税収入への影響についてのご質問でございますが,一般的には国内総生産,消費支出,民間企業設備,雇用や物価等の経済現象や景気対策に加えて租税政策等が複合した結果として税収入総額に影響を及ぼすものでございます。したがいまして,その測定は困難なところでございますが,さきの国の総額約14兆2,000億円の総合経済対策や,最近の経済状況を踏まえての民間の経済研究機関の中期的な経済見通しによりますと,国内総生産が名目で2%前後押し上げられるとの試算がございます。このことから推測いたしますと,タイムラグはあるものの,若干の市税収入の好転要因もあろうかと考えられ,期待しているところでございます。 次に,WTO政府調達協定についての幾つかのご質問でございますが,初めに地方政府に対する適用拡大についてでございますが,国においては昭和56年1月から,物品調達の分野でいわゆる国際入札を実施してきております。この間,あわせて入札,契約手続の改善を図るための国における行動計画を定め,地方自治体においても,国に準じた取り扱いを図るよう勧奨を受けてきた経過がございます。また,加盟各国の地方政府も相互に国際的な開放を行うなど,国際化の流れの中で地方政府への適用がなされることになったものと考えております。次に,メリットについてでございますが,1つには,協定の目的として掲げられております政府調達の分野における貿易の拡大を通じて,世界経済への健全な発展が図られるということ,2つには,入札及びその執行の手続について,透明で,かつ競争的な調達方式の採用が図られることなどが考えられます。また,デメリットについてでございますが,公告から入札までに長期の日数を要するため,年度当初の調達等に影響があることなどでございます。最後に,市内業者に与える影響等についてでございますが,この協定の対象となります契約案件につきましては,内外無差別の原則で実施することが義務づけられるなど,幾つかの条件がございますが,この中で地方自治体が最も影響を受けます事項といたしましては,いわゆる地域要件の廃止がございます。このことによりまして,一部の契約案件につきましては,市内業者にとりまして影響を受けることが予想されます。本市では,工事,物品等の発注に当たりましては,従来から市内業者への優先発注を基本方針としておりますので,制約を受けます協定の対象の契約案件につきましても,できる限り市内業者への配慮をしてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても,この取り扱いにつきましては,他の自治体の動向,さらには本市の契約規則等の整備を早急に行うなど,適正かつ慎重に対応してまいりたいと存じます。 次に,七都県市首脳会議における国会等移転論議についてのご質問でございますが,ご案内のように今回の首脳会議では,この12月に国会等移転調査会の最終報告が予定されておりますことから,特にこの問題を中心に意見交換が行われたところでございます。その主な論点でございますが,1点目といたしましては,東京圏における大震災に対する脆弱性や,景気対策の観点による移転のムードが先行しているが,肝心の「なぜ国会移転が必要なのか」という本質論が見落とされがちになっていること,2点目としては,国会等移転により,むしろ地方分権,規制緩和を優先し,かねてより七都県市が取り組んでまいりました展都と分権の推進による新たな東京圏の創造に向けて取り組むことこそ,現実的かつ有効な選択であること,3点目としましては,新たな東京圏を創造し,災害時の首都機能の情報バックアップ機能等を充実することにより,東京圏に暮らす3,200万人住民の安全と首都機能の確保を図るべきであること。4点目としましては,国会等移転は,国民生活に極めて影響が大きく,長期的視点に立った十分な論議と慎重な対応が強く望まれることなどについて合意がなされ,「国会等移転論議に関する七都県市の知事,市長のアピール」として発表されたところでございます。 次に,東海道貨物支線の試乗会についてのご質問でございますが,臨海部の再編整備と活性化に向け,鉄軌道の整備は急ぐべき課題と認識しているところでございます。先般,10月6日に,東京,横浜,川崎の3商工会議所で組織します京浜臨海部再編整備連絡会の主催で試乗会がございましたが,この試乗会には,行政関係者として国土庁,東京都,横浜市等と本市の職員が参加したものでございます。関係者の感想といたしましては,思ったよりスピードがあることや,貨物支線が東京と横浜とつながっていることを実感したなどと伺っております。しかしながら,現実問題としては,路線の採算性,事業主体,運行計画,さらには東京,横浜方面との結節等,研究すべき課題もございます。いずれにいたしましても,旅客線化に当たりましてはこれら課題の解決策を研究,検討し,国の支援を初め関係事業者のご協力を得ることにより,実現性は高くなるものと考えております。したがいまして,次期運輸政策審議会の答申に向け,関係自治体との合意形成,商工会議所等の民間推進団体との連携を深め,実現化に向け努力してまいりたいと考えております。 次に,富士見周辺地区整備基本計画・素案についての幾つかのご質問でございますが,初めに川崎球場の代替施設についてでございますが,プロ野球にも対応できる大規模な施設につきましては,新川崎地区での多目的市民利用施設の整備構想もございますので,今後その必要性も含め,検討してまいりたいと考えております。また,アマチュア野球やアメリカンフットボールなどの関係につきましては,本市全体の施設配置等も考慮しながら,今後検討してまいりたいと考えております。次に競輪場についてでございますが,仮に移転するといたしました場合は,移転先での周囲の町づくりに貢献するものとして関係者のご理解が得られる場所であること,競輪事業の採算性が確保される場所であることなどが条件となるものと考えており,具体的な移転候補地につきましては,今後,検討してまいりますので,ご理解をいただきたいと存じます。また,現在地での多目的スポーツ施設としての整備についてでございますが,富士見公園の公園機能との調和を図ることのできる,市民に開かれた多目的な施設とすることが必要であろうと考えているところでございます。最後に教育文化会館と体育館の整備についてでございますが,この2つの施設の性格をそれぞれ川崎区の市民館と地区スポーツセンターへと変更することとしておりますことから,一体的に整備することにより,利用者の利便性の向上が期待され,また,施設の有効活用が図れるものと考えているところでございます。以上でございます。
市民局長。 〔市民局長 森山定雄登壇〕
市民局関係のご質問にお答え申し上げます。 朝鮮民主主義人民共和国の水害に関する朝鮮総連の支援要請についてのご質問でございますが,朝鮮総連からの要請の内容は,全国145の市,郡が被害を受け,520万人が被災しているということから,人道的な立場で緊急支援をお願いしたい,というものでございました。この朝鮮民主主義人民共和国の水害につきましては,詳しい情報を得ることが国交がないため困難でございますので,赤十字社や国の動向を踏まえて,横浜市や神奈川県とも連携をとっているところでございます。本市には,在日韓国,朝鮮人の方々が多く居住しているという地域性もございますので,前向きに対応を検討しているところでございます。 次に,他都市の状況でございますが,大阪市,神戸市,京都市,福岡市,北九州市などが,人道的な立場から災害用の救援物資の支援をされたと伺っております。以上でございます。
経済局長。 〔経済局長 玉井 環登壇〕
経済局関係のご質問にお答え申し上げます。 本市経済の現状と今後の見通しについてのご質問でございますが,日本の経済は,円相場の変動への対応として,企業の海外生産活動が加速する中で,産業の空洞化の懸念が高まり,長期化する景気停滞が閉塞感を深めております。こうした状況の中で,日本の産業を取り巻く経済活動は,大変厳しい環境に置かれております。これまで,ものづくりを中心とする産業都市として発展してまいりました本市におきましても,安定的に推移をしていた事業所数,従業員数及び出荷額等が平成4年,5年と大きく減少傾向を示す現状にございます。 こうした厳しい経済環境に対応するため,現在,かわさき21産業戦略研究会を設置し,1つにはものづくり機能高度化に向けての施策,2つには新産業創出に向けての施策,3つには商業,サービス業の活性化に向けての施策など,戦略的かつ具体的なアクションプログラムの策定作業を進めているところでございます。さらに,学識経験者,産業界,労働界及び市民代表等から本市の産業活性化に向けてご提言をいただくため,川崎市産業振興協議会を平成7年10月に設置したところでございます。したがいまして,厳しい現状に対応するため,研究会及び協議会の成果を行政施策に生かすことによりまして,本市の経済は活性化していくものと考えております。以上でございます。
民生局長。 〔民生局長 齊木敏雄登壇〕
民生局関係のご質問にお答え申し上げます。 野宿生活者対策事業費に関しての幾つかのご質問でございますが,初めに,補正予算の内容についてでございますが,5,859万円のうち,1,000万円が越年対策費で,4,859万円がパン券支給事業費でございます。 越年対策事業についてでございますが,昨年と同様,市体育館で実施するものでございます。期間は12月29日から1月4日の午前8時までとしております。なお,野宿生活者とは,これまでに2回の話し合いを行っており,さらに期間の延長の要望も出されているところでございます。 次に,野宿生活者に対する市の対応についてでございますが,助役を長とする関係9局長会議において協議し,昨年7月から,人道的立場に立ち,緊急援護事業としてのパン券を支給するとともに,越年対策事業も実施し,あわせて生活相談等も行ってきたところでございます。また,これらの事業のほかに,野宿生活者に対する健康診断を実施するなどの対応を図ってまいりました。いずれにいたしましても,野宿生活者の自立を促進することが基本であると考えておりますので,今後,これらの対策について取り組んでまいりたいと存じます。以上でございます。
都市整備局長。 〔都市整備局長 横山隆次登壇〕
都市整備局関係のご質問にお答え申し上げます。 初めに,浮島地区への交通アクセスについてのご質問でございますが,既存の国道409号線及び高速湾岸線,現在事業を進めている東京湾横断道路及び川崎縦貫道路などの交通手段に加えて,軌道系として新交通システム等の整備を検討しているところでございます。なお,新交通システムにつきましては,その導入の可能性について駅施設,車両基地等の建設計画や需要,収支等の基礎調査を進めているところでございます。 次に,川崎駅北口地区第3西街区再開発事業についてのご質問でございますが,川崎駅北口地区第3西街区につきましては,平成7年3月に再開発準備組合が発足いたしました。現在,再開発準備組合を中心に基本計画案の検討をするなど,事業に関する勉強会を重ね,市街地再開発事業の都市計画決定を早期に行うため,協議を行っているところでございます。 次に,新川崎地区の市民利用施設についてのご質問でございますが,まず,市民利用施設の整備内容につきましては,新しい都市拠点づくりの一環として,全天候型のスポーツイベント施設を建設しようとするものでありまして,当該地は,貴重な大規模用地でございますので,今後,市民の皆様のご意見,ご要望等を踏まえ,また財政状況等も勘案の上,関係局とも調整を図りながら,時代の状況に適合し,当新川崎地区に最もふさわしい施設を検討してまいる考えでございます。次に事業着手の時期につきましては,当地区の土地区画整理事業の進捗にあわせ整備をしてまいる考えでございます。以上でございます。
土木局長 〔土木局長 渡瀬正則登壇〕
土木局関係のご質問にお答えいたします。 初めに,東京湾横断道路の完成に伴うフェリーの運航についてのご質問でございますが,株式会社マリンエキスプレスの川崎,木更津間のフェリー航路につきましては,東京湾横断道路の供用に伴い廃止する意向であると伺っております。また,川崎,宮崎間のフェリー航路の運航につきましては特段伺っておりません。 次に,地域防災計画に関する市民への広報についてのご質問でございますが,今回の素案につきましては市民の関心も高いので,市政だよりや防災広報誌「そなえる」等で周知徹底を図ってまいる予定でございます。以上でございます。
建築局長。 〔建築局長 石渡隆太郎登壇〕
建築局関係のご質問にお答えいたします。 川崎市中高層建築物の建築に係る紛争の予防及び調整に関する条例についての幾つかのご質問でございますが,初めに,対象建築物を住居系地域と非住居系地域に分けた理由でございますが,中高層建築物の建築に伴う紛争の大半が日照問題であることから,日影規制の対象となる用途地域を住居系地域とし,その他の地域を非住居系地域と定めたものでございます。また,隣接住民の同意書についてでございますが,同意制度につきましては,国より申請権の侵害に当たる行為であり,適切でないとの指導を受けており,市民オンブズマンからは要綱の見直しに当たっては,同意制度にかわる実効性のある制度の見直しが必要であるとの提言も出されております。また行政手続制度の整備にあわせて,行政手続の公正化,透明化を図ることが求められております。したがいまして,本条例において同意制度にかわるものとして,隣接住民に対する説明,報告の義務づけ,あっせん及び調停委員会の設置等により,その実効性を確保してまいります。 次に,紛争調整における調停委員会委員の構成と常任委員会とのかかわりについてでございますが,調停委員の構成につきましては,相隣関係の法律に詳しい弁護士,建築などの分野に詳しい学識経験者及び行政経験者で構成してまいりたいと考えております。また調停委員会は,市長の附属機関として,あくまでも民民の紛争について調停を行う機関でございます。常任委員会におきましては別途審査されるものと考えております。以上でございます。
近藤議員。
それぞれ私の質問に対しましてご答弁をいただきました。再度,何点かにわたりまして質問をさせていただきたいと思います。 初めに,浮島地区へのアクセスの導入について質問をいたしましたが,この問題は当議会でも再三取り上げられ,やりとりがありました。改めて再質問を市長にさせていただきたいと思います。平成12年に向けて臨海部へのイベント事業が進められております。この事業には鉄軌道の整備なくして推進が図れないことから,新交通システム活用を前提で,臨海鉄道の上部利用する計画で基礎調査を進めているようですが,昨日の質問で優先順位等が明らかにされておりますけれども,当地区では支障物件となる高圧線と鉄塔がありまして,これを川崎縦貫道路の,仮に共同溝の方に高圧線を移設するということになっても,期間等の関係で不可能に近い,あるいは大変難しいということが,我が党の雨笠議員の6月定例会の質問で既に明らかになっております。また一方,臨海鉄道の関係につきましては,この問題の計画を再三計画しておりましたけれども,断念をした経緯がありまして,再復活は難しいのではないかというふうに思うわけでございます。 そこで,浮島地区を中心とした臨海部のイベント計画,さらには市長の公約でもある7万人のサッカー場の施設は,輸送力の不足で,この夢のサッカー場とイベントに大きな支障を来すことは申すまでもありません。開催に間に合うかどうか,また,その計画どおり進めるのか,また期間の変更あるいは場所の変更とか,あるいは中止等の見直しをする時期ではないか,こういうふうに思いますので,市長の取り組み方やこれに伴う考え方,あわせて決意のほどをお伺いしておきます。 次に,WTOについてでありますが,ご答弁では,本市にとってメリットよりもデメリットの方が多いように思いますが,その点はいかがですか。さらに,協定に基づく契約案件は内外無差別が原則で実施することが義務づけられております。幾つかの条件があるとのことですけれども,これらのほかにどのような条件があるのかも伺っておきます。また公告はどのような方法で行うのか,あわせて入札までの日数を要するとのことですが,具体的に説明をしてください。あわせて,工事,物品,サービスと分かれておりますが,市内業者に及ぼす影響はどの程度考えられるのかも伺っておきます。 次に,川崎の臨海部を通る東海道貨物支線の試乗会,この主催は,川崎,東京,横浜の商工会議所で組織した京浜臨海部再編整備連絡会で行ったようでございますが,この組織はいつ発足したのか,また,その目的についても伺っておきます。あわせて,関係している行政と商工会議所と一体となって進めるのがよいと思いますが,なぜ行政が参画していないのか,伺っておきます。 次に,富士見周辺地区整備基本計画・素案についてでございますが,これは既に各会派の代表されました議員から,かなり多くのやりとりがありましたけれども,その中で重複をしていない部分だけを拾い上げて質問をさせていただきます。初めに競輪場についてですが,この競輪場が仮に移転を前提とした場合の移転先について,答弁では地域への貢献,関係者の理解,採算性について述べられておりますが,これらの条件が満たされる可能性は内陸部よりも臨海部の工場跡地等の方があると思いますが,伺っておきます。 次に,朝鮮総連からの水害に対する支援要請についてですが,ご答弁では神奈川県,横浜市と連携をとって前向きに検討するとのことですが,支援の要請に何かの希望を受けたと思いますけれども,このことについてご答弁をください。またあわせて,国交が開かれていないことから,どう救援をするのかも伺っておきます。また,神戸,京都,福岡,北九州の各市で既に救援物資を送ったとのことですが,どのようなものを支援をしたのか伺っておきます。 次に,本市の経済についてでありますが,厳しい経済環境に対応するため,かわさき21産業戦略研究会を設置したとのことですが,いつから実施されているのか,また期間的にはいつごろまで行うのか,さらに,施策としてものづくり機能の高度化,新産業の創出,商業サービスの活性化に向けて策定作業を進めるようですが,議論されている内容を具体的に説明してください。また,川崎市産業振興協議会との整合についてはどのようになるのかも伺っておきます。 次に,野宿生活者の対策についてですが,体育館を開放し,昨年よりも1日延長して実施するとのことですが,食事等の内容については昨年と同じなのか,また,職員の対処人員はどれほどなのか,さらに期間の延長について要望があることからだんだんエスカレートして,体育館の市民利用に影響を及ぼすのではないかと思います。昨年,私の質問で,「別に特別な保護施設が必要である。また,その適用については,駅周辺でたむろしてお酒など飲んではならない。目に余る行為はしない。これらの条件で利用をさせるべきだ」とのことに対して,実情に合った施策について検討する旨のことでしたが,その点いかがですか,検討結果を伺っておきます。さらに,生活者の相談及び指導も行っていると思いますが,その成果についてはどうであってかも伺っておきます。また,市は人道的立場で対策を行い,自立の促進を基本と考えているようですが,市の考えどおりの自立をしている例はあるのか,さらに,1日660円のパン券支給を受けていることから,公共面で自主的な行為はあるのかも伺っておきます。 次に,京急川崎駅前を中心とする川崎駅北口第3街区についてですが,この北口第3街区のうち西街区においては再開発事業の都市計画の決定を早期に進めているようですが,平成8年度を目途に決定をされるのか伺っておきます。また,東街区についての状況はどうであるのかもお答えください。 次に,富士見周辺地区整備基本計画・素案との関係から,川崎球場の代替施設については,新川崎地区で多目的市民利用施設の整備構想に含まれており,期待するものですが,当該地区は賛否両論があって市民の合意が得られていないことから,市民の意見集約を図るとのことですけれども,どのような方法で図り,まとめるのか。さらに財政の現状との関係もあることから,見直し等も伺っておりますけれども,これらについてはどうなのか,伺っておきたいと思います。 次に,平成9年の東京湾横断道路の完成に伴い,川崎,木更津間のフェリーの廃止を明らかに示しましたが,30年にわたってこのフェリーの運航は本市側から房総地区へ,房総地区から川崎側へと交通の便として経済の役割を果たしてきましたが,時代の流れによってこのように廃止をすることになりました。この事業は東京湾横断道路の建設,もちろん主体は建設省でありますけれども,川崎市,木更津市両市とも関係をしていることから,100名に及ぶ従業員の就労の場の提供などの処遇について当然あってしかるべきと思いますが,本市としてどのように対処していくか,お考えを伺っておきます。 次に,大師線の立体化事業について伺います。この事業を進めるに当たり多額の事業費も考えられることから,部分的先行の計画や区分の順位等があればお答えください。あわせて川崎駅北口地区第3街区の再開発事業との関係で,都市計画が完了しなければこの地区は進められないのかも伺っておきます。また再開発準備組合より,地下駅ホームとの合築一体型など開発事業との整合などの要請を受け,市の見解も明らかにしたようですが,どのようなことになっているかも伺っておきます。以上です。
市長。
サッカースタジアムについてのお尋ねでございますけれども,ご指摘のございました鉄軌道系の交通アクセスなど,まだまだ解決すべき課題があることは承知しておりますが,青少年に夢と希望を与える川崎のイメージアップを図る大変重要な事業と考えておりますので,あらゆる可能性について検討を進めているところでございます。イベントを検討した方々のご提言にもあるのですけれども,東京湾全体をにらんだ上で,川崎のあの浮島地区がどのようなイベントあるいは将来に残る施設として必要かということを十分検討していただいた上でのご提言でございまして,単に川崎だけということではございません。 東京,千葉,神奈川全体を含めました東京湾を見ますと,それぞれのいろいろな都市のそれぞれの県でも計画があって,それぞれ特色のある再開発等を行っているのでございますけれども,川崎の場合にはイメージアップを含めまして東京湾全体のそうした都市,県でご利用願えるものを含めまして何がよろしいのかという場合には,羽田空港の問題も含めまして道路交通のアクセス等から言いますと,サッカースタジアムの大規模なものがよろしいのではないかという,全体を見渡した上でのご提言でございました。私たちもそれを真摯に受けとめまして,これは単なる川崎市だけの問題ではない,国や県とも協力をしていただいて,あるいはもっと全国的な視点を含めましても,将来のスポーツスタジアムとして大事だというような観点から計画を進めておりますので,ぜひひとつご理解を賜りたいと思いますし,平成12年を目途という計画の事業でございますので,最大の努力を現在固めているところでございますので,よろしくお願いいたします。
企画財政局長。
初めに,WTO政府調達協定についての幾つかのご質問でございます。まず,デメリットについてでございますが,この協定の対象となります契約案件は,原則として一般競争入札により実施されるため,その事務処理手続が非常に煩瑣になることでございます。次に,協定上の他の条件についてでございますが,1つには,いわゆる業者登録を随時に実施すること,2つには,最低制限価格制度の適用が除外されること,3つには,苦情処理委員会の設置などが考えられます。次に公告の方法及び日数についてでございますが,契約案件の入札期日の前日から起算して,少なくとも40日以上前に市公報に掲載することが義務づけられていることでございます。最後に調達区分ごとの市内業者への影響についてでございますが,協定の対象となります契約案件について,平成6年度の全会計の実績を整理しますと,物品関係につきましては約50件,一般サービスについては約90件,工事関係については4件,建設エンジニアリング関係については2件でございますので,これらの一部の契約案件につきましては,市内業者にとりまして影響を受けることが予想されます。 次に,東海道貨物支線にかかわる再度のご質問でございますが,京浜臨海部再編整備連絡会につきましては,3商工会議所により,主に東京都品川区,大田区,川崎市川崎区,横浜市鶴見区,神奈川区の地域を対象に,町づくりや交通基盤整備についての情報,意見交換の場として,本年8月に発足したものでございます。一方,行政側といたしましては,既に昨年11月に関係5自治体により,東海道貨物支線の貨客併用化の合意形成を目的に研究協議会を発足しておりまして,このたびの3商工会議所による連絡会の発足により官民の足並みがそろったことから,今後一層の連携を強め,一体となった取り組みが進められるものと考えております。 次に,競輪場についてのご質問でございますが,仮に移転するといたしました場合の移転先につきましては,内陸部,臨海部ともそれぞれ難しい点もあろうかと存じますが,ご指摘の臨海部の工場跡地なども含めて,今後関係者や専門家のご意見も十分伺う中で,慎重に検討してまいりたいと考えております。以上でございます。
市民局長。
朝鮮民主主義人民共和国の水害に関する朝鮮総連の支援要請についての再度のご質問でございますが,朝鮮総連からの要請の具体的な内容は,口頭で,災害用の救援物資の中から食糧品または医薬品の支援をお願いしたいというものでございました。 次に,救援の方法でございますが,赤十字社を通じて救援物資を輸送する,あるいは朝鮮総連を通じて新潟港からの定期船で救援物資を輸送するといった救援の方法がございます。 次に,他都市の支援の内容でございますが,救援物資として毛布や乾パン,医薬品といったようなものを朝鮮総連を通じて支援をされたと伺っております。以上でございます。
経済局長。
初めに,かわさき21産業戦略研究会についてのご質問でございますが,平成7年度は研究会におきまして学識者・実務家の方々を講師としてお招きし,さまざまな観点から課題を提起していただく中で,研究会としての議論を深めるとともに,製造業,情報関連産業等のアンケート調査,企業ヒアリングなども実施し,施策上の課題,アクションプログラムの策定の基本的視点等を明確にしていく作業を進めてまいります。平成8年度につきましては,さらに企業経営者の皆さんにも研究会に参加していただくとともに,商業,サービス業を含む二次,三次産業全般に議論の対象を広げ,川崎の当面する地域経済の実際的な指針となるビジョンを提起することができるよう議論を深め,それを実現する行政としての具体的な施策の行動計画を策定してまいりたいと考えております。 次に,川崎市産業振興協議会との整合についてのご質問でございますが,本協議会は,より具体的な産業振興策及び景気対策を含めた幅広い地域経済の活性化方策などを論議していただくために,従来の組織を拡充強化し,平成7年10月に発足したものでございます。この協議会でのご提言を,かわさき21産業戦略研究会で行われております,より戦略的かつ具体的なアクションプログラムの策定作業にも反映させるなど,新産業の創出を含めた地域産業の活性化につなげてまいりたいと存じます。以上でございます。
民生局長。
野宿生活者対策について幾つかのご質問でございますが,初めに,市の体育館を利用しての越年対策についてでございますが,食事につきましては昨年と同様,パン券を支給することを基本といたしております。ただし,1月1日,2日の両日はパン券指定店が休みとなりますので,弁当を支給することとしております。対応する職員の数につきましては延べ200人程度を予定しております。また,期間の延長による体育館利用者への影響についてでございますが,体育館の休館日の範囲で実施し,市民の方々の利用の妨げとならないよう配慮をいたしております。 次に,施設についてでございますが,現在,関係する部局において検討しているところでございます。次に生活相談指導についてでございますが,パン券受給者の多くが高齢者または病弱者であり,医療機関への受診や生活保護の受給へとつながっております。また,パン券受給者数の推移から判断しますと,就労へと結びつき自立している者もいると思われます。次に野宿生活者の公共に対する自主的な行為についてでございますが,これまでに新聞報道にもございましたが,多摩川河川敷での集団清掃やJR川崎駅周辺の清掃などの活動が行われております。以上でございます。
都市整備局長。
初めに,川崎駅北口地区再開発事業についてのご質問でございますが,まず,第3西街区につきましては,再開発準備組合が中心となって,地元権利者等との調整を図っておりますが,今後,関係機関との協議を進め,平成8年度を目途に都市計画決定を行うよう努力してまいります。 次に,第3東街区につきましては,西街区に比べ土地利用状況,建物状況並びに権利者の意向等が異なるため,再開発協議会の部会を中心に専門家を交え,整備手法等について勉強を続けているところでございます。 次に,新川崎地区の市民利用施設についてのご質問でございますが,市民利用施設計画に関する意見集約の方法につきましては,これまでに市民各層のご意見,ご要望をお聞きするため,平成4年度に設置しました新川崎地区市民利用懇談会を初め,地元説明会,市民意識調査,陳情・請願,市長への手紙等さまざまな方法により,市民の皆様の意向の把握に努めてまいりましたが,今後とも引き続き当地域の実情に即した方法について研究してまいる考えでございます。また,経済の低成長時代の到来により,本市の財政環境も大きく変化する現状におきまして,当地区の市民利用施設のあり方につきましても,今後,市民の皆様の意向を尊重し,時代の状況に適合した計画を検討してまいる考えでございます。以上でございます。
土木局長。
初めに東京湾横断道路の完成に伴うフェリー航路従業員就業対策についてのご質問でございますが,川崎・木更津間のフェリー航路が廃止されることになりますと,そこで働く従業員の方々に与える影響は重要な課題であると考えております。現在,国,日本道路公団,地方公共団体等の関係者で構成する東京湾横断道路旅客船対策中央・現地連絡協議会が設置され,従業員の就業対策等について協議を進めているところでございます。本市といたしましても,この現地連絡協議会に参加し,従業員の就業対策について協力をしてまいりたいと考えております。 次に,京浜急行大師線連続立体交差事業についての幾つかのご質問でございますが,まず,事業の実施に当たりましては,現線区間の川崎大師駅から小島新田駅間を優先して事業を進めてまいります。また,川崎大師駅から京急川崎駅までの別線区間につきましては,他の事業が具体化した段階で,その事業との進捗にあわせて整合を図ってまいる予定でございます。 次に,川崎駅北口地区第3西街区再開発事業との関係でございますが,これまでも連続立体交差事業との同時施工を前提に協議を進めてきた経過がございますので,現在,都市計画決定に向けて進められております再開発計画にあわせて連続立体交差事業を進めていく予定でございます。したがいまして,今後とも再開発準備組合とのこれまでの協議経過を踏まえ,国,県及び関係局とも十分協議しながら,京急川崎駅部との合築を基本に再開発事業との整合を図ってまいりたいと考えております。以上でございます。
近藤議員。
それでは,引き続きまして何点か質問をさせていただきたいと思いますが,市長から臨海部の開発,さらにはそれらの取り組み,あるいは決意のほどを伺いました。大変事細かにお答えをいただきましたけれども,平成12年を目途に計画どおり進めるというご答弁でございました。私ども,ぜひそうしてほしいという願いはあるのですけれども,先ほどから申し上げましたように,支障物件の関係から,支障物件の移設等を含めて大変難しい,果たして大丈夫なんだろうかという心配が実はございます。したがいまして,平成12年という先が決まっておりますので,これらについての年次計画などを含めながら,何をどうするか,こういう点について具体的に改めて市長からお伺いをしておきたいと思います。 次に,再度市長にお伺いさせていただきたいと思いますが,東海道貨物支線の旅客線化についてですけれども,申すまでもなく京浜工業地帯の構造の変化あるいはまたこれに伴う再編整備の起爆剤として役割を果たすことや,現在持っている本市の恵まれている技能の集積,これらの強化を新たに進める,先ほどの臨海部のイベント事業との関係で,川崎の将来になくてはならない旅客線化だと思いますし,今回は特に多摩川を挟んだ大田区羽田空港の跡地でございますが,これは200ヘクタールの再開発計画が進められております。一部では,空港の近くですから航空博物館をつくろう,あるいは森林公園をつくるのだ,あるいは羽田のシンボル的なものをつくる,いずれにしても都民施設を中心に,中には医療も含まれているようですけれども,今,検討を急がれております。こういったところとあわせて,この旅客線化の必要性というものは東京都側にもあるし,さらには横浜側も当然,多分にあるわけですから,こういったところを含め,こちらの方の整合を図りながら,この客車化について本市として真剣に考えていかなければならないし,あるいはまた,早期に行わなければならない,こういうふうに思いますので,これらについての市長の見解も含めながら,お聞きしておきたいと思います。 次に,WTOについてですけれども,本市としては従来から市内業者最優先を提唱し,実行してきたことから,この協定の対象契約案件についてはできる限り市内業者への配慮をするとのことですが,我々も当然望むところでありますが,どのように配慮をし,考えているのか,例をもとに具体的にお示し願いたいと思います。 次に,野宿生活者の対策についてですが,先ほどの答弁で,既に健康診断を実施しているようですけれども,その実施した理由と,本市が対処しているような,このような健康診断を実施しているような都市といいますか,他都市はあるのか,さらにその経緯等についても伺っておきたいと思います。以上です。
市長。
2点についてお答えいたします。最初はサッカースタジアム計画についての再度のお尋ねでございますけれども,具体的に詳しくというお話でございますが,私の方でも担当部署がございますので,担当部署の方でもいろいろな計画がございます。後ほど,そうしたことについてもご説明に上がりたいと思いますが,私の方では,事業計画といたしましては,まず,本年度は建設計画を策定いたします。そして,いろいろな手続がございますので,そうした手続を経まして,サッカー場などの事業主体となる第三セクターをつくらないといかぬわけでございますが,建設計画ができましたら第三セクターの設立をやりまして,それから着工だという順序でございますので,まず第三セクターをつくることに全力を挙げてまいりたいと思います。なお,道路あるいは鉄道系につきましても,これは私たちの仕事でございますので,十分に手順を経て,国あるいは県なりの支援を得ながら一生懸命,それが交通のアクセスになるように努力をしてまいる覚悟でございます。 もう1つ,東海道貨物支線の旅客線化の問題でございます。これは大分盛り上がってまいりまして,会議所の方も横浜,川崎,東京都三者一体になりまして国の方に働きかけを行っているという状況もございますので,大きな希望を私たちも持っておりますし,七都県市の会議におきましても,私の方からもこれについての提言をいたしまして,それぞれ関係する都道府県でも承知しているところでございます。しかし,何といいましても,やはり国の支援が一番大事でございまして,やはり鉄道系でございますので,今ある鉄道とはいいながら,許可を受けるというのが最大の難関でございますので,これから私たちはその許可を受けられるような計画を具体的に提示する段階になってきているのではないかと思います。川崎の臨海部の再開発の場合には,ただ通過してもらっただけでは困りますので,あそこに客車の駅をつくる必要がございますので,そうした計画等を含めて具体的に話し合いを進めてまいりたいというふうに計画をしております。以上でございます。
企画財政局長。
WTO政府調達協定についての再度のご質問でございますが,本市では従来から市内業者への優先発注を基本方針とし,さらに受注機会の拡大を図るため,共同企業体の活用など多様な方策を実施してまいったところでございます。今後の取り扱いにつきましても,景気の先行きがいまだ不透明で,民間を含め需要が低迷していること,また,WTO政府調達協定の対応,さらには入札・契約制度の一層の透明性の確保など,契約事務全般について多くの課題がありますが,引き続き市内業者優先発注の視点で対応してまいりたいと存じます。以上でございます。
民生局長。
野宿生活者の対策についてのご質問でございますが,健康診断の他都市におきます実施状況でございますが,近隣の東京につきましては野宿生活者の多い台東区や新宿区などで実施しており,横浜市につきましても同様に実施しているところでございます。本市におきましても,野宿生活者には病弱者及び高齢者が多く,医療機関への緊急受診が多々見られることから,本年11月に実施したところでございます。以上でございます。
近藤議員。
要望を2点ほど申し上げて終わらせていただきたいと思います。 浮島地区の7万人夢のサッカー場と臨海部のイベントを含めた市長からの取り組み,あるいは再度の決意等も伺いました。ご承知のとおり横浜では2002年のワールドカップに向けて開会式会場にするということも含めながら,7万人サッカー場の建設を明らかにしております。こういうこともあります。本市も市長の答弁どおり進め,具体的に年次計画などを示しながら,実施まであと5年間の期間があることから,全市的に取り組みに最善を尽くすことを強く要望して,この件は終わらせていただきます。 次にもう1点要望させていただきたいと思いますが,東海道貨物支線の旅客線化についてですが,本市として特に東京都大田区,横浜市との連携を密にして意見調整を図り,さらに当該商工会議所と一体となって,川崎の将来のためにも実現化の方向に向けて最善の努力を要望して終わります。ありがとうございました。
11番,中川啓議員。 〔中川 啓登壇,拍手〕
私は市民同志会を代表して,平成7年第6回川崎市議会定例会に提案されました諸議案並びに市政一般について質問をいたします。質問の内容に他会派との重複がありますが,極力避けてまいりますので,ご協力をお願い申し上げます。 それでは,市政一般の質問から入らせていただきます。戦後50年,この50年間,本市の発展については市民,企業市民,行政が一体となって努力してきた結果が現在の本市を象徴しているところであります。この間,現髙橋市長まで4代にわたり,戦後の動乱期,経済成長期,安定成長期及び現在の成熟期まで,人口120万人の大都市に成長した現在の本市をつくり上げてこられたことに敬意を表します。戦後半世紀を迎え,近年国内外では情勢の変革は目まぐるしく,我が国の経済の変革による円高傾向,中国,フランスの核爆発実験の実施,国内ではオウム真理教の問題,また銃器類使用の凶悪犯罪の多発等,成熟期に逆行する流れがあらわれてきている現状であります。また人間社会が大集団活動から小集団活動へ,さらに個人活動へと移行していることは,世の中の動向からもまさに感じるところであります。このような動向の中で,120万市民の首長として,過去,現在,将来,どのような見識を持って,今後,市政に取り組まれるのか,変革の時代における大都市の首長としての発想の転換等のお考えがありましたら,お聞かせください。 次に,平成7年度の税収見込みと,今後の財政運営についてであります。本市の平成7年度の税収見通しは,企業業績の回復と相まって,法人市民税の伸びを中心に,3年ぶりに前年を上回ると報ぜられております。そこで,現時点での予測の上に立ち,実情についてお伺いいたします。また,来年度の予算編成を前に,今後の財政運営についてもその考え方をお示しください。 次に,行財政システム改革の推進についてであります。本市は税収の低下と義務的経費の比率の増加,新規必要事業の増大等の厳しい財政状況の見通しから,去る4月,行財政システム改革推進本部が設置され,このほどまとめられた基本方針が明らかになりました。具体的な計画は来年3月にまとめ,3ヵ年計画で進めるとのことであります。その内容の重点は,今後の事業の選択を絞り込み,総花的対応を避ける。また,市民の事業参加を促進し,官民協調による事業成果の実を上げていく。補助金交付の方式を改め,実効性を追求する。さらに行政機構の簡素化,効率化を図る等であります。しかし,これで基本的には旧来唱えられてきた対策と異なるところがあるのでしょうか。当局は,本市の昨今の財政状況と,近い将来の財政硬直化の懸念を明確に訴え,行財政システム改革とともに市民負担についても,この際,率直な論議が必要だと考えますが,ご見解を伺っておきます。 続いて,市政全般についてお伺いいたします。本市については市制71年の実績を持った実力のある都市として評価をしております。現状120万人の大都市市政の全般として,他都市に対し規範となるもの,またイメージアップすなわち誇れる施策を,ソフト面,ハード面,両面から見て,市当局として高い評価を受けているベストテンを自己評価をしていただきたい。 次に,川崎市都市景観条例についてであります。本条例は,本年4月1日に施行され,その目的は,市と市民が協力して,親しみと愛着を感じ,誇りを持てる優れた都市景観を形成するとともに,次代に誇れる魅力ある快適な都市環境の実現と市民文化の向上に資することとなっております。施行後約8ヵ月が経過しますが,経過及び実績を伺っておきます。 次は,富士見周辺地区整備基本計画・素案についてであります。富士見公園どうする会を中心に,市民の各層に及ぶ熱心な論議を呼び起こしている懸案の富士見周辺地区の整備について,市当局は,去る3月の整備基本構想に続いて,このほど基本計画・素案を取りまとめ公表いたしました。来年2月までに広く市民の意見を募るとされておりますので,ここでは今後の計画決定に至るスケジュールについて,庁内体制を含め伺っておきます。 次に,飲料容器等の散乱防止に関する条例,いわゆるポイ捨て禁止条例の実施効果についてであります。この条例は既に7月1日より施行され,3ヵ月間の周知期間を経て10月1日からは名実ともに罰則適用も含む実施スタートとなったわけであります。市担当職員も10月初めに,重点区域である川崎駅周辺と新百合ヶ丘周辺の2ヵ所で,市民に対し条例についてのPR活動を行い,今後も年間数回巡回指導するほか,町内会にも自主的に巡回するとのことで,その熱意には敬服する思いであります。少なくとも指定散乱防止区域では,従前に比べその効果が現実のものとなってきているように見受けられますが,市側の評価,感触についてお伺いしておきます。また,罰則規定の適用は,他都市で既に条例化しているところでも例がないと聞いておりますが,その具体的展開も伺っておきます。さらに,本条例でソフト面ではおおむね良好に推進されておりますが,今後街角でのごみ箱,灰皿等の設置の考え方もあわせて伺っておきます。 次に,地域防災計画第1次素案についてであります。このほど,本市においては阪神・淡路大震災を教訓として,地域防災計画の中に新たに組み込む「震災対策激甚災害編」の第1次素案を発表したところであります。この素案を土台として,各局や各区で具体的計画を定め,来年3月に開かれる防災対策会議で,改訂内容について新たに協議するとのことでありますが,細部については機会をとらえて伺うことといたしますが2,3の点について伺っておきます。まず,応急仮設住宅の建設について,建設可能な候補用地のリストアップを事前に行うとのことでありますが,具体的な考えをお示し願います。続いて,避難所の確保についてであります。この中における被災弱者と言われる老人,身障者などへの配慮についてのお考えを示してください。さらに,市民相互の共助体制の一環として,ホームステイ制度の導入のための調査を実施するとのことですが,伺っておきます。 続いて関連しますが,さきの阪神・淡路大震災では直下型の地震であり,活断層に沿って発生し,大災害をもたらしました。いつ起こるかわからないという活断層とは,これまで地震を起こしてきた傷痕であり,また,今後も地震を起こすいわば地震の卵と言われております。直下型の地震を引き起こす活断層は,本市の近くでは立川活断層がよく知られておるところであります。本市では今年度中に,活断層があるのか調査することになりましたが,次の数点について伺っておきます。1,調査のプロジェクトチームの名称とその構成メンバー,2,調査の方法,3,調査の地域,4,関係都県との協力関係,5,調査の期間,以上をお示しください。この質問につきましては,昨日の他会派の答弁により理解しましたので答弁は結構ですが,後ほど再質問をさせていただきます。 次に,幼児・青少年の育成についてであります。今や目前に迫った21世紀の多事多難な時代を迎えるわけでありますが,その担い手である子供たちの心身両面にわたる健全な成長を図ることこそ,今日における大きな課題であり,私たちの責務であると痛感いたすところであります。しかしながら,子供たちを取り巻く社会的環境はさまざまな問題を抱えております。すなわち,家庭においては核家族化,少子化が進み,加えて地域社会の連帯感も希薄になり,先人の豊かな経験に基づく子育ての知恵が伝承されていない。それがゆえに,ともすれば家庭外の教育施設への依存が指摘されております。いつでも崩壊する危険性を秘めた現代家庭のもろさにつながる少年の非行化,また陰湿ないじめなど,その起因を探ってみれば,幼児期及び少年期における生活環境にその一端があると思います。家庭教育力並びに地域教育力の復活こそ,今日求められる大きな課題であります。そこで2,3の点について伺いますが,まず,若い母親に見られる育児不安の解決についてその現況と課題。また,子供たちがゆとりを持って基本的な生活慣習を学んだり,人間的な触れ合いを深めていくための学習機会の構築についても,そのお考えを伺っておきます。 続いて,学校5日制について伺います。本年4月より学校5日制が月2回となりました。また,中教審では,近々完全実施を検討していると仄聞しております。5日制の目指すところは,子供たちの生活に余裕を与え,校外で大いに遊び,子供同士の人間的触れ合いを深め,自然環境との出会い,読書等によって情操を高め,家庭にあっては親子の会話がふえることによって社会的常識や倫理観の高揚を図っていくということであります。実施に当たっては,本市では小,中学生の学校外の活動調査研究委員会を設置し,学校,地域,家庭,行政のあり方を研究され,方向づけが出されましたが,どう生かされているのか現状をお示しください。また研究委員会は平成4年度末で解散し,それにかわる委員会が発足していると仄聞いたしておりますが,その組織と目的をお示しください。また,実施された当初は学力の低下,乱塾傾向に拍車がかかるのではないか,私立学校が優位に立つのではないか等々が懸念されましたが,現状をお示しください。また当初は,あり余る自由の中で家庭の崩壊や生活の構造の喪失は,悪い環境が多様化している中で非行に走る生徒が多く出るのではないかと心配されましたが,現状をお示しください。また,実施より今日まで3年余りがたちましたが,まとめと今後の指針をお示しください。市政一般は終わりまして,議案に移らせていただきます。 議案第130号,川崎市生活文化会館条例の制定についてであります。川崎市生活文化会館の新設は,その目的が,市民の生活に根差した文化である技能について,理解と技能職者相互の交流及び技能水準の向上を図り,技能を尊重する社会の形成及び技能の振興に寄与することであります。そこで,この目的について伺います。当初の考え方として,市民技能職者の技能職種全体を範囲として,技能水準の向上及び技能の伝承を目的とした技能会館の設立と聞き及んでおりました。今次新設された生活文化会館については,市民の生活文化の範囲での技能と受け取れる事業内容であると感じます。また技能職種の実習科目も,工作,陶芸,調理,洋裁,理容,美容等,いわゆる職人さんとしての技能職種としては,ごく一部であり,技能の範囲での当会館施設使用については稼働率が非常に心配であります。利用目的及び事業内容につき,当会館の市民開放の範囲を伺っておきます。 次に議案第131号,川崎市中高層建築物の建築に係る紛争の予防及び調整に関する条例の制定についてであります。市域の建物の高層化は,都市化の成熟と地価の高騰によって一層促進の傾向にあることは周知のとおりであります。しかしながら,この高層建物の建築計画をめぐる建築主と近隣住民との紛争も後を絶たず,むしろ激化の一途をたどっている実情であります。本市もその例外ではありません。この機に当たり,紛争の予防と調整について行政側から積極的に調整に当たるべく,これを手続化する本条例の制定は,まことに時宜を得たものと思われます。そこで,川崎市中高層建築指導要綱との関係をどのように考えておられるのか。第18条の調停委員会は組織機構の上でどのように位置づけられるのか。紛争の調整に当たって,あっせん,そして調停の両手続が規定されております。紛争解決の最終段階として期待される調停とあっせんとの相違点は何か。さらに,最近の中高層建築物の建築に係る紛争の実情――これは件数,解決に要した日数等――について伺っておきます。 次に議案第137号,平成7年度川崎市一般会計補正予算,議案第138号より議案第150号までの平成7年度川崎市各特別会計補正予算,議案第151号,平成7年度川崎市下水道事業会計補正予算,議案第152号,平成7年度川崎市水道事業会計補正予算,そして議案第153号,平成7年度川崎市工業用水道事業会計補正予算について,一括してお伺いいたします。このほど,以上各議案に示された各会計の補正予算の計上額は総額312億7,600万円と空前の高額となっております。これは,9月に国が発表した総合経済対策に基づく関連事業への補正と,防災対策とが主体と理解しております。それぞれ補正額をお伺いするとともに,今年度の防災関係諸対策に計上された総額についてもお尋ねいたします。質問は以上であります。理事者側の明確なご答弁をお願いします。以上でございます。(拍手)
市長。 〔市長 髙橋 清登壇〕
それでは私から,ただいまの市民同志会を代表されました中川議員のご質問にお答え申し上げます。 大都市の市長として変革の時代における市政の取り組みについてのお尋ねでございますが,ご指摘のように今日はバブル経済崩壊に伴う景気停滞や金融不安,さらにはあの忌まわしいオウム事件など,この戦後50年を支えてきた日本のもろもろのシステムに限界が見え始め,いわば,今日の成熟時代に見合った新しい秩序を模索する過渡期の時代ではないかと認識いたしております。しかし,そのような状況の中にあっても,情報技術,科学技術等の発展によって,地球は確実に小さくなってきておりまして,人,物,金が国境を越えて自由に行き交う「地球市民の時代」がますます加速していることは間違いありません。 本市は昨年,市制70周年を迎えました。私といたしましては,このような時代にあって社会・経済状況の変化に迅速に対応していくことはもちろんでございますが,これまで先人が営々として築いてまいりました功績に学びながら,本市の基本目標であります,地球市民の時代における人間都市の新たな創造に向けまして,全力で取り組んでまいる所存でございます。以上でございます。
教育長。 〔教育長 小机 實登壇〕
教育委員会関係のご質問にお答え申し上げます。 初めに,子供たちが生活習慣を学んだり,触れ合いを深めていくための学習の場についてのご質問でございますが,子供たちが基本的な生活習慣を学ぶ場といたしましては,まず家庭がございますが,若い母親が子供の成長など家庭教育について学ぶ場といたしましては,教育文化会館や市民館等で実施しておりますニューカップルセミナーや乳幼児学級,家庭教育学級,子育て交流集会などがございます。また,子ども会活動などの団体活動,そして地域活動などへの参加を通して,ここから自主性や協調性,人や自然を愛する心,いたわりの心などが養われ,一層人間的な触れ合いを深めていくことができるものと思われますので,これらの体験活動の場をできるだけ多く設けてまいりたいと考えております。 次に,学校週5日制についての幾つかのご質問でございますが,初めに学校外活動調査研究委員会につきましては,平成4年度に学校週5日制が実施されることに伴い設置したものでございます。この研究委員会では「子どもの自主性を尊重し育成するために」を研究課題として,学校,家庭,地域社会の望ましいあり方について協議いたしました。そして,その協議の成果を踏まえて,親と子がともに成長するための家庭教育学級等の充実,遊びを通してさまざまな体験をするための遊びの広場事業の充実,地域のネットワークを図り教育力を高めるための地域教育会議の拡充などの施策に生かしてきたところでございます。平成5年度からは「青少年学校外活動推進協議会」と名称を改めまして,協議を継続しているところでございますが,その組織といたしましては,学識者,学校及び青少年団体関係者など14名から構成されております。また,その目的は,「川崎の子ども達が,より豊かに,より健やかに成長することをめざして,学校外活動を体系的・構造的に推進するための方策を研究すること」としております。研究協議の内容といたしましては,幼少年期におけるボランティアマインドの育成,青年期におけるボランティア活動の実践とその評価等でございまして,現在,その具体的な取り組みに向け,調査研究を進めているところでございます。 次に,当初,学力の低下,私学の優位等が懸念されたことにつきましては,これからの教育のあり方を考えますとき,子供たちが生活の中においてみずから考えて行動したり,自分の思いを生き生きと表現したりする等の能力の育成を重視することが大切であると考えております。学校週5日制実施に当たりまして市立学校では,標準授業時数を確保し,さらに子供たちの興味・関心に基づいた体験的学習を促進するなど,指導方法の工夫,改善を行い,学習活動の一層の充実,教育水準の維持に努めているところでございます。塾通いの傾向につきましても,文部省における平成6年度の第2土曜日の過ごし方に関する調査によりますと,塾や予備校に通った子供たちの割合は,午前中0.3%,午後1.0%となっており,極めて低い結果が示されております。また,私立の学校につきましては,学校週5日制の趣旨が生かされるよう,文部省としても私立諸学校に対して周知徹底を図っているところでございます。 次に,社会環境の変化が子供たちに与える影響につきましては,子供たちの健全育成に向けて,学校・家庭・地域社会の連携が大切であり,休日となった土曜日を中心に,家庭・地域では親子がコミュニケーションを深めたり,子供たち同士によるいろいろな遊びや体験活動,身近な施設等での興味・関心に応じた多様なサークル活動やボランティア活動,親子参加や住民の世代間交流による地域活動等の充実に向けて努力しているところでございます。 次に,学校週5日制についての今後の考え方につきましては,実施から3年余が経過いたしました。学校週5日制の目的でございます,子供の望ましい人間形成を図るという視点から,現在,学校におきましては,新しい学力観に立つ新たな教育課程の編成並びに家庭・地域との一層の連携を進めてきたところでございます。また,地域におきましては,家庭教育の充実,子供たちの活動の場の確保,そして地域の教育力のより一層の創造を目指して,子供たちが健やかに成長するための環境や条件の整備などについても取り組んできたところでございます。今後は,これまでの本市の実績や,第15期中央教育審議会等の国の新しい動向及び県の動向を踏まえながら,川崎市といたしましても特色ある施策づくりに取り組んでまいりたいと存じます。以上でございます。
総務局長。 〔総務局長 東山芳孝登壇〕
総務局関係のご質問にお答え申し上げます。 市民負担についてのご質問でございますが,多様化し増大する市民ニーズに対応するため行政サービスも多岐にわたっておりますが,サービスの費用をどのように負担していくかにつきましては,例えばでございますけれども,義務教育,公園,道路などサービスの効用が広く市民に及ぶ公益性のあるものについては,主としまして税で賄う。あるいはまた,スポーツ施設,保養施設など,その効用が個々の市民に帰属する私益的,選択的な性格のものについては,税のみではなく使用者や利用者の方々に一定のご負担を求めていくべきではないか。また社会的に弱い立場にある人などにつきましては,負担の割合を配慮するなど,サービスの費用の負担のあり方につきましてはさまざまな角度から検討する必要があろうかと存じます。 したがいまして,今後サービスの内容や性格,対象者などの種々の要素をもとにしまして,行政サービスを受ける利用者の負担のあり方や定期的に見直す仕組みの導入など,その基準づくりを検討してまいりたいと存じます。あわせまして,市民の理解と協力を得るため,わかりやすいコスト情報の提供なども積極的に進めてまいりたいと存じます。以上でございます。
企画財政局長。 〔企画財政局長 小川澄夫登壇〕
企画財政局関係のご質問にお答え申し上げます。 初めに,平成7年度の市税収入の見通しについてのご質問でございますが,現時点の課税実績をもとに試算いたしますと,固定資産税の償却資産につきましては,企業の設備投資の状況から平成6年度の実績を下回ると見込まれますが,5年連続で前年度の実績を下回っておりました法人市民税を初め他の税目につきましては若干の回復傾向を示しており,今後の経済動向に大幅な変化がない限り,市税全体といたしましては3年ぶりに前年度決算を若干上回ると見込まれますが,依然厳しい税収環境下に変わりがないところでございます。 次に,今後の財政運営についてのご質問でございますが,税収の伸びが期待できない中で,今後の財政運営は大変厳しいものと考えております。したがいまして,徹底した経費の節減や事務事業の積極的な見直し,新規事業の厳しい選択など歳出面における抑制を図るとともに,歳入面では,負担の公平性の観点から市税等の債権確保策の強化,受益者負担の見直し,さらには国庫補助金等の確保に全力を挙げ取り組んでいくことが重要かと考えております。 次に,他都市に対し規範となる施策または誇れる施策についてのご質問でございますが,ご質問にございますような自己評価というのはなかなか難しいところかと存じますが,全国に先駆けて取り組んだ施策,あるいは市民の皆さんのご参加をいただきながら取り組んでいる先進的な施策といった視点から整理させていただきますと,市民オンブズマン制度,市三役・議員の資産公開や内申書の開示など開かれた市政の実現に向けた統合的情報公開制度の運用,環境基本条例に基づく環境施策の総合的推進,鉄道輸送の実施など廃棄物対策,震災対策支援システムなど防災対策,市民総ホームヘルパー大作戦の展開や福祉パルの全区設置など地域福祉システムづくり,外国人市民代表者会議の設置など外国人と共生できる地域社会づくり,市民まつりや光のイベントなどのイメージアップへの取り組み,ヴェルディ川崎の本拠地としての等々力競技場の整備,市と地権者の合意による農住構想を基本として新百合ヶ丘駅周辺の町づくり,核兵器廃絶平和都市宣言や平和館の建設など一連の国際平和への取り組みのほか,情報化社会の進展に対応した総合科学高校の整備,地域に開かれた教育の推進を目指す地域教育会議の設置などの施策が挙げられるのではないかと考えております。 次に,富士見周辺地区整備基本計画の策定スケジュールなどについてのご質問でございますが,今回公表いたしました整備基本計画・素案につきましては,市の5つの施設についての整備の方向をお示ししておりますが,主に代替機能等の整備を前提に撤去または機能転換等を示しております。したがいまして,これら代替機能等について,さらに庁内検討を深め,市民意見をも反映し,具体的な計画としてまとめてまいりたいと考えております。また,推進体制でございますが,現在,助役を中心に関係局長によります庁内検討組織を設け進めておりますが,さらに必要に応じて関係者や専門家等のご意見を伺う場を設けてまいりたいと考えております。 最後に,経済対策及び防災対策関連の予算についてのご質問でございますが,まず,今回の経済対策関連予算の補正額は,全会計で271億2,121万円で過去最大の規模となっており,防災対策関連予算の補正額は3億8,294万円となっております。また,本年度の防災対策関連予算の総額は,当初予算,6月補正,9月補正及び今回の補正予算を合わせまして,合計で約100億円となっております。以上でございます。
市民局長。 〔市民局長 森山定雄登壇〕
市民局関係のご質問にお答え申し上げます。 生活文化会館の利用目的及び事業内容と市民開放の範囲についてのご質問でございますが,当会館は,市民生活につながりのある技能職者と市民のための会館でございます。したがって,1つ目といたしまして,技能職者の相互の交流及び技能練磨の場としての利用,2つ目に,市民を対象とした,技能職者及びその関係者による各種技能教室の開催や講演会など,技能への理解を深めるための行事への利用,3つ目といたしまして,市民の皆様や他の団体による独自の利用など,広く市民にご利用いただけるよう考えておりますので,ご理解を賜りたいと存じます。以上でございます。
衛生局長。 〔衛生局長 齋藤良夫登壇〕
衛生局関係のご質問にお答え申し上げます。 若い母親に見られる育児不安についてのご質問でございますが,初めに現状についてでございますが,本市では各保健所や各健康ブランチで8年ほど前から,母親学級の目的の1つに母親の孤立化の予防を掲げまして,妊娠中から出産及び育児にかかわる悩み事や心配事を話し合える友達づくりを支援してきております。 出産後は新生児訪問で母子の健康状態の確認と初期の育児不安を受けとめ,その解消に努めております。また,乳幼児健診,健康相談から希望で参加する子育てセミナー・ちびっ子健康学級・赤ちゃんハイハイあんよ大会等でも子供の健康づくりを進めるとともに,自主的な子育てグループづくりを積極的に推進するなど,地域の育児力の強化に努めております。 次に,今後の課題といたしましては,父親の育児への積極的な参加について,保健所によっては来春から両親学級に取り組んでいくこととしております。育児が孤立した母親一人の手に任せられることがなにように,働きかけをより強化してまいりたいと思います。また,育成した子育てグループの活動を継続・支援していくために,関係局とも連携を図ってまいりたいと存じます。以上でございます。
生活環境局長。 〔生活環境局長 中西正義登壇〕
生活環境局関係のご質問にお答え申し上げます。 ポイ捨て禁止条例についての幾つかのご質問でございますが,この条例につきましては,制定過程からマスコミ等に取り上げられたことや,市民の皆様の環境美化に対する意識や関心が高まっていると感じられますことなどから,一定の周知が図られていると考えております。重点区域内で実施いたしました散乱状況の調査でも,ほとんどの箇所が改善されているという結果も出てございます。しかしながら,まだまだ吸い殻などの散乱が見受けられますので,今後,散乱防止計画に基づき事業を進める中で,関係する方々のご協力をいただくとともに,通過者への周知徹底を推進するなど,普及啓発に努めてまいります。 次に,罰則についてでございますが,取り締まりそのものは警察行為であることから,所管警察署との協議を経る中で重点区域を指定したものでございまして,その適用の例は,本市や他の市町村におきましても,まだございません。 次に,今後の街角でのごみ箱,灰皿等の設置についてのご質問でございますが,ごみ箱,灰皿等の設置につきましては,ご議論もあるところでございますが,散乱防止重点区域指定に当たっての説明会におきまして,当該区域内の町内会,自治会及び商店会等関係団体からご意見をお聞きした折には,ごみ箱等の設置のご意見はございませんでした。その後,散乱防止計画及び実施要領を策定提示いたし,ご意見,ご要望をお聞きしたところでございますが,今後,ご要望がありました際には,設置の是非も含めまして検討してまいりたいと考えております。以上でございます。
土木局長。 〔土木局長 渡瀬正則登壇〕
土木局関係のご質問にお答えをいたします。 初めに,応急仮設住宅の用地確保についてのご質問でございますが,災害救助法が適用された場合,応急仮設住宅の建設は都道府県知事が行うことになっておりますが,災害発生時に,応急仮設住宅の建設を的確かつ迅速に実施するため,現在,公園,学校グラウンド等の公共用地及び畑,工業用地,空き地等の民有地を対象として建設の可能な用地を調査し,リストの作成など県と協議調整を進めているところでございます。 次に,避難所における災害弱者への配慮についてのご質問でございますが,高齢者や障害者など,避難所での共同生活になじめない方々の新たな避難所の確保につきましては,現在,それぞれの特性に十分配慮した避難・救援のあり方とシステム化について調査を実施しているところでございますので,この結果を踏まえまして,福祉施設を活用するなど実情に即した対応をしてまいりたいと考えております。 次に,ホームステイ制度の導入についてのご質問でございますが,直下型地震が発生した場合におきましては,まず,川崎市民同士が互いに助け合い,協力をする体制づくりが大変重要と考えております。したがいまして,現在どのようなシステムが一番実効性があるのか,川崎市全町内会連合会や自主防災組織の皆さんのご意見をお聞きしながら,具体的に検討を進めているところでございます。以上でございます。
建築局長。 〔建築局長 石渡隆太郎登壇〕
建築局関係のご質問にお答え申し上げます。 初めに,都市景観条例についてのご質問でございますが,本条例は本年4月1日に一部規定を施行いたしまして,まず第1に,今後,都市景観行政を推進してまいります上で最も重要な都市景観形成基本計画案の策定に入りました。この基本計画は,本市の都市景観の形成に関する基本的な方向を明らかにし,魅力ある川崎らしさの発見と創造を行っていく上でのよりどころとなるものでございます。その内容といたしましては,景観形成の基本方針や,そのための施策などを定めてまいる予定でございます。現在,立案作業を進めているところでございまして,その過程において市と市民の協働作業の一環としてアンケート調査や市民意見交換会を既に実施したところでございます。この基本計画案につきましては,本年7月に発足いたしました都市景観審議会におきまして,現在ご審議をいただいており,今年度末までに答申をいただく予定でございます。また,臨海部におきましては,景観形成方策の1つとして,楽しく活気があり,ダイナミックで明快な色彩景観の創造などを目標といたしまして,色彩ガイドラインの策定を,今年度末を目途に進めているところでございます。このガイドラインによりまして,地元企業の協力を得ながら,市民に親しまれる快適な臨海部の景観形成を図ってまいりたいと考えております。なお,本条例のうち都市景観形成地区の指定や大規模建築物等の届け出制などにつきましては,来年度に施行してまいる予定でございます。 次に,川崎市中高層建築物の建築に係る紛争の予防及び調整に関する条例についての幾つかのご質問でございますが,初めに,現在の指導要綱との関係についてでございますが,要綱では中高層建築物の建築に伴う相隣間の諸問題を未然に防止することを目的として,今日まで建築主の任意の協力によりまして,建築確認申請前に建築計画を事前に公開し,周辺住民から工事公害の同意を取ることでその機能を果たしてまいりました。しかし,行政手続制度の整備にあわせて,行政手続の公正化・透明化を図ることが求められると同時に,本要綱の工事公害の同意制度については,国より,申請権の侵害に当たる行為であり適切でないと再三の指導を受けてきたところでございます。また,市民オンブズマンからは要綱の見直しに当たっては同意制度にかわる実効性のある制度の見直しが必要であるとの提言も出されております。そのため,これらの問題に対処するため,これまでの要綱を廃止し,それにかわるものとして本条例の制定をするものでございます。 次に,本条例の調停委員会の位置づけについてでございますが,川崎市建築紛争調停委員会は,地方自治法第138条の4第3項で規定されている,市長の附属機関として設置するものでございます。次にあっせん,調停の相違点についてでございますが,あっせんは,市長が,公正な立場であっせんの場を提供し,建築に係る諸法令やこの条例の趣旨について説明をしながら,双方の相談に応じてまいります。また,調停につきましては,弁護士や学識経験者等による第三者である市長の附属機関が,公正な立場で解決に向けての方向性を示し,さらに調停案を示してまいります。 次に,最近の指導要綱に係る紛争の実情でございますが,昨年度の処理件数は421件で,その内訳といたしまして,一部の方の工事公害防止対策の同意が得られず,理由書扱いとした件数は71件で,その割合はおよそ16%でございます。また,その処理に要した日数は,平均でおよそ140日間ぐらいでございます。以上でございます。
中川議員。
市長,各局長,どうもありがとうございました。それでは,再質問をさせていただきたいのですが,その前に企画財政局長,私,他都市に対し規範となる施策または誇れる施策についての質問をしたのですけれど,全国に先駆けて取り組んだ施策,先進的な施策ということで,これをずっと見たら13から14項目ありますね。ベストテンと言ったのですけれど,大分多いなというようなところですけれど,それだけ自信を持っていられるというのは本当に敬服しました。しかし,実は本件については,来週の決算委員会で平成6年度の決算とともに,私,他己評価というのをちょっと調べまして,そのデータと突き合わせて,これを各局長にも振りますので,そのときに続きを質問したいと思いますので,これは,ちょっとご期待くださいませ。 それでは,再質問をさせていただきます。市長,ご答弁ありがとうございました。今回の代表質問で我々市民同志会の代表質問としましては,市政一般については本市の施策について,それから今後の財政問題等に重点を置いてお聞きしたわけでございますけれど,市長の市政に取り組む姿勢として,ご答弁では,本市70年の歴史を尊重し,時代の変化に迅速に対応するとのお考えが示されました。まさにそのとおりだと思っております。国内外の各分野で活躍される学者さんとか有識者の皆さんが,現代を踏まえて今後の我が国は選択の時代である,これを迎えるのだというようなことで提唱されております。これは我々国民1人1人が何事をやるにもよく考えて,1つ1つ選択して行動をとったり実行をしろということであると我々受けとめているのでございます。本市の取り組みとしても,ちょうど今やっている行財政システム改革の中で,市民ニーズについて,「あれも,これも」ではなくて,「あれか,これか」という,これが選択の時代の考え方だと思いまして,この方針が述べられておりますが,市長として変革の中の選択の時代という取り組みについて,今後の決意をお伺いしておきたいと思います。 続きまして教育長,学校5日制について再度お伺いいたします。文部省の調査結果によりますと,学校5日制実施後,子供たちはゆっくりする時間がふえたと実感しているということ,また親は子供と過ごす時間がふえたと感じている,こういうことが出ていますが,一方,子供たちの生活体験や社会参加体験の不足が逆に指摘されたというようなことが出ております。文部省では,来年度より地域が主体となって豊富な知識を,体験を持つ地域の大人が先生となり,これは先ほども市民総ヘルパー制度などとありましたけれど,こういうことからいったら,市民・大人総先生大作戦などといってやらなくてはいかぬかもしれませんが,大人が先生となり,さまざまな体験活動を学校施設内外で推進を図ると方針が出ておりますが,本市の今後の取り組みを伺っておきます。 続きまして市民局長,議案第130号の川崎市生活文化会館条例の制定についてでありますが,ご答弁では,技能というものが市民生活につながりのある技能と受けとめました。ところで,市民局長としてはここでおしまいでございますが,角度を変えまして,本市の産業・工業,いわゆるものづくりの分野に関係する技能職種に従事する零細企業の技能職者,いわゆる金型とかいろいろなそういう零細企業がありますね。そういうところに従事する技能職者の技能水準の向上及び親からの継承とか,そういう取り組みをどのようにお考えになっているのか,これは経済局長さん,ひとつお答えを願いたいと思います。 それから土木局長に,活断層について関連して再度お伺いいたします。ご答弁では,本市に活断層が及んでいるかについては市内を横断している道路沿いに調査するというようなことでございました。これ,隣の伊藤議員がずうっと調べていただいていたのですけど,東大地震研究所によれば,東京都の西に位置する立川断層では,マグニチュード7程度の地震が約5,000年の間隔で繰り返すと推定される。5,000年。はい。その調査の結果,最後の地震は約1,800年前に起きたので,当分の間安全と言われておりますと。しかし,自然は何が起こるかわかりません。それでね,東京都というのは地震に関する地域危険度の測定調査を実施すると。その項目が,建物危険度,避難危険度,火災危険度,人的危険度と,この4つの項目の側面から各評価をし,地域の震災対策を図っていくと聞いております。本市としては,直下型の地震という観点から活断層を考慮した新たな地震被害想定調査を地震専門委員会に依頼し実施すると伺っておりますが,被害想定調査の内容及び現在の地震専門部会での検討内容についてお示しを願いたいと思います。以上でございます。
市長。
変革の時代における市政の取り組みにつきまして再度のご質問でございますが,選択の時代ではないかという視点からのお尋ねでございます。お話のとおり,かつてのように人口が急増しまして,例えば学校,保育園,公園,上下水道,道路建設等々と市民の生活基盤整備に忙殺をされた時代から比べますと,今日では施策の中身も,量という点から質への転換が求められる時代になったと思っております。このような変化は,視点をかえますと,物の豊かさを追求する時代から心の豊かさ,そうした価値を置く,そうした市民意識の変化が反映してきているのではないかとも思われます。このような時代になればなるほど,多様化する市民ニーズを正確に把握するとともに,市民・民間活力を生かした公私の役割分担を初め必要性,有効性,採算性あるいは緊急性などを基準といたしまして,お話がございました施策の選択を的確に行うことが,ますます重要になってきていると思います。したがいまして,厳しい財政事情もありますので,皆さんのご協力をいただきながら,120万市民の代表としてこれまで以上にリーダーシップを発揮しまして,市政の運営に取り組んでまいることが大変大事になってきていると考えております。以上でございます。
教育長。
子供たちが休日に参加できる学校外活動の取り組みについてのご質問でございますが,子供たちの学校外活動を充実するために,各小学校での遊びの広場の開設や博物館やプールの無料開放など,さまざまな体験活動の機会を設けているところでございます。遊びの広場では,スポーツ活動のほかに地域のお年寄りから昔の遊びや伝承行事などを教わりながら,世代を越えた交流活動にも取り組んでいるところでございます。また子供たちの健やかな成長発達を支援するために,地域の人々がともに考え活動するための組織としまして,中学校区を単位に地域教育会議の拡充を図ってきたところでございます。この地域教育会議では,地域行事マップの作成,地域の特技指導者の紹介,地域の青少年関連施設で行う事業の案内,子ども会等青少年団体への参加の呼びかけなど,子供たちがより豊かな生活体験や社会参加体験ができるように情報提供を行っております。さらに保護者に対しましても,子供の多様な生活体験の大切さを理解していただくための啓発活動を行っているところでございます。今後も地域の方々の積極的なご協力をいただきながら,子供たちの学校外活動の推進を図ってまいりたいと存じます。以上でございます。
経済局長。
技能職者の技能水準の向上及び継承についてのご質問でございますが,本市はものづくりを中心とする産業都市として発展してまいりました。そうしたものづくりを支える中小企業の高度な技術は,これまでそれぞれの企業の中で切磋琢磨されつつ継承されてきたところでございます。しかしながら,近年の円高による企業の海外シフトに伴い,ものづくり機能の空洞化が強く懸念されるに至っております。したがいまして,ご指摘の点が現在の産業振興を図っていく上で大変大きな課題となっているところでございます。そうした課題に対応すべく,当面の1つの取り組みといたしまして,国の第2次補正予算による通信・放送機構川崎リサーチセンター事業の本市への誘致に当たりましても,その事業の中で金型インスティチュート事業と申し上げておりますが,ものづくりの基盤であります金型産業のこれまで蓄積された技能を継承し,コンピュータを利用した生産,製造技術における最近の著しい進歩との融合を図る中で,金型産業の技術面における新しいステージへの転換を支援する事業に取り組むことといたしております。 この研究開発事業の具体的な内容でございますが,川崎市立総合科学高校におきまして,異なったメーカーのコンピュータ間やコンピュータと工作機械とのデータの連携,通信回線を介しての遠隔地間での金型データのやりとり,設計データを共同利用できる部品として通信回線を介して共有化することなどを,新しいソフトウエア概念によりまして,より人に親しみやすいシステムを実現するための研究として予定をされております。川崎市といたしましては,この研究の過程で市内の金型製造企業にも広く参加していただきたいと考えておりますし,開発された成果と総合科学高校に設置される最新鋭の設備を利用しまして,生徒を含め若い技術者を対象に金型の熟練技術の継承と最新のコンピュータ技術の修得の機会を提供し,将来における熟練技術とコンピュータ生産の高い生産性との融合を支援してまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。
土木局長。
被害想定調査についてのご質問でございますが,本市では従来の被害想定を上回った阪神・淡路大震災を教訓に,地震専門部会に被害想定小委員会を設置いたしまして,直下型地震という観点から新たな地震被害想定調査を実施しているところでございます。その内容でございますが,最近の地質学や地震学的調査の結果を踏まえまして,本市の地震対策上考慮すべき想定地震断層として,立川断層,三浦半島の断層群及び鶴見川に沿って推定されている断層,またプレート間地震といたしましては,フィリピン海プレート上面で発生する地震を想定地震として考慮することとしており,地震動の予測を初め建物や火災に対する予測評価のほか,ライフライン,交通輸送施設等あらゆる角度から,その被害と影響について議論を重ねているところでございます。以上でございます。
中川議員。
おのおの皆さんありがとうございました。教育長,ひとつこれ,本当に学校5日制というのが毎週になった場合に,よろしくひとつお願いします。我々も地域として努力をしていきたいと思いますので,どうぞよろしくお願いを申し上げます。 それから経済局長の技能の点。これは,ちょっと議案第130号からきていますので,この後の件についてはもう委員会に付託しまして,第130号として検討していただこうと。 それから活断層の件,土木局長,わかりました。これも補正予算でこの項目がのっていますので,そちらの方でまた委員会で検討していただきたいということでございます。 さて最後になりましたけれども,市長,今後も従来以上のリーダーシップを発揮して市政の運営に取り組むとの決意,期待して受けとめます。市長在任6年が経過されたわけでございますけれども,市政の取り組みとして,私は十分に髙橋市長はリーダーシップを発揮されたことを大きく評価したいんですが,この間のリーダーシップの形というのが,私なんかが見ていましたら,いわゆるボトムアップのリーダーシップ。下からぐうっと盛り上げていこうと。それで一番最後に市長がぐっと決めようというような,これが非常に……。いわゆるリーダーシップの形というのは2つありましてね。私はこういうのを民主的リーダーシップと言いまして,そういう形で下から積み上げていって最後にまとめ上げる方式と。今までの時代では非常によかったと思います。 これからは,市長もおっしゃいました変革,選択の時代の到来という中で,厳しい情勢を今度乗り切るには,やはりリーダーシップの形もちょっと変えたものを導入しなくちゃいかぬのじゃないかというふうに私は思うわけでございます。これはちょっと私も――こんな若造が言うのは大変申しわけないんですけれど,こういうときになったらトップダウン方式をやるべきだと。トップダウン方式。いわゆる専制的リーダーシップというやつですね。要は,今正直言って中期計画のローリング,行財政システムの改革の問題,それから平成8年度の予算の策定と,こういう大きなものを担いでおられますけれども,今までの方式でいきますと,各局の局長というのは自分のところがやっぱり,市政執行の執行部局ですから,これもやりたい,あれもやりたいと。 あのとき議会でやられたもの,これもやりたいということで,どんどんどんどん積み上げてくる。そういう形で持っていくよりは,この際,やはりトップダウンで,市長としてこういうものがやりたいんだというようなことで,やはり6年間――それ以前にも市長は経験ありますけれども,やっぱり市長としての6年間の知識,経験,それから勘と度胸,この辺をやっぱり使ってもらわなくちゃいかぬと思うんですね。私は今言った中計とかローリング,それから行財政システムの改革,それから予算の策定,これは,私は結果を期待するのは,市長の意思が前面に出ているというですね,やっぱりこれぞ髙橋市長の方策だというのを期待をしたいと思いますが,そのためには今までの本当に私たちが評価していましたボトムアップの民主的リーダーシップの中に,今後こういう厳しい時代には,ぜひ市長,いわゆるトップダウン方式の専制的リーダーシップも入れてやっていただきたいと。きのうも自民党の坂本議員からありましたけれども,よっしゃわかったということでしたら,そこでうなずいていただきたいと思います。――はい,ありがとうございました。代表質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
お諮りいたします。暫時休憩いたしたいと思いますが,ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
ご異議ないものと認めます。およそ30分休憩いたします。 午後3時4分休憩 ――――****――――
午後3時36分再開 〔局長「ただいまの出席議員議長とも54名」と報告〕
休憩前に引き続き,ただいまから会議を開きます。 引き続き代表質問を行います。発言を願います。9番,尾畑悦子議員。 〔尾畑悦子登壇,拍手〕
私は神奈川ネットワーク運動川崎市議団を代表いたしまして,本定例会に提案されました諸議案並びに市政一般について質問をいたします。これまでの質問との重複をできる限り避けましたが,視点の違う点についてはご了承願います。 初めに,WTO政府調達協定に関連して市長に伺います。1993年12月にウルグアイ・ラウンド交渉が妥結し,以後WTO設立協定に向けて国会審議がなされ,ことし5月31日には,その中の1つである政府調達協定が妥結しました。これは都道府県及び政令指定都市にまで政府調達の適用対象を拡大したことや,建築サービスを含むサービス調達全般を対象とする適用分野の拡大をも図った内容となっています。このことについて私たちは地方政府の自治権の侵害につながると考え,大変懸念を抱いています。特にWTO体制下で川崎市民の生活権の保障,例えば食の安全や生態系を中心とする環境などの保障は大丈夫だろうかと大変心配です。川崎市の環境基本条例には,食環境も市民の生活を守る上で大変重要であると位置づけられています。また憲法第25条にも,「すべての国民は,健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」とあります。WTOは多角的貿易システムの推進を目的とするものであり,憲法第25条や川崎市の環境基本条例に明記されている生存権や環境権よりはるかに狭いものであるにもかかわらず,そのルールや規律は国のみならず地方自治体にまで及び,現在は外郭団体にまで運用対象を検討されているとのことです。このような状況の中,地方政府である川崎市としての決定権の権利を侵害される可能性があると考えます。これらの動きに対し,地方自治,市民自治の観点から,どのような対策を講じられるのか,お考えを伺います。 次に,行財政システム改革の推進に向けた基本方針について市長に伺います。このたび特に市民自治に根底を置いて,市民サービスや行政サービスのあり方を検討されてきたとのことですが,地域では,行政に何もかも任せるのではなく,自分たちも参加することで住んでいる町を住みやすくしていこうと積極的に活動している市民グループがたくさんあります。環境や福祉の分野での活動などは,国内だけでなく国際的にも評価を受けています。今,国会では市民活動法案が検討されている最中ですが,本市においても市民事業,市民活動を今後どのように育成し,サポートしていくのか,大きな課題になっているはずです。具体的にどのように進めていかれるのか,お考えを伺います。 次に,外郭団体の総合的な見直しも示されておりますが,外郭団体が官僚の天下り先や退職者の受け皿としての機関であるなどと言われないためにも,そのあり方や活用については,これまでの議会で私たちも厳しく述べてまいりました。しかし残念なことに,今回の基本方針の中では今後の外郭団体の活用について明確には述べられておりません。そこで伺います。ややもすると行政の補完的な役割だけにとどまっていたこれまでの外郭団体ではなく,社会経済状況の変化や厳しい財政状況の中で,市民ニーズに柔軟に対応でき,自立的,創造的に運営される外郭団体へ変身を図るときがきているのではないかと考えます。退職職員,派遣職員の意識改革がなければ,プロパー職員も育たないでしょう。改めて今後の外郭団体の活用についてお考えを伺います。 次に,今回基本方針の中では,外郭団体の活動状況や財政状況が大変不透明であったのを,今後は市民にそれらの情報提供を進めると述べられ,この点については評価したいと思います。市民の税金が運営の補助や助成に使われている以上,その財政や活動状況をいつでも公開することは当たり前のことです。このことについて具体的に制度としてどのように進めていかれるのか伺います。また,この基本方針では市民生活の視点に立った分権型行政の推進として,市民参加型市政の展開など幾つか示されていますが,何といっても市民との相互協力関係を築く前提となるのは情報公開だと思います。現在,部局によっては市民参加に消極的であったり,情報は市民のものではないといった誤った認識をしているところも多々あります。ただ意見を聞き置くということではなく,町づくりのパートナーとして市政への参画を考えるならば,現在進められている事業の情報や今後予定の事業の情報,また勉強会や打ち合わせ会の資料なども市民に公開され,積極的に提供されるべきと考えますが伺います。 また市政運営のためにはさまざまな会議が開催されていますが,条例や要綱により設置されている会議にとどまらず,あらゆる会議の公開を進めることこそが必要であり,そのことが市民参画を推進していくものと考えます。お考えを伺います。 次に,大都市の中での緑地の確保,保全,育成政策について市長に伺います。市民との意見交換を経て緑の30プランも策定されましたが,今後の町づくりを考えますと,阪神大震災の教訓を得る中で,農地を含む緑地をどれだけ確保できるのか,市民として大変不安に思うところです。そこで伺います。緑の30プランをプランどおり2010年までに達成するためには,一体どれくらいの財源が必要とされるのかお答えください。また都市緑地保全法の改正の中で市民緑地制度が打ち出されましたが,契約年限や相続税の優遇措置を受ける対象にも制限があり,これから川崎市でこの制度が,どのように活用されるのか注目するところです。本市のお考えをお聞かせください。 次に,防災都市,安全な都市づくりの観点から伺います。川崎市におけるこの間の開発ラッシュを見ていますと,災害時の安全性について一層不安が募ります。私どもでは,都市の中の緑地を災害時のオープンスペースとしてしっかり位置づけ,確保していくことが重要であると,これまでにも述べてまいりましたが,一向に進んでいないのが現状ではないでしょうか。先般出されました行財政システム改革の推進に向けた基本方針の組織整備の中には,組織執行体制を社会環境や市民意識の変化に対応するため抜本的に改革するという考えが示されています。しかし,そこでは安全な都市づくりに向けて緑地の確保,保全,育成に対する総合的な施策展開の方向性は出されておりません。本市として,時代の変化や従来の組織の枠を越える市民ニーズなどに積極的に対応されるということで,安全な都市づくりに向けて地域防災計画の見直しの中でも打ち出されていますところの緑地の確保について,しっかりと都市計画の中で位置づけ進めていく必要があると考えます。また緑地の保全,育成についても総合的にとらえ推進していく体制が必要と考えます。あわせて見解を伺います。 次に,環境教育・学習基本方針について伺います。環境教育・学習基本方針が出されましたが,この基本方針が縦割り行政と言われている中で全庁的に市のポリシーとして取り組んでいくためには,どこがイニシアチブをとっていくのか不明確です。全市の環境意識高揚のために,どこが責任を持って調整を図りながら進められるのか,市長の見解をお聞かせください。 次に,環境保全局長に伺います。推進基盤の整備として環境教育学習センターの設置が挙げられていますが,リサイクルコミュニティセンターや臨港処理センター,各環境センター,さらには市民館や学校など,もっと活用を図るべきところが多くあります。また,既に市民の活力を生かそうとしている事業においても,いまだ十分な活用がされていない現状があります。今あるものを生かしていく基本姿勢が必要と考えますが,見解を伺います。また,既に計画されている環境科学総合研究所との関連についても伺います。 次に,民生局長に伺います。国ではエンゼルプランが打ち出され,自治体に児童育成計画の策定をするよう指針が出されています。しかし,エンゼルプランについては保育の質の向上について検討されなければならないはずなのに,保育の量的な確保のみに焦点が絞られています。また公的保育の後退,民活路線へとつながるおそれがあることなど,私どもは大変危惧しております。本市では既に今後の保育のあり方についての答申も出されておりますので,計画策定に当たってはその答申も含めて,市民と自治体で今後の子育て支援についてどうあるべきか十分議論を重ねることが大事であります。子供や子育てしている父母,働く人々なども一緒に加わるなど,決定までのプロセスを大切にした計画づくりをしていただきたいと考えますが,見解を伺います。 また,私たちは子供の育つ環境や教育,就労環境,母子保健,住宅や町づくりをも含めた総合的な計画としていくべきと考えますが,見解を伺います。 次に,地域保健法の改正を受けて衛生局長に伺います。地域保健法改正による国の指針では,保健所の設置について2次医療圏や老人保健福祉圏におおむね一致することや,人口30万人に1ヵ所以上を原則とするとなっています。川崎市では,現在各区に1ヵ所の保健所や健康ブランチを設置し事業展開されていますが,私たちは今後の地域保健について後退してしまうのではないかと大変危惧しております。本市の現在の体制下においても,子育てしている方からは,すべてのサービスが健康ブランチなどで身近なところで受けられるようにしてほしいという声や保健所の現場からは,保健予防対策に力を入れたくても人手が足りず,地域に入っていく時間がとれないなどの声を聞きます。より身近なところでの多様なニーズに対応できる保健所のあり方が求められています。そこで伺いますが,今後の保健所機能の強化や所管区域についての本市の見解をお聞かせください。また計画策定に当たっては,市民や現場職員とともに検討されることで川崎市の地域性にふさわしい計画としていくことが必要と考えますが,あわせてお答えください。 次に,神奈川県保健医療計画改正について伺います。来年度に予定されています県の医療計画改正に当たっては,知事は医療圏を含む全面改正になると述べられており,厚生省でも医療圏の細分化の意向を示しているとのことです。国や県のこうした動きは川崎市にとってどういう影響があるのか,お聞かせください。また本市では,医療,保健,福祉の連携を図り,地域の実情にあわせ医療サービスが利用しやすいこと,選択性が確保されることなど多様な市民のニーズに対応できるよう北部医療施設整備構想策定委員会も設置され,県への働きかけに努力をされているところです。これらのことは,とりもなおさず地域の医療は地域で決めていくのが本来の姿だということです。県の計画により大きな網がかけられ,市として市民のニーズにこたえたくともこたえられないという現状は,とてもおかしなことです。地方自治の観点からも,川崎市の保健医療はどうあるべきかを示し,積極的に県に働きかけていくことが必要と考えますが,見解を伺います。 次に,川崎市住宅・宅地事業調整要綱について建築局長に伺います。1965年,無秩序な乱開発を防止し生活環境の水準の維持,向上と人口増加による財政需要に対応するために団地造成事業等施行基準が定められ,今日に至るわけですが,施行基準だけでは生活環境を維持していくには限界があり,さらに公益施設整備負担金制度が開発事業の免罪符のようになっています。これまでの生活環境水準を維持していくには,条例制定でなければ効果を生み出せないのではないかと考えます。何ゆえ条例にされなかったのか,お聞かせください。また広場,公園などの公共空地については,このたびの要綱では「ただし6%でも可」となっています。公共空地の確保については後退となるのではないでしょうか,見解を伺います。さらに,負担金制度がなくなったことによって市の姿勢が明確に打ち出せる反面,財源的には厳しくなることが予測されます。公共用地の買い取りに支障がないか伺います。 次に議案第131号,川崎市中高層建築物の建築に係る紛争の予防及び調整に関する条例の制定について,建築局長に伺います。80年代,民活,規制緩和政策が拍車をかけた開発ラッシュは,川崎市においても全市域を覆い尽くした感もあり,現在進められている宅地造成,建設は,残された斜面や狭小な場所に迫っており,工事公害の域では近隣との合意形成を図ることが困難となってきました。まさに生活環境への影響が深刻になっております。もはや今日までの要綱指導の領域には限界があり,このたび条例化という形で提案されてきたことは,機を得ていると思いますが,実効性ある内容としていくためにも幾つか伺います。まず,本条例の目的に健全な生活環境の維持とあります。また川崎市住宅基本計画で定義する良好な住環境は,整然とした高層住宅群をイメージするものがうたわれています。市民にとっての良好な住環境とは何なのか,健全な生活環境とは何なのか,押しつけではなく市民がみずからが定義づけていける機会を設けるべきと考えますが,見解を伺います。 次に,本条例の中に公表規定が示されていますが,既存の他の条例では伝家の宝刀は抜かないもののような感が見受けられます。公表規定は実行性を持って行使していくという決意をお聞かせください。また,これらのルールを定めて進められる中高層建築物の建設が協議・調停どおり行われているか,監視チェックする機関はどうなっているのか伺います。 次に議案第137号,1995年度川崎市一般会計補正予算の中の災害対策費について土木局長に伺います。この活断層の調査は,全額国庫支出金により充当されるということで,調査結果は川崎市の防災に生かされるのか,あるいは市民への情報提供が十分保障されるのか,危惧の念を抱いております。全額国庫支出金による調査ということで,国の情報非公開により市民が情報を得られない事態がないことを確認したいと思いますが,お答えください。 次に議案第151号,1995年度川崎市下水道事業会計補正予算について伺います。東京湾の水環境改善効果を図るために,高度処理センター機能の用地として確保されるとのことです。高度処理についてはかなりのコストがかかり,そのことは市民の下水道料金にも影響が出てくることになります。高度処理技術の開発については,既に1991年度から年額約2,000万円の調査研究費用を使って今日に至っているとのことです。今回88億円で用地を購入したいとのことですが,高度処理を導入した場合の建物や設備投資,また維持管理については一体どれくらいの費用を要するのか,お示しください。また高度処理導入に際しては,市政運営の共有化という観点から,市民サービスに対するコスト,費用効果といったことに対して,その情報を広く多くの市民に提供,公開し,施策決定の透明化を図るとともに市民との合意づくりを進める必要があると考えますが,お考えをお聞かせください。さらに水環境問題を考えたとき,環境への負荷をどのようにすれば軽減できるのか,私たちも生活雑排水による汚染を考え,その暮らしを見直すことが必要ですし,一方で工場廃水の基準値がかなり緩やかである上に,その監視体制も不十分であることも水環境を悪化させており,こちらも責任は問われてくるものと考えます。高度処理の技術を導入する前に,もっと町づくりの中で,あるいは暮らしの中で,下水や下水道のあり方について見直しを進め,処理する前の水を良質な状態で下水処理場に送ることができるよう対策を図ることこそ私たちは重要と考えますが,お考えを伺います。 次に議案第152号,1995年度川崎市水道事業会計補正予算について伺います。料金改定の審議に当たって提出された資料から算出される平均改定率25%に当たる増額分は,およそ25億円になるはずですが,補正によると,およそ12億円余りも少ない額になっています。その理由は,本年度上半期の水需要が当初の予測を大幅に下回ったためとのことですが,独立採算制のもとでの公営企業として,本来のあり方ではないのではないかと私どもは受けとめています。さきの議会では,22時間以上にわたる委員会審議,大口使用者を招いての公聴会,臨時議会を開いての質疑,討論など,すべて提出された資料をもとに行われ,市民は報道や傍聴で経過を知り,判断をしました。それらすべての基礎となる数値が,わずか3ヵ月余り後には12億円もの修正がされるということは,料金改定に当たって議論されてきたことが根底から崩れ,値上げ理由そのものの信憑性にかかわってくると考えます。このことで将来の料金改定も予測されてきますが,今後,二度と同じことを繰り返さないためにも,今回の水需要予測の見込み違いはどこにあったのか明らかにされるよう伺います。 これで質問を終わりますが,ご答弁によっては再質問させていただきます。(拍手)
市長。 〔市長 髙橋 清登壇〕
それでは私から,ただいまの神奈川ネットを代表された尾畑議員のご質問にお答えいたします。 最初に,WTO政府調達協定についてのお尋ねでございますけれども,この協定は世界貿易の健全な発展を図るための国際協定として締結されたものであり,加盟各国間の内国民待遇及び無差別原則が最大の目的であると認識しております。本市といたしましても,この取り扱いにつきましては適正に対応し,新たな国際競争の時代に備えてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても,国際間の協定でございますので,これを尊重し,現行の発注方針・契約制度等の整合を図り,適切な対応をしてまいりたいと考えております。 次に,市民事業や市民活動の育成,支援についてのお尋ねでございますけれども,地域社会の成熟化などを背景として地域福祉や環境問題などの分野で公共的サービスの担い手として市民の自主的活動が多様に展開されるようになってきておりますが,それらは行政依存型ではなく,市民の持っているさまざまな能力と活力を生かす自立型の運動として広がっていることに特色があると考えております。したがいまして,その育成支援につきましても,市民の主体性,自立性の尊重ということを基本に置いて進めることが必要であり,現在こうした観点からボランティア活動の支援のあり方についての調査研究や保険制度の検討などを進めておりますので,これらを踏まえて具体化を図ってまいりたいと考えております。 次に,緑の30プランの目標達成に必要な財源についてのお尋ねですが,ご指摘のとおり,さきの阪神・淡路大震災におきましては,都市の安全性の確保という面から,緑の役割が改めて注目を集めたところでございます。緑の30プランはこうしたことも踏まえて,川崎市における緑を積極的に保全・回復し,21世紀に向けて緑豊かで快適な都市環境を創造していくために策定したものでございます。この施策を推進するに当たりましては,用地の取得や施設整備などを初めとして,かなりの財源が必要となりますが,国における関連助成制度の積極的な活用を図るなど,必要な財源確保に向けて努力をしてまいりたいと考えております。 環境教育・学習基本方針についてのお尋ねでございます。この基本方針の冒頭に掲げておりますとおり,環境教育・学習の主人公は市民や企業の皆さんでありますので,行政といたしましては,市民や企業の方々の主体的な参画と連携のもとに,環境教育・学習に関する施策を実施していくことも重要であると考えております。したがいまして今後の推進体制につきましては,基本方針の考えに基づきまして,行政と市民及び企業との協働体制を整備してまいりたいと考えております。また庁内的には,関連事業を有機的,体系的に推進していくため,環境保全局を中心として関係局による推進会議を設置してまいる予定でございます。以上です。
総務局長。 〔総務局長 東山芳孝登壇〕
総務局関係のご質問にお答え申し上げます。 初めに,外郭団体の活用及び情報提供についてのご質問でありますが,外郭団体の活用などにつきましては,今後もその特性を生かせる分野で活用を図っていく必要があると考えております。とりわけ高齢者福祉や環境,町づくりなどの分野におきまして,多様で柔軟な事業展開を積極的に進めていく観点から,その有効な活用を図ってまいりたいと存じます。また固有職員の育成や市からの派遣職員のあり方につきましては,外郭団体の自立性に配慮しつつ見直しに取り組んでまいりたいと存じます。 次に,外郭団体の情報提供についてでございますが,設立目的や事業内容,活動状況などの情報を市民に明らかにしていく必要があると考えておりますので,パワーアップ川崎・懇談会などのご意見を参考にしながら,積極的に進めてまいりたいと存じます。 次に,市民参加のための情報提供及び公開についてのご質問でございますが,市民の町づくりへの参加意欲の高まりや自治意識の高揚などを背景といたしまして,分権型社会をつくり上げていくことが求められておりますが,そのためには市民と行政が情報を共有し,それぞれの役割分担と相互の協力のもとに町づくりを進めていく仕組みが必要であると考えております。そうしたことから,本市では従来から,例えば川崎新時代2010プランや区づくり白書の策定など,市民自身が町づくりの主体として積極的に参加していく環境整備に努めてきたところでございます。こうしたことを踏まえまして,今後,市民と行政との連携と協力を一層深め分権化時代にふさわしい町づくりに取り組んでいくためには,多種で広範な情報の提供の仕組みを整備,発展させていくことが大変重要であると考えております。こうした観点から,市民が必要とする情報をタイムリーに提供するため新たな情報通信技術を利用するなど,情報提供システムの充実を図ってまいりたいと存じます。またパワーアップ川崎・懇談会からご意見をいただいておりますが,行財政に関する情報をわかりやすく提供するため,市民への広報手段として重要な役割を担う市政だよりなど政策広報の充実に努めてまいりたいと存じます。 最後に,会議の公開に関するご質問でございますが,会議の公開につきましては,ご案内のとおり本市における情報公開条例を基本とする統合的情報公開制度の柱の1つとして位置づけられております。ただいまお答え申し上げましたような市民への情報提供システム充実に向けた取り組みに加えまして,市政運営の公正,透明化を一層向上させるためには,会議公開は不可欠な制度と考えております。しかしながら,仮に条例による制度化を前提とした場合でございますが,例えば傍聴という知る権利がいまだ法解釈上確定していない段階でございまして,どのように具体化化するのかという難しい問題が存在しております。さらに会議を非公開で行う場合,市民はどのような不服を申し立てることができるのか,またその場合,会議開催日までの極めて限られた期間内に不服申し立てへの対応が可能なのかなど難しい課題がございます。いずれにいたしましても,本制度につきましては現在内部検討委員会におきまして,公開の手順や範囲,非公開処分に対する救済制度のあり方等について研究を深めている段階でございますので,ご了承を賜りたいと存じます。以上でございます。
企画財政局長。 〔企画財政局長 小川澄夫登壇〕
企画財政局関係のご質問にお答え申し上げます。 公益施設整備負担金制度改正による影響についてのご質問でございますが,ご指摘のとおり本市の公共施設の整備にとって貴重な財源でありました公益施設整備費収入がなくなりますことは,現在の財政状況下におきまして大変厳しいものがございます。したがいまして今後の公益施設整備に少なからず影響が生じますが,本市全体の財源の中で対応するよう努力してまいりたいと存じます。以上でございます。
環境保全局長。 〔環境保全局長 米塚正治登壇〕
環境保全局関係のご質問にお答え申し上げます。 初めに,市民緑地制度についてのご質問でございますが,この制度につきましては本市が先行して実施してまいりましたふれあいの森制度などを参考として,法律上の制度として本年8月からスタートしたものでございます。制度の適用を受けますと,土地の所有者は緑地管理の手間と費用が省けるとともに,市との契約期間が20年以上である場合は相続税の軽減措置が受けられるなど税制面でも有利な取り扱いがございます。また近隣の市民にとりましても,身近なところで気軽に散策を楽しんだり,季節の草花に親しめるなど地域の生活環境の向上に大きく貢献するというものでございます。こうしたことから,緑の30プランにおきましても,緑を保全する施策としてこの制度を積極的に活用していくこととしているところでございます。しかしながら,この制度は土地所有者の申し出が前提となっておりますので,今後この制度の内容について周知を図り,土地所有者のご協力がいただけるよう努めてまいりたいと考えております。 次に,緑地保全等の総合的推進体制についてのご質問でございますが,現在本市におきましては緑地保全事業や公園整備など直接緑にかかわる部局のほか,道路整備や公共施設の建設など,それぞれの行政目標を遂行する段階で,緑に深くかかわる部局も数多くございます。したがいまして,これらの関係部局と調整を図り,緑の30プランを総合的,計画的に実施するための庁内推進体制づくりに努めてまいりたいと考えております。 次に,環境教育・学習センターについてのご質問でございますが,まず既存の環境教育・学習関連施設についてでございますが,その活用と整備の状況につきましては,環境教育・学習の視点から,必ずしも十分な状況ではございません。こうしたことから,今回策定いたしました環境教育・学習基本方針では,既存の施設を環境教育・学習の視点から見直し,ライフスタイルに関連深い施設については,環境問題全体について広く学び,理解を深めるための学習の場とすること,また市民館・図書館等の社会教育施設については,その事業を拡充することなどとなっております。 次に,仮称環境科学総合研究所との関連についてでございますが,研究所につきましては,これまで環境教育・学習の拠点機能を含めた諸機能とともに立地条件等について鋭意検討を進めてまいりましたが,現在のところ具体化に至っていない状況でございます。したがいまして現状におきましては,既存の公共施設等の利用を考えながら環境教育・学習センターについて検討してまいりたいと存じます。以上でございます。
衛生局長。 〔衛生局長 齋藤良夫登壇〕
衛生局関係のご質問にお答え申し上げます。 地域保健法の制定に伴う保健所の機能強化及び所管区域についてのご質問でございますが,本市の保健所は健康づくり,保健予防,食品,環境衛生等地域保健対策の中心的機関といたしまして,地域住民の健康保持,増進に取り組んでまいりましたが,地域保健法の制定を受けて市民ニーズに対応した保健サービス及び環境サービス,情報収集・提供,調査研究,企画調整等の機能強化を図ってまいりたいと考えております。また保健所の所管区域につきましては,厚生省の示した基本的な指針におきましても,政令指定都市の保健所は従来おおむね行政区単位に設置されてきたことに配慮しながら,都道府県保健所との均衡及び政令市の人口要件を勘案し,地域の特性を踏まえつつ設置するとされております。こうしたことで,本市の地形的特徴,人口や飲食店などの密度,交通事情等の地域特性及び行政区ごとのさまざまな市民サービスが定着している現状を踏まえまして,機能強化計画と合わせて検討してまいりたいと考えております。本計画の策定に当たりましては,保健,環境衛生,医療における多様化する市民ニーズに的確に対応することを目的として,関係各団体の方々で構成しております川崎市地域医療審議会においてご審議をいただくとともに,局内関係施設職員を含め局を挙げて内部検討しているところでございます。保健所の現行機能を見直し,地域特性を考慮した新たな保健施策を展開し,活力と魅力に満ちた保健所のあり方を検討する中で進めてまいります。 次に,神奈川県保健医療計画の見直しについてのご質問ございますが,保健医療計画における2次医療圏の見直しは,現在神奈川県保健医療計画推進会議において審議が継続中であり,種々議論がされている段階でありまして,正式な結論には至っておらない状況でございます。保健医療計画の見直しは,国の基本指針に基づき高齢化の急速な進展等,社会環境の急激な変化に対応し,医療の需要供給のバランスを図るため,おおむね5年に1度行われることになっております。2次医療圏の見直しによる本市への影響といたしましては,本市の実情を踏まえた見直しがなされた場合には,地域間の医療格差の改善に向けた可能性が出てくるものと思われます。 次に,県への働きかけについてでございますが,神奈川県保健医療計画推進会議などの機会をとらえ,今後も引き続き本市の意見,要望が反映されるよう取り組んでまいりたいと存じます。以上でございます。
民生局長。 〔民生局長 齊木敏雄登壇〕
民生局関係のご質問にお答え申し上げます。 児童育成計画の策定についてのご質問でございますが,国におきましては平成6年12月にエンゼルプランが策定されておりますが,本市におきましては,多様な市民ニーズにこたえることができるよう市の実情に即した児童育成計画を策定してまいりたいと考えております。計画の策定に当たりましては,これまでの各種の提言も踏まえまして,広範なニーズ調査等を実施するとともに,市民の参加による計画策定協議会を設置し,十分な議論を重ねてまいりたいと存じます。また,ご指摘のとおり少子化への対応は広範な分野にわたっておりますので,総合性を持たせた計画としてまいりたいと考えております。以上でございます。
都市整備局長。 〔都市整備局長 横山隆次登壇〕
都市整備局関係のご質問にお答え申し上げます。 緑地の確保についてのご質問でございますが,本市の緑に対する考え方といたしましては,本年10月に緑の基本計画として,かわさき緑の30プランを策定し,明らかにしたところでございます。都市計画の中での位置づけにつきましては,その緑の基本計画の基本的な事項について,都市計画としての市街化区域及び市街化調整区域の整備,開発または保全の方針に位置づけることになっております。また,緑の基本計画は都市計画の市町村マスタープランに適合することとされております。したがいまして,整備,開発または保全の方針及び市町村マスタープランの策定に当たりましては,これらのことを踏まえ進めてまいります。また具体的な諸施策の推進に当たりましては,公園・緑地のほか緑地保全地区等を都市計画として位置づけてまいります。いずれにいたしましても,関係局と十分調整を図りながら進めてまいりたいと考えております。以上でございます。
土木局長。 〔土木局長 渡瀬正則登壇〕
土木局関係のご質問にお答えをいたします。 活断層調査結果の情報提供についてのご質問でございますが,さきの阪神・淡路大震災を契機といたしまして,活断層に対する市民の不安が高まっているところでございますので,調査結果を解析し,報告書の作成が済み次第,情報の提供を図ってまいりたいと考えております。以上でございます。
下水道局長。 〔下水道局長 泰地修吾登壇〕
下水道局関係のご質問にお答え申し上げます。 高度処理に関する幾つかのご質問でございますが,初めに高度処理施設の建設費並びに維持管理費についてでございますが,入江崎環境センターにおきましては,老朽化している既設水処理施設の改築更新事業とあわせて高度処理対応の施設を建設する計画をしており,全体事業費としておおむね500億円を見込んでおりますが,このうち高度処理分といたしましては100億円程度でございます。なお維持管理費につきましては,現在基本計画の策定作業を進めており,その中で算定することになっておりますので,いましばらくお待ち願いたいと存じます。 次に,市民との合意づくりについてのご質問でございますが,既に本市におきましては,東京湾流域の七都県市首脳会議の合意に基づき,環境保全局では平成4年7月,東京湾に係るリン・窒素削減指導要領を作成し,工場・事業所に係るリン・窒素の水質管理目標値を定め,川崎港並びに東京湾の富栄養化対策を促進し,水質改善を図るべく,リン・窒素の削減に取り組んでいるところでございます。一方,現在までの七都県市の取り組み状況としましては,各都市とも既に高度処理に必要な建設用地の取得を完了しており,東京都並びに横浜市においては,今年度末には一部高度処理施設を稼働させる計画で施設の建設を進めているところでございます。これらの状況を踏まえ,本市の高度処理導入に当たりましては,毎年開催している下水道フェアや下水道施設親子見学会並びに市政だより等あらゆる機会を利用して,建設費用や維持管理費用,さらに事業効果等の情報を広く市民に提供し,高度処理の必要性について市民のご理解を求めていきたいと考えております。 次に,生活排水についてのご質問でございますが,水環境への負荷の軽減を図るためには,下水道の処理機能をより効率的に保つことが肝要であると考えます。現在本市では,関係10局で構成する生活排水対策推進委員会を設け,生活排水による水質汚濁の防止対策を推進しております。これを受けまして,有リン洗剤,調理くず,油など汚濁原因となるようなものはできる限り使わない,捨てない,流さないといったような市民の方々の協力及び意識向上に努めており,今後も引き続き関係局と協調して,パンフレットの配布など意識の啓発を図ってまいります。以上でございます。
建築局長。 〔建築局長 石渡隆太郎登壇〕
建築局関係の質問にお答えいたします。 初めに,川崎市住宅・宅地事業調整要綱についてのご質問でございますが,本要綱の制定に際して条例としなかった理由についてでございますが,1つには,公益用地の廉価による本市への提供を規定しておりますが,これは事業者の任意の協力によるものでございますので,強制することは大変難しいと考えます。また駐車場の設置につきましては,マンション等の建設に際して一定率の駐車場の設置を義務づけることは,社会的にはある程度認められておりますが,法律的には,自動車の保管場所の確保に関する法律では,使用の本拠から一定距離以内に車庫があればよく,敷地内に確保することを条例で義務づけることは困難であると考えられます。これらの問題から,団地造成事業等施行基準にかわる新たな制度としては,条例とせず要綱として制定したところでございます。また新しい要綱の中で提供される公園の面積について,計画人口1人当たり3平方メートルの確保を基準としながら,全体として事業区域の6%以上あればよいとした点につきましては,一般市民の利用に供する公園の整備は基本的には公共団体の責務であり,開発者負担による提供公園の整備は,その一助として位置づけるべきものであると考えられます。このような観点から,中高層住宅の建設に際して公園の整備が過重な負担とならないよう配慮し,6%という数値を設定したものでございます。 次に,川崎市中高層建築物の建築に係る紛争の予防及び調整に関する条例についての幾つかのご質問でございますが,初めに住環境についてでございますが,川崎市住宅基本計画では,住環境について既成の住宅市街地,無秩序に開発されたスプロール市街地,良好な住環境が形成されている地区など,それぞれの地域の特性に対応した住環境の整備や保全形成を図ることをうたっております。本条例は中高層建築物の建築に係る紛争の予防及び調整を目的としており,紛争の中で市民が住環境と認識する問題,例えば日照,通風,採光などを基本要素として,地域住民の方々の生活実態につきましても調停委員会の場で配慮されることと思われます。したがいまして,健全な生活環境の維持が図られるものと考えます。 次に,公表規定についてでございますが,本条例の第20条における公表規定は,標識の設置,隣接住民への説明,あっせんへの出席等の努力義務,工事着手の延期の要請など建築主などへの義務づけを担保するものでございますので,これらの命令,勧告,要請に従わないものは,記者発表などの方法により公表していくことを考えております。 次に,紛争の中で協議,調停が行われたものに対する監視チェックについてでございますが,本来紛争は民々の問題でございますので,あっせん,調停によって行われた協議や協定を監視するのは,紛争当事者の責任と考えております。また本条例は,工事の実施に伴う紛争については当該工事の完了時までに,テレビ電波受信障害に係る紛争については当該工事の完了時から1年以内までに申し出を行うことができることを定めておりますので,当初の約束事を守らなかったことに対する紛争の申し出をすることは可能でございます。以上でございます。
水道局長。 〔水道局長 山田喜一郎登壇〕
水道局関係のご質問にお答え申し上げます。 水需要予測が見込み違いではなかったのかとのご質問でございますが,今回の水需要予測につきましては,予測手法を種々検討いたしましたが,市の総合計画との整合性を確保するという観点から,川崎新時代2010プランの基本指標等をもとに,平成5年度に民間調査機関に委託をし,実施したものであり,その結果を財政収支計画の水量として採用したところでございます。この予測水量に対しまして平成7年度の上半期における使用水量の実績値を見ますと,近年の大口使用者の使用減のほかに一般家庭の生活用水も減少していることから,本年度の配水量は予測配水量を下回るものと推測しているのが実情でございます。これの原因についてでありますが,最近の転出人口の増加による人口の伸び悩みやバブル経済の崩壊等による経済の低迷,また毎年のように発生する渇水及び今回の阪神・淡路大震災の教訓等による全国的な節水意識の浸透が市民に強く働いているものと考えております。以上でございます。
尾畑議員。
初めに,3点について要望させていただき,次に質問いたします。 まず環境教育・学習基本方針についてですが,既存の施設の活用,事業の拡充については方向性はわかりましたが,市民とパートナーシップをとっていく,あるいは市民の活力を生かすことについては,意識改革も含めいろいろな問題があります。むしろこうした視点への努力が必要であることを申し上げておきます。また環境科学総合研究所については,さきの質疑にもありましたが,環境都市川崎を目指す本市としては,21世紀に向けた整備として,財政難だからこそ,何が重要課題なのか,いま一度考えていただきたいと市長に強く要望いたします。 さらに環境保全局長には,環境教育・学習方針に基づき実施計画の策定が急がれるところですが,行政主導で進めるののではなく,環境教育・学習の主体である市民や企業の意見を十分に反映した実施計画としていくことが大事であると考えます。方針の中でうたわれている市民,企業,行政の協働体制を早急に設置し,積極的に推進していただきたいと強く要望しておきます。 次に衛生局長ですが,保健所の所管区域や機能強化計画について,局を挙げて検討されているとのことですので,多様なニーズに対応できる保健所づくりに向けて積極的に取り組んでいただきたいと思います。本市の保健所機能強化計画の策定に当たっては,寝たきり防止や健康づくりなど予防策に重点を置いた施策展開をされるよう,人員強化も含め検討いただきたいと要望いたします。さらに保健所の利用者サービスの受け手である市民が計画づくりに参画できるよう検討していただきたいと,あわせて強く要望いたします。 民生局長ですが,国の少子化対策の指針であるエンゼルプランは,本市においては白紙の状態でとらえ,指針には左右されないとのご答弁を得たと理解いたしました。また広範な市民参画で策定協議会も設置し,十分な議論をされるとのことで,大変前向きなご答弁をいただきましたので,私どもはともに考えていきたいと考えております。 では質問に入りますが,市民事業や市民活動の支援について,総務局長と市民局長に再度伺います。ボランティア活動の支援のあり方について調査研究されているとのことですが,現在市内では大勢の市民がボランティア活動をしております。その活動は福祉,環境,教育などあらゆる分野へ広がっています。今後支援策を考えていくならば,それぞれが個々に行っているボランティア活動を全市的に総合的にとらえ対応していく必要があると考えますが,お考えをおきかせください。窓口の設置についても,どこを拠点にするのか,また例えばボランティアセンター機能はどうするかなど検討課題は山積しています。総務局長のご見解を伺います。 次に市民事業への支援策についてですが,私たちはこれまでも議会で質問をし,市長からも総合的に支援対策をとるとのご答弁をいただいております。そこで,現在はどのような検討がされているのか伺います。市民バンクなども検討されているのかどうかも,あわせて伺います。 次に企画財政局長に伺います。市長からWTO政府調達の本市への影響について,現行の発注方針や契約制度を尊重する中で対応していくとのご答弁がありました。そこで確認をさせていただきます。市民の生存権や環境権の観点からも,私たちが最も心配しております食環境について伺います。現在,学校給食や公共施設の食材については,安全性などに配慮し国内産でほとんど賄われております。食材については今回のWTO政府調達協定の影響はないと考えてよろしいのかどうか伺います。また,その運営が外郭団体で対応されていることによる心配がありますので,市としてこれらの外郭団体に対し,これまで同様担当部局において指導されていくと受けとめてよろしいのかどうかも伺います。 次に都市整備局長に伺います。緑地の確保,保全,育成について何点か伺いましたが,ご答弁を伺っている限りでは,財源問題を初め防災都市,安全な都市づくりの観点からは実現が大変難しく,悲観的な状況にあると受けとめております。都市計画の中でも上位法の枠の中でしか考えられておらず,大変残念な思いがいたします。市町村マスタープランに向けては,その中で緑地の確保などについても位置づけていくとのことでしたが,いまだマスタープランのない現在,緑の30プランが出されたり,用途地域の見直しが行われているなど本末転倒ではないかと考えております。このような状況の中で,都市計画上防災都市,安全な都市づくりが実現すると将来的に明るい展望が持てるのかどうか伺います。 次に下水道局長に伺います。高度処理のランニングコストにつきましては,私どもの見解もございますので委員会に譲りまして,市民との合意づくりですが,単に市民の理解や協力を求めるという消極的な姿勢ではなく,行財政システム改革推進の基本方針にもありますように,排水に対して責任を持たなければならないパートナーとして,市民に対しコストや費用効果などの情報を積極的に提供し,料金改定を含むさまざまな下水道政策を市民とともに考える姿勢こそ必要とされているのではないでしょうか。改めて局長のご見解を伺います。 次に処理する前の水についてですが,工場や事業所の場合,直接川や海に流す排水基準より,倍も緩くなっておりますが,現行法のもとでは自治体での上乗せ基準ができないことになっております。環境や処理場への影響を考えますと,事業者責任についても再検討する必要があると考えますが,あわせて見解を伺います。 次に建築局長に中高層建築物についての条例についてですが,当条例の目的にうたわれている健全な生活環境というのは,自然環境5要素だけではなく,地域住民の生活実態も配慮されてこそ維持されるという認識が確認されましたので,この件は結構ですが,ただ今回の条例では一定基準以上の建築に関する調停,あっせんとなっていますが,今日では小さな規模の開発,建築のトラブルも深刻なものがございます。中高層やアセスの制限に届かないぎりぎりの高さに建てられることも多く,これらについては現行の日照に関する相談員制度で小規模建築で生じるトラブルへの対応も積極的に進める必要もあり,今ある当制度のPR,そして制度の充実を検討すべきではないでしょうか。小規模建築に対する市の姿勢も明確に打ち出していただきたいと思います。あわせてご見解を伺います。 最後に水道事業についてですが,見込み違いの原因について,私どもでは2010プランの基本指標という,いわば既に現実には,ずれの出ている数値をもとにつくられた水需要予測を今回採用し,しかも現状にあわせて修正もされなかったことであると理解をいたしました。需要をどう読むかということが大変重要でありますので,今後の水需要予測について伺います。社会的な環境意識の向上につれ,水を無尽蔵であるかのごとく使い,汚す,これまでの生活に及ぼす環境への影響に築き,ライフスタイル転換しようとする市民がますますふえています。こうした節水型の生活実態を踏まえ,正確に認識し,今後の水需要予測は節水型生活をベースに算定されるべきと私たちは考えておりますが,局長のお考えを伺います。
総務局長。
ボランティア活動への対応についてのご質問でございますが,現在福祉や環境等のいろいろな分野で広がりを見せております種々のボランティア活動につきましては,これからの地域社会における新しいサービス提供システムを構築していく上で大きな期待が寄せられておりまして,行財政システム改革の基本方針にも位置づけられているところでございます。こうしたボランティア活動につきましては,保健と福祉,環境と町づくりなど十分な連携が必要とされるものも多く,今後その支援を図っていくに当たりましては,情報の交流や相互のネットワーク化などを通じた横断的な取り組みと幅広い視点に立った総合的な対応が必要と考えております。こうした観点から,拠点となります窓口の設置を含めた庁内の体制づくりにつきましても,今後関係する部局と検討を進めてまいりたいと存じます。あわせまして,ボランティアセンターなど既存の公益的団体の機能性,弾力性を有効に活用していくことも市民の自発的意向に沿うものと考えておりますので,その連携につきましても検討を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。
企画財政局長。
WTO政府調達協定についてのご質問でございますが,この協定は国におきましては政府の各機関及び日本道路公団などの政府関係機関が対象となり,地方政府につきましては都道府県及び政令指定都市が対象となるもので,地方政府の外郭団体につきましては適用の対象となっておりません。 次に食材に関連した調達についてでございますが,品質の安全性など実情に沿った取り扱いをしながら,市民の健康への配慮に努めてまいりたいと存じます。また外郭団体において締結する契約につきましても,発注方針,契約手続など市に準じた取り扱いをするよう引き続き所管局を通じ指導してまいります。以上でございます。
市民局長。
市民事業の支援策についてのご質問でございますが,本市におきましては,雇用の創出や女性の自立を支援する観点から,社会性や地域性のあるサービスを事業として起こしていくことを目指す市民に対しまして市民事業セミナーを実施してまいりましたが,ご指摘の制度を含め新たな支援策の早期実現に向けまして現在関係局及び関係機関と協議をしているところでございます。以上でございます。
都市整備局長。
安全な都市づくりに関するご質問でございますが,都市計画は都市の健全な発展と秩序ある整備を目的としており,阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ,震災に強い町づくりを進めることについても大変重要であると考えております。防災都市,安全な都市づくりにつきましては,市の総合計画,川崎新時代2010プランにおいても災害に強い都市形成を目指し防災都市づくりを推進することといたしております。また現在見直し作業中の地域防災計画や緑の30プランの中でも,オープンスペースや緑地の持つ防災機能について位置づけております。したがいまして都市計画としてこれらの計画と整合を図り,整備,開発または保全の方針及び市町村マスタープランを策定し,防災都市,安全な都市づくりを進めてまいりたいと考えております。以上でございます。
下水道局長。
市民との合意づくり並びに事業者責任についてのご質問でございますが,まず市民との合意づくりにつきましては,ご指摘のとおり市民とともに考え,下水道行政を進めることは大変重要なことと考えております。したがいまして行財政システムの改革の基本方針に基づいて今後検討してまいりたいと考えております。 次に悪質な下水を排除する事業場につきましては,生産工程における汚濁源となる物質の変更,削減及び事業者負担による除外施設の設置と,その適正な維持管理の指導を行っております。今後につきましても,引き続き適正な除外施設の維持と水質測定の実施など自主管理の徹底を図らせるとともに,事業排水の水質について継続的に監視指導を行ってまいります。以上でございます。
建築局長。
川崎市中高層建築物の建築に係る紛争の予防及び調整に関する条例に関連してのご質問でございますが,これまで中高層建築物の建築指導要綱の対象とはならない10メートル以下の建築物の相談につきましては,日照相談室にあわせて区役所の建築課が大きく機能してきたところでございます。したがいまして本条例が施行されましても,条例の対象とならない建築物につきましては,従来どおりの窓口で対応してまいりたいと存じます。なお,本条例施行に伴いまして,市民に対してわかりやすいリーフレットなどの作成を予定しておりますので,その中で日照相談室の案内も行ってまいります。以上でございます。
水道局長。
今後の水需要予測の考え方についてのご質問でございますが,先ほども申し上げましたとおり近年の渇水状況や今回の大震災の教訓等により,水は限りある資源であることを市民の方々も改めて認識されたことから,節水意識が広く浸透していること,また地球的規模の環境問題等から,市民の環境意識の向上による節水型社会への移行も今後の水需要に影響するものと考えております。今後の水需要予測につきましては,現在2010プランの具体的な実施計画となる第2次中期計画を策定中であり,これとの整合性を図ることはもとより,社会経済状況等の変化,川崎市の都市としての特殊性,節水型社会への対応等を踏まえ,使用者の実態調査を実施するなどして水需要構造をより的確に把握をし,正確を期してまいりたいと考えております。以上でございます。
尾畑議員。
それでは要望をさせていただきます。 WTO政府調達協定に関して担当助役に要望させていただきます。現在はWTO体制下で実務レベルの手続として,受けとめる機関は企画財政局の契約課並びに物品課で対応されていますけれども,今後さまざまな政策課題が出てくる中で,本市として地方自治の観点からどこが取り組んでいかれるのか重要になってくると考えます。今回政策的な面でお伺いするつもりでいましたけれども,今後の全庁的な課題として受けとめ,検討してくださるよう要望といたします。 次に市民局長ですけれども,市民事業の支援策については,市民バンク制度について来年度から実施されると理解してよろしいですね。 最後に都市整備局長に要望させていただきます。防災都市,安全な都市づくりから,オープンスペースとしての緑地の確保については今後の重要課題として認識されていることはわかりました。実施に進めていく上では市町村マスタープランの策定が大きな役割を果たし,これこそ川崎市の町づくりの主軸となるものと考えます。さきに質問いたしました川崎市住宅・宅地事業調整要綱についても,条例化できなかった原因は,国の上位法というよりも,むしろ市町村マスタープランがないことにあると考えます。今後は市町村マスタープランの策定に向け,早期に,かつ積極的な検討を強く要望しておきます。 議案については委員会の中でじっくり審議させていただきますので,これで質問を終わります。
以上をもちまして日程第1及び日程第2の各案件に対する各会派の代表質問は終わりました。これをもちまして代表質問を終結いたします。 ――――****――――
次に,議案の委員会付託についてでありますが,まず日程第1の案件中,報告案件の3件を除く各案件につきましては,お手元に印刷配付してあります議案付託表のとおり,それぞれの常任委員会に付託をいたします。 ………………………………………… 平成7年第6回川崎市議会定例会議案付託表(その1) 平成7年11月29日 ┌──────┬─────────────────────────┐ │付託委員会 │ 案 件 │ ├──────┼─────────────────────────┤ │ │議案第133号 川崎市個人情報保護審査会委員の選任 │ │ │ について │ │ │〃 第134号 川崎市公文書公開審査会委員の選任に │ │ │ ついて │ │第1委員会 │〃 第137号 平成7年度川崎市一般会計補正予算 │ │ │〃 第149号 平成7年度川崎市公共用地先行取得等 │ │ │ 事業特別会計補正予算 │ │ │〃 第150号 平成7年度川崎市公債管理特別会計補 │ │ │ 正予算 │ ├──────┼─────────────────────────┤ │ │議案第132号 川崎市消防団員等公務災害補償条例の │ │ │ 一部を改正する条例の制定について │ │ │〃 第138号 平成7年度川崎市競輪事業特別会計補 │ │ │ 正予算 │ │ │〃 第139号 平成7年度川崎市中央卸売市場事業特 │ │第2委員会 │ 別会計補正予算 │ │ │〃 第140号 平成7年度川崎市農業共済事業特別会 │ │ │ 計補正予算 │ │ │〃 第144号 平成7年度川崎市港湾整備事業特別会 │ │ │ 計補正予算 │ │ │〃 第147号 平成7年度川崎市生田緑地ゴルフ場事 │ │ │ 業特別会計補正予算 │ ├──────┼─────────────────────────┤ │ │議案第130号 川崎市生活文化会館条例の制定につい │ │ │ て │ │ │〃 第141号 平成7年度川崎市交通災害共済事業特 │ │ │ 別会計補正予算 │ │第3委員会 │〃 第142号 平成7年度川崎市母子寡婦福祉資金貸 │ │ │ 付事業特別会計補正予算 │ │ │〃 第143号 平成7年度川崎市公害健康被害補償事 │ │ │ 業特別会計補正予算 │ │ │〃 第145号 平成7年度川崎市勤労者福祉共済事業 │ │ │ 特別会計補正予算 │ └──────┴─────────────────────────┘ ┌──────┬─────────────────────────┐ │付託委員会 │ 案 件 │ ├──────┼─────────────────────────┤ │ │議案第131号 川崎市中高層建築物の建築に係る紛争 │ │ │ の予防及び調整に関する条例の制定に │ │ │ ついて │ │第4委員会 │〃 第135号 市道路線の認定及び廃止について │ │ │〃 第136号 新川崎地区都市拠点総合整備事業用地 │ │ │ の取得について │ │ │〃 第148号 平成7年度川崎市溝口駅北口地区市街 │ │ │ 地再開発事業特別会計補正予算 │ ├──────┼─────────────────────────┤ │ │議案第146号 平成7年度川崎市廃棄物海面埋立事業 │ │ │ 特別会計補正予算 │ │ │〃 第151号 平成7年度川崎市下水道事業会計補正 │ │第5委員会 │ 予算 │ │ │〃 第152号 平成7年度川崎市水道事業会計補正予 │ │ │ 算 │ │ │〃 第153号 平成7年度川崎市工業用水道事業会計 │ │ │ 補正予算 │ └──────┴─────────────────────────┘ ――――****――――
次に,日程第2の決算議案についてであります。 お諮りいたします。日程第2の決算議案20件につきましては,議員選出の監査委員である飯塚双葉議員,青山仁三議員の両議員を除く62名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し,これに付託の上審査をいたしたいと思いますが,ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
ご異議ないものと認めます。よって,そのように決定いたしました。 なお,ただいまの決算審査特別委員会は,明日30日の午前10時から本議場において開催をいたしますので,ご了承を願います。 ――――****――――
次に,
…………………………………………
意見書案第15号
銃器犯罪の撲滅に関する意見書
我が国の治安は,諸外国に比べて良好で,安全な国であると永年言われてきた。 しかしながら,最近,全国各地でけん銃を使用した凶悪犯罪が多発しており,発砲による死者数並びにけん銃の押収数も増加している。 神奈川県においても,善良な市民が犠牲になるなど,一般市民を巻き込む銃器犯罪は,平穏な社会生活に大きな不安と恐怖を与えており,一瞬にしてすべてを撃ち砕くけん銃を使用した犯罪は,断じて許されるべきものでない。 安心して暮らせる市民生活を取り戻し,銃器犯罪のない安全で明るい社会を守ることは,国民全体の願いである。 よって政府におかれては,国民の命と安全を守るため,銃器密輸入の水際での監視体制を強化するとともに,関係国との国際協力を図るなど,銃の取り締まり体制を徹底し,銃器犯罪を撲滅するよう強く要望するものである。 以上,地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。 年 月 日 議会議長名 内閣総理大臣 法務大臣 運輸大臣 あて 自治大臣 国家公安委員会委員長 …………………………………………
お諮りいたします。ただいまの意見書案につきましては各派共同提案でありますので,書記朗読等を省略し,直ちに起立により採決をいたしたいと思いますが,ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
ご異議ないものと認めます。よって,そのように決定をいたしました。 お諮りいたします。ただいまの意見書案第15号につきましては,これを原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔局長「総員起立」と報告〕
総員起立であります。よって,ただいまの意見書案第15号につきましては原案のとおり可決されました。 なお,ただいま議決を見ました意見書の取り扱いにつきましては,本職にご一任を願います。
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次に,
平成7年第5回定例会以降去る11月21日までに受理いたしました請願,陳情は,お手元に印刷配付してあります請願陳情文書表のとおりであります。 ………………………………………… 請 願 文 書 表┌──────┬─────┬─────┬──────────────┬───┐│ 件 名 │請願提出者│紹介議員 │ 要 旨 │付託 ││ │ │ │ │委員会│├──────┴─────┴─────┴──────────────┴───┤│受理No36 ││受理年月日 7.11.8 │├──────┬─────┬─────┬──────────────┬───┤│川崎区南部地│川崎区 │坂本 茂 │ 川崎区南部地区市立葬祭場(│ ││区市立葬祭場│田島地区町│栄居義則 │火葬場,斎場等の用地,関係す│第3 ││早期建設に関│内会連合会│宮原春夫 │る施設を兼ね備えた)建設につ│委員会││する請願 │ほか │小林貴美子│いては,早期に用地を決定し,│ ││ │ 14,588名│雨笠裕治 │一日も早く計画の実現に向けて│ ││ │ │増渕榮一 │,建設の促進が図られるよう請│ ││ │ │猪股美恵 │願いたします。 │ │├──────┴─────┴─────┴──────────────┴───┤│受理No37 ││受理年月日 7.11.10 │├──────┬─────┬─────┬──────────────┬───┤│(仮称)女性│中原区 │中尾治夫 │ 今日,目覚しい社会状況の変│ ││センター早期│川崎の男女│大場正信 │化の中で,男女共同参画社会の│第3 ││建設に関する│共同社会を│宮崎光雄 │実現を推進するためには,新し│委員会││請願 │すすめる会│栄居義則 │い機能を備えた女性センターの│ ││ │ほか38団体│佐藤洋子 │建設が急務になっています。様│ ││ │ │雨笠裕治 │々な運動を展開する女性たちの│ ││ │ │中川 啓 │活動の拠点となり,同時に調査│ ││ │ │ │・研究・資料の集積など,国内│ ││ │ │ │外のネットワークを築くために│ ││ │ │ │も必要不可欠ですので早期建設│ ││ │ │ │を請願します。 │ │├──────┴─────┴─────┴──────────────┴───┤│受理No38 ││受理年月日 7.11.15 │├──────┬─────┬─────┬──────────────┬───┤│川崎臨海部大│幸区 │中尾治夫 │ 現在,水泳競技会は市営施設│ ││規模サッカー│川崎水泳協│栄居義則 │の不備等の問題から,高等学校│第1 ││スタジアムに│会 │岩崎善幸 │は他都市のプールを借り,中学│委員会││,公認50メー│ ほか3名│雨笠裕治 │校では非公認のプールで実施し│ ││トル室内水泳│ │猪股美恵 │ています。 │ ││競技場を建設│ │森 宏一 │ 市は臨海部にサッカー場を核│ ││することに関│ │吉沢酉友 │にしたスポーツ文化ゾーンを設│ ││する請願 │ │ │定すると伺っていますが,大規│ ││ │ │ │模スポーツ施設の一環として,│ ││ │ │ │公認50メートル室内水泳競技場│ ││ │ │ │の建設を強く望みます。 │ │├──────┴─────┴─────┴──────────────┴───┤│受理No39 ││受理年月日 7.11.20 │├──────┬─────┬─────┬──────────────┬───┤│国際船舶制度│川崎区 │矢沢博孝 │ 今日,外航海運産業は空洞化│ ││と船員に対す│全日本海員│栄居義則 │を通り越して,消滅の途を進ま│第2 ││る国家助成制│組合川崎支│千葉美佐子│ざるを得ない岐路にたっており│委員会││度の早期実現│部 │市古映美 │,外航海運の維持・存続にとっ│ ││に関する請願│ │増渕榮一 │て従来とは異なった視点の政策│ ││ │ │小林貴美子│対応が必要とされています。 │ ││ │ │柏木雅章 │ 船員後継者の確保・育成を目│ ││ │ │ │的とした国際船舶制度と船員に│ ││ │ │ │対する国家助成制度の早期実現│ ││ │ │ │に向け,政府機関に意見書を提│ ││ │ │ │出してください。 │ │└──────┴─────┴─────┴──────────────┴───┘ ………………………………………… 陳 情 文 書 表┌──────┬─────┬────────────────────┬───┐│ 件 名 │陳情提出者│ 要 旨 │付託 ││ │ │ │委員会│├──────┴─────┴────────────────────┴───┤│受理No85 ││受理年月日 7.10.9 │├──────┬─────┬────────────────────┬───┤│第一セメント│川崎区 │ 当組合は,第一セメントが出す粉塵に度々│ ││による粉塵被│川崎金属工│悩まされてきました。また,周囲の組合,付│第2 ││害に関する陳│業団地協同│近の住宅にも被害が出ているとの話もありま│委員会││情 │組合 │す。 │ ││ │ ほか13名│ 私どもの実情を知っていただき改善される│ ││ │ │よう,事業主にご指導くださるよう陳情いた│ ││ │ │します。 │ │├──────┴─────┴────────────────────┴───┤│受理No86 ││受理年月日 7.10.11 │├──────┬─────┬────────────────────┬───┤│幸区幸町4丁│幸区在住者│ 幸区幸町4丁目37番地に建設計画中の(仮│ ││目37番地に建│ ほか5名│称)コートクマンション新築工事に関して,│第4 ││設計画のコー│ │工事協定が締結するまで市当局の手続きを留│委員会││トクマンショ│ │保されますよう,ご指導いただきたく陳情い│ ││ン(仮称)6│ │たします。 │ ││階建マンショ│ │ │ ││ンの工事公害│ │ │ ││及び環境悪化│ │ │ ││に関する陳情│ │ │ │├──────┴─────┴────────────────────┴───┤│受理No87 ││受理年月日 7.10.11 │├──────┬─────┬────────────────────┬───┤│民間医療機関│横浜市神奈│ 政府はもとより,地方公共団体としても診│ ││に関わる固定│川区 │療所の医師確保や開業医確保のための支援策│第3 ││資産税非課税│神奈川県保│が必要となっています。この支援策の一つと│委員会││の制度化を求│険医協会川│して,公的医療機関と同様に,民間医療機関│ ││めることに関│崎支部 │の固定資産税を非課税とするよう意見書を提│ ││する陳情 │ │出してください。 │ │├──────┴─────┴────────────────────┴───┤│受理No88 ││受理年月日 7.10.12 │├──────┬─────┬────────────────────┬───┤│多摩川河川敷│中原区 │ 市当局は多摩川河川敷内にハーフマラソン│ ││内への道路建│中原区上丸│コースを設置するとのことですが,地域住民│第1 ││設(いわゆる│子山王町2│にとっては寝耳に水であり誠に遺憾なことで│委員会││マラソンコー│丁目町会 │す。市民に対して具体的な説明をし,情報を│ ││スと呼ばれる│ほか265名 │明らかにしてください。また,地元住民との│ ││もの)反対に│ │合意が出来ないときには,この事業に着手し│ ││関する陳情 │ │ないことを約束してください。 │ │├──────┴─────┴────────────────────┴───┤│受理No89 ││受理年月日 7.11.8 │├──────┬─────┬────────────────────┬───┤│幸区小倉地内│幸区在住者│ 私達の近隣地に突然8階建てマンション建│ ││(仮称)マイ│ ほか1名│設計画が提示されました。近隣環境に与える│第4 ││キャッスル新│ │影響や工事上の問題も心配されますので,建│委員会││川崎新築工事│ │築主と近隣住民の交渉が妥結するまで建築確│ ││に関する陳情│ │認をしないでください。 │ │├──────┴─────┴────────────────────┴───┤│受理No90 ││受理年月日 7.11.13 │├──────┬─────┬────────────────────┬───┤│野川ゴルフ練│宮前区在住│ この度ゴルフ練習場用地に大型スーパーマ│ ││習場用地に複│者 │ーケットの出店計画が発表されましたが,多│第2 ││合的な公共施│ほか313名 │くの住民は出店規模の縮小とあわせ,計画敷│委員会││設の整備を求│ │地に公共性のある施設の設置を求めています│ ││めることに関│ │。市として買収など用地確保の手立てを講じ│ ││する陳情 │ │るとともに,その目途がつくまで開発・建築│ ││ │ │の許可を行わないでください。 │ │├──────┴─────┴────────────────────┴───┤│受理No91 ││受理年月日 7.11.20 │├──────┬─────┬────────────────────┬───┤│「消費税の増│川崎区 │ 消費税の5%の引き上げ法が反対を押し切│ ││税中止,食料│消費税廃止│って成立し,さらに「見直し」として再引き│第1 ││品の非課税実│川崎市各界│上げも予想されます。 │委員会││現」について│連絡会 │ 消費税の5%への引き上げを中止し,見直│ ││国への意見書│ほか40団体│し再増税をしないこと。また,当面食料品非│ ││提出を求める│ │課税をただちに実現することについて,国あ│ ││ことに関する│ │て意見書を提出していただくよう陳情します│ ││陳情 │ │。 │ │└──────┴─────┴────────────────────┴───┘ …………………………………………
ただいまの請願,陳情につきましては,文書表のとおりそれぞれの常任委員会に付託をいたします。 なお,この際お諮りいたします。ただいま付託をいたしました請願,陳情のうち,本会期中に審議未了のものにつきましては,議会閉会中の継続審査にいたしたいと思いますが,ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
ご異議ないものと認めます。よって,そのように決定いたしました。 ――――****――――
お諮りいたします。本日はこれをもちまして散会することとし,明日30日から12月7日までの8日間は委員会における議案審査等のため休会とし,次回の本会議は12月8日の午前10時から再開し,追加議案に対する議事を行いたいと思いますが,ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
ご異議ないものと認めます。よって,そのように決定いたしました。 ――――****――――
本日はこれをもちまして散会いたします。 午後4時46分散会
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